天正二年銘磨崖仏

更新日:2025年08月15日

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てんしょう2ねんめいまがいぶつ

天正二年銘磨崖仏

上音羽地区の旧道に面した幅約6mの花崗岩系の露頭に合計28体の仏像が彫られたもので、市内唯一の磨崖仏です。上段に8体、下段に20体、いずれも円形の面貌と長方形の体躯の輪郭が線刻され、それぞれ目鼻口と合掌手が表現されており、さらに「宗祐」「法印」「宗承」「甲、天正二年、戌、十一月十五日」の文字を判読することができます。死後の救済を願い、生きているうちに自らを供養する逆修を目的として天正2年(1574年)に作られたものと考えられます。

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