平縁半肉刻四獣鏡
更新日:2025年08月15日
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ひらえんはんにくぼりしじゅうきょう

市指定史跡「安威0号墳」の2号粘土槨内から石釧片や玉類などとともに出土した銅鏡です。縁の内側に波文帯をはさんで二条の鋸歯文帯があり、一段下がった内区との間に櫛歯紋と銘帯を配して外区を形成しています。銘は「□氏作竟 自有道明 而日月 世少有□治分守悉皆 在東王□王公 青龍在左 白虎居右 長保二親 宣□子」(「□」は不明。「少」・「皆」・「親」は逆字)とあり、円座をもつ四乳で等分した内区には、青龍と白虎を配し四獣を表しています。いわゆる斜縁四獣鏡とよばれる鏡群に位置付けられ(指定名称:平縁半肉刻四獣鏡)、後漢代のものとみられます。
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