人面付土器

更新日:2025年08月15日

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じんめんつきどき

人面付土器

目垣遺跡の発掘調査で出土した資料です。内面は中空で壺形土器の上半部に該当するとみられます。顔面はやや平坦に表し、眉と鼻は隆起させ、顎は三角状に尖らせており、目、口をヘラ状の工具で穿ち、内部まで貫通させています。また、両耳にはピアス状のものを付けていたと思われる小孔が認められます。頭上にある粘土帯は頭髪を表現したものと考えられます。ともにみつかった土器から弥生時代中期前半のものとみられ、稀少な事例として知られています。

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