あけずの櫃内キリシタン遺物一式

更新日:2025年08月15日

ページID: 67424

あけずのひつないきりしたんいぶついっしき

あけずの櫃内キリシタン遺物一式

大正9年(1920年)年9月、東家において「あけずの櫃」が開封され、その中身が明らかになりました。もともと母屋の屋根裏の梁にくくりつけてあるところを発見されたこの櫃には、重要文化財『紙本著色フランシスコ・ザビエル像』、府指定文化財『紙本著色マリア十五玄義図』をはじめ、禁教時代から受け継がれてきた様々なキリシタン遺物が納められていました。徳川幕府による禁教令の発布後、潜伏を余儀なくされながらも信仰を続けてきた人びとの信仰の深さと秘められてきた時の長さを伝えるものとして、極めて貴重な資料です。

天使讃仰図
あけず_キリスト磔刑像
メダイ1

※同櫃に納められていたキリシタン遺物の一部

メダイ3
この記事に関するお問い合わせ先


茨木市 教育総務部 歴史文化財課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所南館6階
電話:072-620-1686
ファックス:072-620-6100 
E-mail rekibun@city.ibaraki.lg.jp
歴史文化財課のメールフォームはこちらから