天正八年銘六地蔵板碑
更新日:2025年08月15日
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てんしょう8ねんめいろくじぞういたび

「天正九年銘十三仏板碑」とともに伝来したものです。花崗岩自然石の平坦な一面に計7体の尊像を配置した板碑で、最上段に阿弥陀如来らしき尊像が1体、その下に設けた二段の輪郭の中に6体の地蔵菩薩が刻まれています。6体のうち左上の1体は右手に錫杖を持ち、他の5体は合掌しています。「天正八庚辰」「十一月廿四日」の刻銘から天正8年(1580年)に作られたことがわかります。また、碑面の構成や像容、制作年などから十三仏板碑と同一の石工の手によるものと考えられています。
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