天正九年銘十三仏板碑

更新日:2025年08月15日

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てんしょう9ねんめいじゅうさんぶついたび

天正九年銘十三仏板碑

「天正八年銘六地蔵板碑」とともに伝来したものです。花崗岩自然石の平坦な一面に計13体の坐像を配置した板碑で、最上部に虚空蔵菩薩が1体、その下に設けた四段の輪郭の中に12体の尊像が刻まれています。「天正九年二月十五日」の刻銘があることから天正9年(1581年)に作られたことがわかります。追善供養、あるいは死後の救済を願い、生前に自らを供養する逆修(ぎゃくしゅ)という仏事にともなって建立されたものと考えられます。

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