魅力発見ツアー~物流の最先端を探る~

更新日:2021年12月15日

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10月14日(日曜日)に、魅力発見ツアーを開催しました。

 

当初は6月24日(日曜日)に開催予定でしたが、6月18日に発生した大阪北部地震により延期となり、ようやく開催することができました。

 

今回のテーマは、「物流の最先端を探る」。

 

当日は21名の方にご参加いただき、ヤマトグループの「関西ゲートウェイ」と、最新の無人輸送ロボットを導入した「プロロジスパーク茨木」を訪れました。

 

関西ゲートウェイ

 

関西ゲートウェイは、2017年10月に松下電器工場跡に竣工しました。

 

関西圏をはじめとした西日本エリアと東日本エリアをつなぐ結節点として、日本国内の主要都市間をスピーディかつ高効率な輸送ネットワークで結ぶ総合物流ターミナルです。

 

関西ゲートウェイ外観

関西ゲートウェイ外観

ヤマトの歴史

まずは、2019年に100周年を迎えるヤマトグループの歴史を、ヤマト運輸の創業から詳しく教えていただきました。

 

見学者ホール

続いて、見学者ホールに移動し、宅急便をはじめとしたヤマトグループのサービスに込められた思いや仕組みを映像で紹介してもらいました。

宅急便という呼び名はヤマトグループ固有のもので、他の運送会社では使用しないそうです。

見学者コリドー
見学者コリドー

ヤマトグループについて詳しく教えていただいた後は、見学者コリドーで実際に運ばれてきた荷物が仕分けされる様子を見学しました。

次々と流れてくる荷物が、自動で配達先のエリア別に仕分けされていく様子に、皆さん釘付けです。

最新の物流機器が導入されており、なんと1時間で最大4万8千個の荷物を仕分けすることができるようで、大阪府内複数エリアの宅急便は全てこの関西ゲートウェイに集約され、茨木市を含めた配達もしくは全国約70ヶ所にあるベースと呼ばれる仕分け施設に向けて輸送しているそうです。

見学者ホール

見学者コリドーの見学が終われば、見学者ホールに戻り、ヤマトグループのビジョンや物流が生み出す社会的な価値について、壁面に備え付けられた引き出しを開けながら知識を深めたり、

関西ゲートウェイお土産

指定されたものを箱から取り出すピッキング作業の体験をさせていただき、メモ帳やペンなどのお土産をもらいました。

集合写真

最後はみんなで集合写真。身近な宅急便をはじめとしたヤマトグループのサービスを詳しく知ることができました。

関西ゲートウェイは、個人や一般団体でも見学することができますので、興味のある方は下記リンクからホームページをご覧ください。

 

プロロジスパーク茨木

続いては、昨年に引き続き、彩都のプロロジスパーク茨木です。

プロロジスパーク茨木は、プロロジスという米国の不動産会社が建設した物流施設で、2016年9月に竣工しました。

今回は、2017年10月に最新の無人搬送ロボット「Butler(バトラー)」を導入したニトリの倉庫内を見学させていただきました。

プロロジスパーク茨木外観

プロロジスパーク茨木外観

オリエンテーション

まずは社員の方から、プロロジスとニトリについてそれぞれ説明していただきました。

ニトリ倉庫内
ニトリ倉庫内

プロロジスとニトリについて教えていただいたら、早速倉庫へ。

普段入ることができない倉庫内を案内していただきました。

エキスポシティ1.8個分という広さに、約1万2千種類・8万5千個もの商品が保管されているようで、上越~四国及び中国地方(山口県以外)の商品は、ここから発送されるそうです。

バトラー

今回の見学のメインが、この無人搬送ロボット「Butler(バトラー)」。
最新の無人搬送ロボットとして、新聞などで大きく取り上げられました。

少しわかりにくいですが、棚の下にルンバのようなロボットがあり、指定したものを自動で取ってきてくれるようで、バトラーの導入により作業効率は約4倍になったそうです。

充電式で、電池が減ってきたら自分で充電場所に行って充電をするそうです。

集合写真

最後は、元の場所に戻って集合写真を撮りました。

お土産もいただき、みなさん満足そうです。

最後に

近年、他にも多くの物流施設が茨木に進出してきています。

これは、茨木が港と都市部を結ぶ交通の便の良い立地(名神・新名神・中国道・近畿道と4つの高速道路が整備されており、車での長距離移動のアクセスがよい)にあるためで、今後も物流施設の進出が見込まれます。

参加いただいた皆さんからは、「茨木の魅力についてよくわかるツアーでした。」「2つの物流施設を比べられて勉強になりました。」「普段入ることができない施設に入ることができてよかった。」など、多くの嬉しい感想をいただきました。

今後も、より多くの人に茨木の魅力を知っていただけるようなツアーを企画して参りますので、ぜひご参加ください。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 企画財政部 まち魅力発信課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所本館3階
電話:072-620-1602 
E-mail machimiryoku@city.ibaraki.lg.jp
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