第2回魅力発見ツアー~世界を舞台に活躍する市内企業を巡る~

更新日:2021年12月15日

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8月23日(水曜日)に、市内外の小学生とその保護者を対象に第2回魅力発見ツアーを開催しました。

今回のテーマは「世界を舞台に活躍する市内企業を巡る」

当日は23名の方にご参加いただき、高石工業株式会社と日東電工株式会社茨木事業所「inovas(イノヴァス)」を訪れ、工場見学や施設見学、モノ作り体験や工作を行いました。

高石工業株式会社

高石工業株式会社は1948(昭和43)年に創業し、ゴムパッキン等の製造・開発を行っている会社で、ベトナムにも工場進出を果たしています。

近年、燃料電池車の水素補給施設である水素ステーション用のO(オー)リングを開発したことで世界的にも注目を集めている会社です。
 

当日は2班に分かれて、工場見学とゴムを加工するモノ作り体験を行いました。

高石工業工場見学

                  高石工業株式会社外観

高石工業製品

                        高石工業製品

高石工業工場見学

 

まずは工場見学。

ゴムを熱と圧力で加工する機械がたくさんあるところを見学させていただきました。
職員の方が1人で何台もの作業を行っており、その様子にみんな釘付けです。

ゴム冷却器

 

機械からシート状で出てきたものをまとめて冷却し、ひとつひとつのゴムパッキンにばらします。

 

 

ばらばらになったゴム

 

できあがりのゴムパッキンをみんなで触らせてもらいました。

ゴムパッキンの検査

 

出来上がったゴムパッキンの中には、不良品が紛れていることがあるので、ひとつひとつ人の目で確認し、不良品を取り除きます。

とても集中力のいる作業なので、子どもたちも静かに見学していました。

 

 

保管倉庫

 

不良品を取り除いたゴムパッキンを袋詰めにし、倉庫で保管します。

ここから全国、海外にも出荷されていきます。

 

モノ作り体験

 

続いて、ゴムを加工して行うモノ作り体験です。

まずは、好きな色の原材料のゴムを適量サイズにカットします。

 

 

金型

 

適量サイズにカットできたら、ゴムをかたちづくる金型に入れて、、、

ゴムの加工中

 

金型を機械で熱しながら、自分でレバーを引いて圧力をかけながら加工します。

レバーは意外と重かったけれど、みんな職員の人に手伝ってもらいながら頑張りました。

ゴムを冷やす

 

出来上がったら、水で冷やして完成です。

完成品

 

今回作ったのは、茨木童子がデザインされたゴムのキーホルダーです。
子ども達はみんな出来上がりに満足している様子でした。

 

他にも、オリジナルマウスパッドなどを作ることができるみたいです。
申込みをすれば誰でも体験することができるようなので、みなさんもぜひゴムの世界を体験してみてはいかがですか。

詳細は下記リンクへどうぞ

日東電工株式会社 茨木事業所 「inovas」

日東電工株式会社は1918(大正7)年創業以来、様々な製品を作り続け、両面テープなどの各種テープ、光学フィルム、医療材料などの分野では世界的に高いシェアを占めており、平成30年度には創業100周年を迎えます。

今回のツアーでは、平成28年3月に世界で活躍する社員を育てる場として茨木に設立された、研究開発と人財育成を一体的に行う融合施設「inovas(イノヴァス)」を見学させていただきました。

inovas外観

                         inovas外観

inovas内部

                          inovas内部

inovas集合写真

 

まずは職員の方のご案内でinovas内部を見学させていただき、みんなで集合写真を撮りました。

inovasはとても開放的で近代的なデザインで、参加者のみなさんも「おぉすごいな~」「こんな場所で働いてみたいな~」という声が漏れるほど素敵な施設でした。

inovas説明
作品見本

inovasの内部見学が終わったら、日東電工のグループ会社である「ニトムズ」のマスキングシールを使って好きなモノやキャラクターを表現し、暑中見舞いはがきを作りました。

 

このマスキングシールは貼ってはがすことができるタイプで、みんな大小いろんな色のシールを自由に使って、思い思いのはがきを作りました。

 

おじいちゃん・おばあちゃん宛に作ったり、お父さん・お母さん宛に作ったり、みんな個性あふれる素敵なはがき作りに夢中になって、時間があっという間に経ってしまいました。

 

最後に、市制施行70周年となる平成30年1月1日までのカウントダウン写真を撮らせていただきました。

カウントダウン写真

 

平成29年1月1日から12月31日までの1年間、皆さんが感じている茨木の好きなところや茨木での思い出とともに撮らせていただいたカウントダウン写真を市ホームページに掲載していますので、ぜひ下記リンクからご覧ください。

最後に

茨木にも世界を舞台に活躍する企業があるということを知ってもらうため、今回のツアーを実施しました。

また、夏休みということもあったため、対象を小学生と保護者に限定し、小学生にも「茨木にはこんなすごい企業があるんだ」ということを知ってもらい、今後の学びとしてもらえればと思います。

ご参加いただいたみなさんからは、「実際に体験や工作等できたことが学びにもなり楽しかった。」「茨木にある企業を子どもと一緒に知ることができてよかった」などといった感想をいただきました。

今後も、より多くの人に茨木の魅力を知っていただけるようなツアーを企画して参りますので、ぜひご参加ください。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 企画財政部 まち魅力発信課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所本館3階
電話:072-620-1602 
E-mail machimiryoku@city.ibaraki.lg.jp
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