医薬連携による糖尿病性腎症重症化予防事業

更新日:2024年06月24日

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糖尿病性腎症は早期に適切な治療をうけることで、将来的に腎不全から人工透析に至るリスクを下げることが可能です。

茨木市では、糖尿病性腎症患者のうち透析導入前段階にある患者に対し、糖尿病性腎症を原疾患とした透析導入患者を減少させる目的で、薬局薬剤師が患者の通院する医療機関と協力しながら患者の自己管理を支援する糖尿病性腎症重症化予防事業を平成29年度から実施しています。

対象者選定基準

2型糖尿病で茨木市内の医療機関に通院治療しており、主治医から実施に問題ないと判断されたのち、普段利用する茨木市内の薬局の薬剤師からの本プログラム説明によって実施同意が得られた方としています。性別、治療内容は問いません。
以下の基準を満たした人をプログラム対象者としています。

<対象基準>

  1. 茨木市国民健康保険加入中の方
  2. 40 歳以上75 歳未満の方
  3. 糖尿病性腎症2 期~3 期の方
  4. 糖尿病性腎症1 期であっても主治医によって進行リスクが高いと判断された方
  5. 茨木市内の薬局を利用している方

対象者募集人数

10人

参加者の糖尿病重症化予防事業プログラム概要について

糖尿病腎症患者のうち透析導入前段階にある市民に対し、生活圏にある地域薬局の薬剤師が、市民が通院する医療機関と連携して6 回にわたり患者の自己管理を支援します。

支援をおこなう薬剤師は、プログラム実施のための特別研修を受けたのち、患者の生活改善に向けた行動目標の設定を助け、6 回にわたり参加者の病気に対する取り組みを支援します。

 

  1. 主治医が、プログラム参加が妥当と判断する対象者に対象者の受診のタイミングでプログラムを勧奨します。
  2. 対象者は、主治医からプログラムの簡単な説明とともに案内文書(患者説明リーフレット「対象者へのご案内」)を受け取った後、薬局で薬剤師から詳細の説明を受け、薬局で同意書に署名します(同意をされた方は参加者となります)。
  3. 参加者は、薬局でのプログラムに対するオリエンテーションを受けた日からおおむね1 か月後より、薬剤師から6 回の支援を受けます。
この記事に関するお問い合わせ先

茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
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