子どもの歯と口に関するFAQ
更新日:2025年01月07日
大切なお子さんの歯を守るために。

歯のケアはいつごろから始めたらいいの?
歯が生えて来た時が歯みがきを始めるタイミングです。ナイロン毛の歯ブラシでやさしくみがきましょう。
仕上げみがきを嫌がります
・ 機嫌のいいタイミングで1日1回はしっかりみがきましょう。
・ 食後すぐなど習慣にする
・ 仕上げみがき用歯ブラシはブラシ部が前歯2本文の大きさ、毛の硬さは「やわらかい」ものを使う
・ 力が入りすぎないように、鉛筆持ちでみがく
・ 歯ブラシで歯肉をゴシゴシみがかないように注意
歯が生える前にしてあげたほうがいいことはある?
お風呂に入った時など、きげんのいいタイミングで、お口の中にママやパパの指を入れて歯ぐきやほっぺたの内側を触ると歯ブラシの導入が容易です。日々の生活の中でお顔に触れることも効果的です。
歯磨き剤はいつから使えばいいの?
歯が生え始めてきたら使うことができます。
フッ素入りの歯みがき剤はむし歯予防効果が非常に高いです。この機会に歯医者さんで使用方法を聞いて購入しましょう。
指すいはやめたほうがいい?
乳児期は気にする必要はありません
指すいをしていても、吸っている時間の長さや吸う力など、その様子はお子さんにより様々です。色々な条件が重なった結果、歯ならびや噛み合わせに影響が出てしまう場合があります。自然に衰退していく場合もありますが、3歳を過ぎても指すいを続けている場合は、かかりつけ歯科医に相談しましょう。
歯が生えるのが遅いような気がします
人により様々ですが、平均で6~8か月くらいから生えてきます。
茨木市では1.8歳から歯科健診がおよそ1年おきにあります。健診まで様子をみるか、歯科医院へご相談ください。
小児歯科でなくても乳児を診てくださる歯科医院はあります。事前にお問い合わせを。
歯ぎしりをします
小学校に入るまでには衰退して行く場合はあります。日中歯ぎしりをする事があれば、飲み物を飲ませる等、気を逸らせるといいです。夜間は気にする必要はありません。
フッ素を使ったほうがいいの?
フッ素(フッ化物)は自然界に広く分布している自然元素の一つです。むし歯予防に非常に効果的で、歯の質を強くする、初期のむし歯を修復する、むし歯菌の働きを抑える働きがあります。
歯の生え始めから使えるため、使用量に注意し、寝る前の仕上げ磨きなどに応用しましょう。
たばこの害について
家族の喫煙は子どものむし歯を増やすという報告があります。
むし歯の発生率は喫煙していない家庭と比較すると、1.5倍~2.1倍にもなるそうです。ニコチンは、むし歯菌に作用して歯に付着しやすくなり、酸を多く作らせます。カドミウムは、歯の結晶化を妨害し、歯が酸に弱くなります。また、喫煙後も約60分間は口から呼出炎が出ているため、子どもの前で吸わないから害は無いというわけではありません。
愛煙家の方はお子さんのために禁煙を考えてみませんか?
家族みんなで歯医者さんにほめられる歯を目指しましょう
歯の健康を守るために、いつでも気軽に相談できて頼れる歯医者さんを見つけておくと安心です。悪くなってからではなく、予防のためにもかかりつけ歯科を持ち、定期的に受診しましょう。
ご自宅では、お子さんには月齢にもよりますが、毎食後仕上げ磨きの習慣を。
大人は毎食後の歯磨き+歯間ブラシとデンタルフロスでお口の健康を守りましょう!

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茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
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