COPD(慢性閉塞性肺疾患)
更新日:2021年12月15日
COPDは、主として長期の喫煙によってもたらせる肺の炎症性疾患で、咳・痰・息切れを主訴として緩徐に呼吸障害が進行します。
かつて、肺気腫、慢性気管支炎と称されていた疾患が含まれます。
COPDは、喫煙が最大の発症要因であり、禁煙により予防可能であるとともに、かつ、早期発見が重要であることから、これらについての認知度の向上を目標としています。
COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease
COPDって何?
COPDの原因の90%はタバコ煙によっており、喫煙者の20%がCOPDを発症するとされています。
特に、女性は男性よりタバコ煙に対する感受性が高く、女性喫煙率の増加によって、男女ともに喫煙が最大の発症リスクとなっています。
我が国のタバコ消費量は近年減少傾向にありますが、過去のタバコ消費による長期的な影響と急速な高齢化によって、今後、さらに罹患率、有病率、死亡率の増加が続くと予想されています。
日本における40歳以上のCOPD有病率は8.6%といわれており、茨木市では約20,000人と推定されます。
COPDの認知度の向上
令和4年度 20歳以上の者の80%以上
引用:健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料
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