乳がん検診
更新日:2024年04月01日
「乳がん検診に関するメリット・デメリット」をよく読んだ上で、乳がんの早期発見、早期治療のために2年に一度、乳がん検診を受けましょう。また、健康管理の一環として、日頃からご自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、もし気になる変化があれば、検診の時期を待たずにすぐに医療機関を受診しましょう。
対象となる人 令和6年(2024年度)
令和6年(2024年)4月1日時点で40歳以上になる茨木市民かつ女性(2年度内に1回受診可能)。
以下に該当する方は、健診チケットや無料クーポン券を持参されていても検診の対象外となり、受診できません。
- 現在、乳がんの治療中及び経過観察中、もしくはその可能性で、定期的に医療機関を受診されている人。
- 明らかな自覚症状を有する人。特に、「しこり」や「乳頭からの血液のような分泌液」の症状がある人。(ただちに乳腺外科等のある医療機関で保険診療による診察を受けてください)
- 妊娠中、または妊娠の可能性のある人。
- 授乳中、または卒乳して1年未満の人。
- ペースメーカー、VPシャント等、胸壁皮下に装着や手術をしている人。
- 豊胸術をしたことがある人。
茨木市へ転入された人へ
受診時に必要な「茨木市健診チケット」は、転入された翌年または翌々年の4月ごろ(※)にお送りしますが、今年度中に受診を希望される場合は、発行処理を行いますので、保健医療センター(072-625-6685)へご連絡いただくか、以下のリンクから電子申請してください。
※転入時の年齢により異なります。
西暦奇数年度生まれで、令和6年4月1日時点で40歳以上の人は、5月上旬までにお送りする「茨木市健診チケット」をご利用ください。
検査内容
検診の内容は以下のとおりです。
- 問診
- 視診および触診(必要に応じ実施)
- マンモグラフィ検査
実施場所と申込方法
- 委託医療機関
- 茨木市保健医療センター
- 巡回検診(コミュニティセンター等)
なお、受診時には有効期限内の「茨木市健診チケット」が必要となりますので、忘れずにお持ちください。
委託医療機関
受診可能な医療機関は「委託医療機関一覧」をご覧ください。
委託医療機関での健(検)診は、実施人数・期間等が各々異なります。
受診前に必ず各医療機関へ電話していただき、受診可能かどうかご確認をお願いいたします。
特に、例年2~3月は大変混みあいます。
各医療機関へのお問い合わせ・ご予約はお早めにお願いいたします。
茨木市保健医療センター・巡回検診
- センターに配車される検診バスの車内で受診していただきます。
- 申込方法:予約受付期間内に、電話(072-625-6685)、ウェブサイト「茨木けんしん予約システム」、または茨木市保健医療センター1階窓口(平日午前8時45分~午後5時15分)で予約受付を行っています。
- 定員に達し次第、受付を終了します。
- 巡回子宮がん・乳がん検診は、市内の公民館等で、保健医療センター同様にバス車内で検診を受けていただきます。
- 令和6年(2024年)度の日程・予約受付期間等については、以下のファイルのとおりです。
令和6年(2024年)度子宮がん・乳がん検診日程等一覧 (PDFファイル: 90.3KB)
結果通知
委託医療機関で受診した場合
受診した医療機関で結果通知を受けてください。
茨木市保健医療センターまたは巡回検診で受診した場合
約1か月後に結果をご自宅へ郵送します。
検査費用
800円
下記の項目にひとつでも該当する人は、検査費用が無料となります。
- 検診受診日に70歳以上の人
- 生活保護受給者(生活保護受給者証の提示が必要)又は中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付を受けている人
- 市民税非課税世帯(世帯全員の市民税が非課税である世帯)の人
※事前に市民税課への申告、および保健医療センターへの免除申請が必要です。いずれかをしていない場合は有料となります。
乳がん検診(マンモグラフィ検査+視触診)に関するメリット・デメリット
マンモグラフィ検査とは
乳房をプラスティックの板ではさんで平たくし、乳房専用のX線装置で乳房全体を撮影する検査です。基本的に1方向から2方向撮影します。
メリット
2.検査の感度(がんをがんだと判断できる精度)は80%前後だといわれています。
3.乳がん以外に乳房の良性疾患なども発見されることがあります。
デメリット
1.X線による放射線の被曝があります。ただし、自然のなかで浴びる放射線と同程度なので、健康に重大な影響を及ぼすことはありません。
2.乳房を平たくしてはさむので痛みを伴うことがあります。
3.乳腺密度の高い人や若い人の場合、発見しにくいことがあります。
視触診とは
医師が目で乳房を観察してくぼみがないか、手で触れてしこりがないか、リンパ腺が腫れていないか、乳頭から分泌物が内科などを観察する方法です。触診で発見できるものは、ある程度大きくなったしこりです。
メリット
1.しこりを見つけることで、がんを発見する可能性があります。
2.針を刺したり薬を使用しないという点で、身体に負担がかからないようになっています。
デメリット
マンモグラフィ検査と併用して実施する必要があります。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
健康づくり課のメールフォームはこちらから