胃がん検診(胃バリウム検査・胃カメラ検査)
更新日:2024年10月26日
胃がんの死亡率は低下してきましたが、胃がんになる人は減っていません。早期に発見すれば高い確率で治すことができます。早期発見、早期治療のために検診を受けましょう。
胃部エックス線(バリウム)検査に加え、令和6年11月1日から胃内視鏡(胃カメラ)検査を始めます。
胃内視鏡(胃カメラ)検査と胃部エックス線(バリウム)検査の受診間隔について
胃内視鏡(胃カメラ)検査か胃部エックス線(バリウム)検査のどちらかを選択して受診してください。
- 前年度に胃部エックス線(バリウム)検査を受診した場合、今年度の胃内視鏡(胃カメラ)検査は受診可能。
- 前年度に胃内視鏡(胃カメラ)検査を受診した場合 、今年度は 胃部エックス線(バリウム)検査・胃内視鏡(胃カメラ)検査 ともに対象外 。
- 同一年度内の胃部エックス線(バリウム)検査・胃内視鏡(胃カメラ)検査の両方受診は不可。
★胃内視鏡(胃カメラ)検査の結果、十分に観察できなかった場合について
胃内視鏡(胃カメラ)検査の再検査については、医師の判断により保険診療または全額自費での受診となります。また、茨木市胃がん検診の受診は2年後に可能です。
●胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)について
バリウムを飲む胃のエックス線検査です。
そのため、検診後は下剤の服用が必要となります。
バリウムアレルギーの人は、受けることが出来ません。
バリウムを服用後、検診台に乗りエックス線撮影を行います。(検診台では、左向き・右向き・うつ伏せ・仰向け・立位と姿勢をかえてエックス線撮影を行います。)
胃の全体像が把握できます。
対象となる人 令和6年(2024年)度
令和6年(2024年)度中に40歳以上になる人。
妊娠中の人は受診できません。
胃がん等の胃の疾患で治療中・経過観察中の方は受診できません。
すでに胃の痛みなどの自覚症状がある場合は、検診を待たずに、保険診療(有料)で医療機関を受診してください。
検査内容
問診・胃部エックス線(バリウム)検査
実施場所と申し込み方法
「巡回胃がん検診」として市内公民館等で受診できるほか、5月以降毎月、茨木市保健医療センターでも受診できます(共にスケジュール指定あり)。
※胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)は、委託医療機関での実施はありません。
なお、受診時には有効期限内の「茨木市健診チケット」が必要となりますので、忘れずにお持ちください。
巡回胃がん検診
公民館等に検診バスを配車して、胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)を実施します。
- 最新の、開催場所と日程、予約受付期間の詳細は、毎月発行される広報をご確認ください。
- 申込方法:予約受付期間内に、電話(072-625-6685)、茨木市保健医療センター1階窓口(平日午前8時45分~午後5時15分)、またはウェブサイト「茨木けんしん予約システム」から予約できます。
- 定員に達し次第、受付を終了します。
- 令和6年(2024年)度の日程・予約受付期間等については、以下のファイルのとおりです。
令和6年(2024年)度巡回胃がん検診日程一覧 (PDFファイル: 99.9KB)
茨木市保健医療センター
特定健診・後期高齢者医療健康診査と同時に受診する場合
健診を予約していただく際に、あわせて胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)の受診の希望があることをお伝えください。
予約方法については、以下のリンク「特定健康診査・後期高齢者医療健康診査を茨木市保健医療センターで受診するには」を参照してください。
特定健康診査・後期高齢者医療健康診査を茨木市保健医療センター等で受診するには
胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)のみを受診する場合
- 最新の、開催場所と日程、予約受付期間の詳細は、毎月発行される広報をご確認ください。
- 申込方法:予約受付期間内に、電話(072-625-6685)、茨木市保健医療センター1階窓口(平日午前8時45分~午後5時15分)、またはウェブサイト「茨木けんしん予約システム」から予約できます。
- 定員に達し次第、受付を終了します。
- 令和6年(2024年)度の日程・予約受付期間等については、以下のファイルのとおりです。
令和6年(2024年)度胃がん検診・巡回胃がん検診日程一覧 (PDFファイル: 252.9KB)
注意事項
胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)を受診される人は、下記の注意事項をお守りください。
- 受診日前日は、夜10時頃までに夕食を済ませてください。お茶・お水は、就寝前まで飲んでもかまいません。
- 検査当日は、脱水予防・胃粘膜除去目的のため、検査2時間前まで(検査会場に着く2時間前まで)にコップ1杯程度の水(約200ml)を飲んでください。以降は検査が終わるまで何も飲んだり食べたりしないでください。(ガム・アメも不可)
タバコは朝起きてから、検査が終わるまでは吸わないでください。 - 血圧等の薬を毎朝服用している人は、朝7時までに、上記の水で服用してください。ただし、糖尿病の薬(内服薬やインスリン注射)は、低血糖を起こすことがあるため、検査当日の朝は使用しないでください。
- 受診日当日、金具やボタンの付いているものは脱いで頂く必要があります。検査着は準備しておりませんので、できるだけ更衣しなくてよい服装でお越しください。ズボンやスカートは、少しずらす必要がありますので、ウエストにゴムの入っているものでお越しください。
- 当日の体調や、問診の結果により検査をお断りする場合があります。事前にお送りする注意事項をよくお読みください。
結果通知
特定健診・後期高齢者医療健康診査と同時に受診した場合
- 茨木市国民健康保険にご加入されている人には、健診結果を活用していただけるよう、保健師等専門職による『健診結果説明会』を実施しています。健診結果とがん検診結果通知をあわせて説明会でお渡しします。
- 茨木市国民健康保険以外の健康保険にご加入の人には、約1か月後に、健診結果とがん検診結果通知をあわせてご自宅へ郵送します。
胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査)のみを受診した場合
- 約1か月後に結果をご自宅へ郵送します。
(受診者数によって、結果の送付が多少遅くなることがあります。)
胃部エックス線(バリウム)検査費用
500円
ただし下記の項目にひとつでも該当する人は、検査費用が無料となります。
- 検診受診日に70歳以上の人
- 生活保護受給者(生活保護受給者証の提示が必要)中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付を受けている人
- 市民税非課税世帯(世帯全員の市民税が非課税である世帯)の人
※事前に市民税課への申告、および保健医療センターへの免除申請が必要です。いずれかをしていない場合は有料となります。
●胃がん検診(胃内視鏡(胃カメラ)検査)
口または鼻から胃の中に内視鏡(細い管についたカメラ)を入れ、胃の内部を直接観察する検査です。
カメラで胃を観察できるため、小さな病変だけでなく、出血なども詳細に確認することができます。検診医の判断で保険診療(有料)として生検(組織の一部を切り取って、顕微鏡で観察する検査)を行うことがあります。
市の胃内視鏡(胃カメラ)検査では眠った状態(鎮静薬の使用)、痛み止めの薬(鎮痛薬)を使用した検査はできません。
鼻から内視鏡を入れる場合、鼻出血を予防する薬を使用します。局所麻酔を使用する場合もあるため、薬に対するアレルギーのある人は医師に必ず相談してください。検査の際に使用する薬によって、副作用が起きることもあります。
対象となる人 令和6年(2024年)度
受診日時点で50歳以上の人。2年に1回の受診です。
ただし、以下に該当する人は対象外とします。
- 茨木市民ではない人
- 今年度、茨木市胃がん検診(胃部エックス線(バリウム)検査または胃内視鏡(胃カメラ)検査)を受診した人
- 胃がんや胃内視鏡(胃カメラ)検査で検査する部位(食道・胃・十二指腸球部)を治療中、もしくは市の胃がん検診以外で1年以内に胃内視鏡(胃カメラ)検査を受けた人
- 明らかな自覚症状がある人
- 検診、人間ドック、胃部エックス線(バリウム)検査、胃がんリスク検診(ABC 検査)等で、異常を指摘され精査目的の人
- 妊娠中、あるいは妊娠している可能性がある人
- 病気の種類にかかわらず、入院中の人
- 胃全摘術後の人
- 抗血栓薬や抗血小板薬(血をサラサラにするお薬)等の薬剤で治療中の人(お薬手帳を持参ください。)
- 検査に使用する各種薬剤にアレルギーのある人
- のど・鼻などに重篤な疾患や手術歴があり、内視鏡の挿入ができない人
- 眠った状態(鎮痛薬の使用)や痛み止めの薬(鎮静薬)を使った検査を希望される人
- 呼吸不全、心疾患(急性心筋梗塞・重篤な不整脈など)のある人
- 明らかな出血傾向またはその疑いのある人
- 血圧が極めて高い人 ※高血圧の人は検査直前に血圧を測り、受検の可否を判断します。
- 医師が全身状態等を総合的に判断し、検査を行わないとされた人
- 検査に関して同意が得られない人
検査内容
問診・胃内視鏡(胃カメラ)検査
※経口内視鏡(口から検査する)の場合と経鼻内視鏡(鼻から検査する)の場合があり、医療機関によって検査方法は異なりますので、事前に医療機関にご確認ください。
実施場所と申込方法
胃内視鏡(胃カメラ)検査は委託医療機関のみで実施します。委託医療機関にて予めご予約のうえ、ご受診ください。
茨木市保健医療センターや巡回車検診では実施しません。
また、胃がん検診を受ける医療機関に初めて受診される人は、検査説明・内服薬等の確認のため、事前受診が必要な場合があります。
なお、受診時には有効期限内の「茨木市健診チケット」が必要となりますので、忘れずにお持ちください。検診に引き続いて実施した場合の生検(組織の一部を切り取って、顕微鏡で観察する検査)は保険診療(有料)となるため、健康保険証またはマイナンバーカードもあわせてご持参ください。
注意事項
受診日前日や受診当日の飲食・処方薬等の内服・注射薬使用、また当日の服装等については検査を受ける医療機関の指示に従ってください。
結果通知
検査終了後に検査の概要については検査医から説明があります。胃内視鏡(胃カメラ)検査は、ダブルチェックの結果を踏まえ最終的な総合判定をするため、後日改めて検査医から判定結果をお伝えします。(検査結果は約1か月後にわかります。)
胃内視鏡検査費用
2,000円
ただし下記の項目にひとつでも該当する人は、検査費用が無料となります。
- 検診受診日に70歳以上の人
- 生活保護受給者(生活保護受給者証の提示が必要)中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付を受けている人
- 市民税非課税世帯(世帯全員の市民税が非課税である世帯)の人
※事前に市民税課への申告、および保健医療センターへの免除申請が必要です。いずれかをしていない場合は有料となります。
地図情報
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
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