高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施
更新日:2026年06月26日
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施とは
令和2年4月に「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」という新たな制度が始まりました。
茨木市でも、後期高齢者の医療保険者である大阪府後期高齢者医療広域連合と協力し、令和3年より事業を開始しています。高齢者が住み慣れた地域で可能な限り、自立した生活ができるように、保健事業と介護予防の両面から、健康増進とフレイル予防を進めていきます。
フレイルってなんだろう?
高齢になって心身の活力が低下した状態を「フレイル」と言います。フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源として作られた言葉です。フレイルには「社会的フレイル」「身体的フレイル」「心理的・認知的フレイル」の3つの種類があり、お互いに影響しあっていると考えられています。
健康寿命を延ばすために
多くの人は、健康な状態からフレイルの段階を経て要介護状態に陥ると考えられています。健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。健康寿命を延ばすためには、フレイルの兆候を早期に発見することがとても大切です。
「外出の回数が以前よりも減った」「固いものが食べられなくなった」「歩く速度が以前よりも遅くなってきた」といった場合は、フレイルの危険信号が灯っていると考えられます。
このような兆候を早期に発見して日常生活を見直すなどの正しい対処をすれば、フレイルの進行を抑制したり、健康な状態に戻すことが出来ると言われています。
フレイルを予防しよう
茨木市の取り組み
🔵🔴身体のこと🔵🔴
後期高齢者の健診時、問診票の中でフレイルの可能性が高いと思われる方に、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)のご案内をお送りしています。
なかでも、フレイルの可能性が非常に高い方に対しては、長寿政策課もしくは地域包括支援センターから総合事業利用勧奨を行います。希望者にはリハビリテーション専門職や管理栄養士による訪問を行います
●血圧のこと
血圧が160/100mmHg以上となる75~79歳の方には受療勧奨通知を送付し、受療の報告がない方に対し、地区保健福祉センター保健師が個別に訪問・電話等による保健指導を行います。
🔵🔴栄養のこと🔵🔴
後期高齢者の健診時、6か月で2~3kg以上の体重減少があったり、BMI※が20以下の方に健康づくり課や長寿政策課から栄養相談のご案内をしています。
中でも、栄養相談を希望される方には管理栄養士が訪問や電話等を行います。
※BMIとは…身長と体重の比率で肥満度を判定する方法のこと
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
🔵🔴お口のこと🔵 🔴
後期高齢者の健診や歯科健診で口腔機能低下の恐れがあり、過去1年間歯科受診がない方や定期的な歯科健診を受けられていない方に対し、オーラルフレイル予防教室等、口腔機能改善に関するご案内をしています。
🔵🔴その他🔵🔴
前年度健診を受診しておらず、医療受診なし、要介護認定がない等の健康状態が不明な方に対し、健診受診勧奨や質問票を送付しています。必要に応じ、訪問等を実施し、医療や介護等のサービスにつなげます。
🔵🔴通いの場等の取り組み🔵🔴
高齢者の通いの場に医療専門職が伺い、フレイル予防に関する健康教育や健康相談を行っています。フレイル予防の普及啓発・促進に取り組んでいます。
例:筋肉量測定(フレイルチェック・予防)、栄養についての講話、歯科衛生士による口腔機能測定等。
後期高齢者健康診査・歯科健康診査を受診しましょう
病気はできるだけ早く気づき、速やかに適切な治療を受けることが出来れば、悪化を防ぐことができ、回復も早く軽症ですむことが多いと言われています。
定期的に医療機関に通っている方、自覚症状がない、1年間健診を受けていない方も健診を受けましょう。
1年に1回の健診でご自身の健康状態を把握しましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
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