Vol.4杉山さん(まどか茨木)

更新日:2021年12月15日

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介護ファンタジスタ第4弾は、介護付き有料老人ホームのまどか茨木に勤める杉山さんです!


昨年、設立10周年を迎えた「介護付き有料老人ホームまどか茨木」は、アットホームという言葉がとてもよく似合う温かいホームです。

ホームの周りには、入居者の方が育てられた野菜や花が咲き、ホーム内では、いろいろな演奏会や音楽を取り入れたリハビリの他に、「書道」や「絵手紙」などバラエティにとんだアクティビティを毎日行い、入居者のみなさんに楽しんでいただいています。

10周年記念の際には、10日間、毎日、日替わりでイベントをされたそうです!

入居者のみなさん、おひとりおひとりとのコミュニケーションを大切に、笑顔あふれるホームを目指しています。

まどか茨木に勤める杉山さんの写真
まどか茨木10周年記念樹の写真

「まどか茨木」に勤務して6年目の杉山さんは、3年前からホームのサービスリーダーとなり、新規職員の育成やホーム内でのイベントに関わる仕事などをされています。

仕事の中で嬉しかったことは?

「ホームの10周年記念のイベントの時のことです。

期間中は、スタッフがデザインしたお揃いのTシャツを着て仕事をしたり、準備からスタッフ全員が関わって、入居者の方にも一緒に祝っていただくことをコンセプトに、みんなで色々なイベントを考えました。

そんな中で、ある入居者の方から

「明日は何をするんだろう?明日が楽しみ」

と言っていただけました。

日々の生活で、少しずつできないことが増えていく中で、「明日を楽しみ」にしていただけたことはとても嬉しかったです。」

 

お話を聞く中で、ホーム=家として、「心地よく」、「安心していられる所」にしようという思いが伝わってきました。

日々の小さな関わりの中からも「安心」と「笑顔」を探す、杉山さんの取組みをご紹介します!

まどか茨木の職員が利用者と写っている写真

介護職として働いていて1番の思い出は?

受け持っていたフロアから別の階に異動することになったとき、いつも話していた入居者の方が悲しんでくださったことです。

「この方の最期まで自分がみるんだ。」という思いがあったので、自分も悲しかったですね。

でも、移った先のフロアでも新しい知識を得て、自分の関わっていたことが全てじゃなかったんだと、成長できました。

サービスリーダーとなって、元のフロアに戻ったときに、その方が覚えていてくださって、手を振りかえしてくださったのが、とても嬉しかったです。

まどか茨木の建物内の様子

仕事の中での大変さはどんなところですか?

仕事を始めた頃は、勉強したことが正しいと思っていましたが、入居者の方は人それぞれで、学んだこととのギャップに悩みました。

でも、仕事をしていく中で、レスポンスが直に伝わる面白さを知っていきました。

施設内で心がけていることは?

職員同士、「挨拶」を一日の始まりと終わりに必ず行うようにしています。

朝には、一緒にフロアを担当する人と、入居者の方の「一日の生活を守る」ことの確認、終わりにはお互いにきちんと連携できたお礼を込めて。

信頼できる関係を持つことで、安心して一緒にホームを支えていくことが出来ています。

職員の杉山さんが資料を確認している写真

「私だけのこだわり介護術」はありますか?

その方をよく知り、見る。

お一人おひとりに今まで生きてこられた歴史があります。ホームに来られる前のこと、過去を知ることを大切にしています。

朝食のメニューなど小さなことでも、生活習慣をご本人やご家族から聞くことで、これからホームで暮らしていく安心感に繋げていけたらと思っています。

人生の大先輩として尊敬の気持ちを常に忘れず、お手伝いをさせていただいています。

まどか茨木の職員が写っている写真

これから介護職を目指す皆さんにメッセージを!

始めはわからないことも多く、戸惑うこともあると思いますが、自分が出来ること(笑顔でいること、元気でいること)それを大切にしてください。

知識は仕事をしていればついてきますが、自分の入った時の気持ちを忘れず、成長してください。

この記事に関するお問い合わせ先

茨木市 健康医療部 長寿介護課
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大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所本館2階(14番-①・②窓口)
電話:072-620-1637・1639
ファックス:072-622-5950 
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