Vol.7松下さん(ヘルパーハウス茨木駅前)
更新日:2021年12月15日

市内で輝く介護職員とその魅力を紹介する「介護ファンタジスタ」!
7人目は「ヘルパーハウス茨木」の松下さんをご紹介します。
介護保険制度発足と同時に事業を開始した「ヘルパーハウス茨木」は、
「茨木市で暮らす方々が、最後まで安心して、楽しく暮らしていく支えとなりたい」という想いの元、
沢山の方々の人生を応援・支援してこられました。
介護の技と経験はもちろん、職員同士がサービスのことを一緒に悩み、考え、
「在宅を支える」という、同じ目標と目的に向かって行く「熱い集団」
その中で、管理者として奮闘される松下さんを直撃しました!

事務所の中での仕事だけでなく、「現場」にも多く出かけます。
どんなお仕事をされていますか?
訪問介護の管理者兼サービス提供責任者をしています。
利用者の方にどのように訪問介護を提供するかという「訪問介護計画」を、ケアマネジャーの方と一緒に組み立てる仕事です。
自分でも現場に行って、サービスを提供しますし、初めての利用者さんの所へ行くときは、ヘルパーさんに同行して、援助の仕方を一緒に考えます。

颯爽とバイクにまたがって、出発!

ヘルパーハウス茨木の事務所内の様子。同じフロアの中にケアマネジャーのスペースもあります。
あなたの事業所のいいところ、アピールポイントは?
利用者のことを1番に考えて、意見を出し合える。
スタッフ同士で寄り添えている。
当たり前ですが、法令遵守を大切にしているので、職員も安心して仕事ができる。
・・・とたくさんあります(笑)
訪問中に困ったことが起きると事務所に連絡しますが、必ず誰かがいて、同じ訪問介護の職員でなくても、デイサービスの職員やケアマネジャーも助け船を出してくれます。
ヘルパーさんは、訪問しているときは、ほとんどが一人きりですが、行き詰った時にいつでも手を差し伸べてくれる人がいることで、孤立せず、安心して仕事が出来ています。
利用者さんについての話はずーっとできますね。
他の職員が一緒に悩んでくれる、一人で抱え込まない環境が出来ているので、「在宅を支える」という、同じ目標と目的に向かって行ける。
熱い集団だと思います!

介助の仕方について、定期的に研修を行っています。普段の介助への意識をヘルパー全員で共有します。

解決が難しいことは、ヘルパー、デイサービス、ケアマネジャーの管理者が集まり、お互いに知恵を出し合います。
どんな人が介護職に向いていると思いますか?
大変なときもありますが、失敗したときに「次はどうしようか。こうしたらどうだろう。」と考えられる人だと思います。
人と接することが好きな人もそうですが、考えることが好きな人、みんなと一緒に考えられる人は、次に向かっていけますから。

1階にあるデイサービスセンターで干し柿作りをされる利用者の方。季節に合わせた取り組みは、皆さん楽しんでされています。

デイサービスでのご飯は、厨房で手作りしています。厨房のある所は珍しいのだとか。

誇りを持てる仕事を
ヘルパーハウス茨木を運営する法人代表者、橘さんにもお話を伺いました。
橘さん:事業の経営状態が良いということは、職員みんなが誇りとしている仕事が広がるということ。
自分の仕事に誇りを持ってほしい。自分たちが良い仕事だと感じていなければ、利用者さんには見抜かれます。
利用者さんは、敏感ですから。
「質の高いサービスを提供している事業所」だと周りに認められることは、利用されている方々も安心されます。
「良い仕事をいかに広めるか。」をこれからも考えていきたいと思っています。
これから介護職を目指す皆さんにメッセージを!
介護は奥が深く、大変な所もありますが、とてもやりがいがあります。
自分を成長させてくれて、その成長が利用者さんやスタッフ間でも役に立ち、今後の人生で、とてもいい経験ができます。
まずはチャレンジしてみてください。介護でしか得ることができない喜びやきっと良い事がありますよ。

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