令和6年度茨木市介護ファンタジスタ Vol.3

更新日:2024年11月27日

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Vol.18 小林つばささん(庄栄エルダーホームヘルプステーション)

19人目は、「庄栄エルダーホームヘルプステーション」に勤務されてる、小林つばささんをご紹介します!

庄栄エルダーホームヘルプステーションの小林つばささん
庄栄エルダーホームヘルプステーションの小林つばささん

普段どんなお仕事をされていますか?

ホームヘルパーとして、利用者様のお宅に伺い、調理・洗濯・ごみ捨て・買い物・入浴や排せつの介助など、日常生活のお手伝いを行います。その他にも、事業所内のシフト調整、勉強会の準備、ケアマネジャーへの実績報告など、事務作業も行っています。
短期大学を出てすぐに他市の訪問介護事業所で6年間ヘルパーとして働いたのち、今の職場に移って3年目になりました。

今のお仕事に就かれたきっかけはなんですか?

就職活動中は、「人の為に働けるサービス業」と言うざっくりとした職種で就職先を探していましたが、なかなかやりたいことが見つからなかったんです。
そんな時に、父親からの勧めで介護の基礎知識や技術を得るための「初任者研修」を受講し、これをきっかけに介護の仕事に興味を持つようになりました。そして、最終的に今の仕事を選ぶ決め手となったのは、「同居の祖母に安心して自宅で最期まで生活してもらいたい」という思いでした。その後、初任者研修を受けた学校の勧めもあり、訪問介護事業所に就職しました。

介護のお仕事で嬉しいことや辛いことはありましたか?

嬉しいこととしては「あなたがくるとほっとする」と、訪問を心待ちにしていただくことでしょうか。他にも、家事の知識を楽しそうに教えてくださったりすると、「もっと利用者様のお力になりたい!」という思いが強くなり、活力が湧いてきます。訪問中は利用者様とたくさんお話ができて、私の方が元気をいただいているくらいです。
辛いこととしては、利用者様から厳しいお言葉をいただく事があると、へこんでしまうこともありました。それでもめげずに寄り添うことで、利用者様も段々と心を開いてくれて、困っていることを話してくださるんです。厳しいお言葉の裏には、不安や焦りなどの背景があったんだと気が付くんですよね。
もし業務で悩み等があっても、いつも支えてくれる同僚がいて、一人が抱える問題をみんなで共有し解決します。独りじゃないという心強さから、辛い事があっても抱え込まずに、踏ん張る事が出来ました。

あなたのお仕事を一言で表すと?

利用者様とケアマネジャーの「橋渡し役」ですね。
訪問のサービスを行うだけでなく、実際に必要だと思うサービスや、環境、体調の変化などをケアマネジャーに伝えることで、利用者様の安全・安心につなげることができる、大切な役割だと思います。
私自身忘れっぽい性格なので、すぐにメモを取るように工夫したり、業務の効率化やペーパーレス化を進める為に、ビジネスチャットアプリや介護用ソフトを活用したりと、ステーション全体で取り組んでいます。私自身これからもっと成長して、信頼される人材を目指して頑張ります!

最後に、介護職の魅力を教えてください!

利用者様一人ひとりと向き合うことで、色々な考え方や経験を得ることができる点ですね。介護の仕事は、知識やスキルを身に着けて、長く働けば働くほどハマっていくお仕事です。また、どんな職場でも独りではないので、これから介護職にかかわる方には、失敗を恐れずに色んなことに挑戦しながら楽しんでほしいと思います。
あと余談ですが、節約術や掃除道具、家電選びに強くなります(笑)。ヘルパーを始めたばかりのころは、一人暮らしの際に身につけた家事レベルでスタートしましたが、研修や利用者様からのアドバイスのおかげで、少しずつレベルアップしています。ヘルパーによって得意なサービスが違うので、それを選んで働くことができるのも魅力の一つですね。
私の事業所では、現在登録ヘルパーや常勤ヘルパー、サービス提供責任者などが大勢在籍しており、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方が可能なので、家庭も大切にしながら長く働ける職場です。予約不要で毎月2回、12:00~16:00で「エルダーお仕事博」というイベントを開催しているので、茨木・高槻で介護のお仕事を始めたい方、転職をお考えの方など、どなたでもお気軽にお立ち寄りください!

この記事に関するお問い合わせ先

茨木市 健康医療部 長寿介護課
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電話:072-620-1637・1639
ファックス:072-622-5950 
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