介護保険制度Q&A

更新日:2021年12月15日

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なぜ、介護保険制度が必要なのですか。

介護問題は老後最大の不安要因

今後、高齢化の進展にともなって、寝たきりや認知症の高齢者が急速に増えることが見込まれています。また、介護が必要な期間が長期化したり、介護する家族の高齢化などが進んでおり、家族による介護だけでは十分な対応が困難となってきています。こうした中、今日、介護問題は、国民の老後生活において最大の不安要因となっています。

こうした不安や問題の解消を図り、今後、急速に増加することが見込まれる介護費用を将来にわたって国民全体で公平に負担する仕組みの確立が求められています。

介護保険制度によって何がどう良くなりましたか。

利用しやすく公平で効率的な社会的支援システムの実現

  • 介護保険制度は、老人福祉と老人医療に分かれている高齢者の介護に関する制度を再編成し、利用しやすく公平で効率的な社会的支援システムを構築するものです。
  • 利用者本位の制度として、自らの選択に基づいたサービス利用が可能となりました。
  • 高齢者介護に関する福祉サービスと医療サービスの総合的・一体的な提供が可能となりました。
  • 公的機関のほか、多様な民間事業者の参入促進が図られ、効率的で良質なサービス提供が期待できます。
  • 社会的入院の是正などにより医療費のムダが解消されます。

国民の8割強が賛成

  • 平成7年に総理府が実施した高齢者介護に関する世論調査では、国民の8割強(賛成46.7% どちらかといえば賛成35.6%)が介護保険制度の創設に賛成しています。
    
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