特定保健指導
更新日:2024年04月01日
特定健康診査の結果、内臓脂肪症候群などメタボリックシンドロームの予防が必要な特定保健指導の対象の皆様へ、生活習慣の見直しなどの支援を行っています。
メタボリックシンドロームは、おなかまわりに脂肪がつく内臓脂肪型肥満にプラスして、高血糖、脂質異常、高血圧といった生活習慣病の危険因子をあわせ持つ状態です。これらは、生活習慣を見直し、内臓脂肪を減らすことで予防することが可能です。
この特定保健指導は、平成20年度から開始し、対象となられた方の約半数がご利用くださるサービスとなり、ご利用の方から、「生活習慣改善のきっかけにできた!」などの前向きな意見をいただいております。
保健師・管理栄養士が健診結果の活用方法をお伝えさせていただくために平成27年度からは、健診結果説明会を開始しました。
また、個別に面接・訪問の場でもお話させていただくことも可能です。
ぜひ、個々の生活に応じた生活習慣病の予防のためにご活用ください。
対象となる人
茨木市国民健康保険に加入している人で、特定健康診査の結果、生活習慣病のリスクが高く、また生活習慣の改善で予防が期待できる人。
(判定基準は国の基準に基づきます)
保健指導実績(令和4年度報告)
特定健診 | 特定保健指導 | |||
対象者数(人) |
受診者数(人) |
対象者数(人) |
終了者(%) |
|
茨木市 |
32,246 |
10,116 | 941 | 67.1 |
大阪府 |
1,215,864 | 380,207 | 44,582 | 17.0 |
全国 (令和3年度報告) |
53,801,976 | 30,389,789 | 5,262,265 | 24.6 |
特定保健指導における感染防止対策について
- 面接時間を指定することで、混雑を避けています。
- センターの玄関や、面接室にアルコール手指消毒液を設置しています。
- 常時、部屋の換気を行っています。
- 使用する机や椅子、物品等は1名ごとに消毒をしています。
- 従事者はマスクを着用し、対面でお話しする時は仕切り板を使用しています。
来所時の注意事項
- 混雑を避けるために来所時間を指定しておりますので、必ず指定された時間にお越しください。
- 面接当日は自宅での検温、来所時の手洗い・手指消毒にご協力お願いします。
- 個人の判断によるマスクの着用を尊重しますが、状況によりマスクの着用をお願いすることがあります。
- 風邪の症状や37.5度以上の発熱がある場合は必ず事前に電話等でご連絡ください。別日への振り替えをご案内します。
※ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学教室との協働について
茨木市では、市民の皆様の健康づくりの一環として、効果的な保健指導介入に関する研究を大阪大学との協働により実施しています。
具体的には、「モデル化された受療行動促進モデルを用いた生活習慣改善保健指導」について研修を受けた保健師が保健指導介入を行うことは、一般的な保健指導介入に比べて、健診結果データの改善効果があるかを検証することを目的としています。
「モデル化された受療行動促進モデルを用いた生活習慣改善保健指導」は、これまで既に生活習慣病のハイリスク者を対象とし受療行動促進効果が立証されている保健指導方法です。より効果的な保健指導介入に取り組むことで、市民の皆様の生活習慣病の予防に取り組んでいきたいと考えています。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
健康づくり課のメールフォームはこちらから