感染性胃腸炎にご注意ください!
更新日:2025年09月04日
ノロウイルス食中毒とは
・もともとノロウイルスで汚染された食品(カキやアサリ等の二枚貝等)や調理従事者の手指を介してノロウイルスで汚染された食品を摂取することにより起こります。ノロウイルス食中毒は1年中発生しますが、特に寒い時期に流行します。
・ノロウイルスに感染した人の便やおう吐物を触った手が触れたものや、おう吐物から浮遊したウイルスが直接口に入ることで人から人へ感染します。
潜伏期間
・感染から症状が現れるまで、24~48時間です。
症状
・主な症状は、はき気、おう吐、下痢、腹痛、発熱等ですが、感染しても症状が出ない人もいます。
・乳幼児や高齢者はおう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも注意が必要です。
予防のポイント
●手洗いの徹底
・トイレの後、調理をする際や食事の前には、流水と泡立てた石けんで爪の間から手首まで2度洗いでしっかり手洗いをすることが重要です。ノロウイルスにはアルコール消毒は効かないため、石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。
・正しい手洗い方法について、大阪府のリーフレットをご確認ください。
●十分に加熱する
・食品は中心部までしっかり加熱しましょう(中心温度85~90℃で90秒以上加熱)。
●消毒
・使用後の調理器具や調理台は洗浄、消毒しましょう。塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)や熱湯での煮沸(85℃で1分以上)が有効です。
・塩素消毒液の作り方や消毒方法は、厚生労働省のリーフレットをご確認ください。
●健康管理
・腹痛や下痢などの症状がある方は食品を直接取り扱う作業を避けてください。
・おう吐や下痢などの症状がある場合は、脱水症状に気を付け、自己判断で市販の下痢止めなどの薬をむやみに服用せず、医療機関を受診しましょう。
関連情報
・ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)〈外部リンク〉
・ノロウイルス等の食中毒予防のための適切な手洗い(厚生労働省)〈外部リンク〉
https://www.youtube.com/watch?v=z7ifN95YVdM
・冬場に多いノロウイルス食中毒(大阪府)〈外部リンク〉
https://www.pref.osaka.lg.jp/o100110/shokuhin/shokutyuudoku/norovirus.html
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茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
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