令和7年5月15日 春日小学校で戦争経験者が講演
更新日:2025年05月30日
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5月15日、春日小学校で、平和学習の一環として戦争を経験した八崎輝義さん(92歳)が、春日小学校6年生児童に講演を行いました。
八崎さんは春日小学校在学中に太平洋戦争を経験。戦時中の自身の経験を話すことで、平和の尊さや戦争を繰り返してはいけないということを学んでほしいと母校で講演を行っており、今回で25回目の開催となりました。
講演では、戦地へ行く先生を駅まで見送ったことや、午後の授業が中止となり消火訓練や手旗信号の訓練等戦争のために訓練を行っていたことなど、戦時中の小学校での生活を中心に話した八崎さん。当時の写真や資料も用いて戦争の悲惨さを児童らに伝えました。めったに聞くことができない戦争経験者の話を聞く児童らの表情は真剣そのもので、自分たちと同じ年頃に八崎さんが経験したことに聴き入りました。講演を聞いて児童は、「戦争をしてはいけないということを改めて感じた」と話しました。
講演を終えて八崎さんは、「自分の体験したことを伝えることによって、児童らが戦争について考えるきっかけになって欲しい」と話しました。
※この記事では漢字「崎」を使用していますが、正しくは「たつさき」です。