令和7年5月8日 春日丘小学校の児童が茶摘みとお茶づくりを体験
更新日:2025年05月13日
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5月8日、春日丘小学校の3年生児童88人が、総合学習の一環として、茶摘みとお茶づくりを体験しました。
茶摘みを行ったのは、平成3年に学校の生け垣を整備した際、校庭沿い約50mに約400本植えられたお茶の木(ヤブキタ)の茶畑。平成5年から毎年行われているこの茶摘みを児童たちはとても楽しみにしており、人気の行事となっています。
児童らに茶摘みを指導するのは、近所に住むボランティアの皆さん。「上から3枚目までの葉を摘み取ってください」と葉の摘み方についての指導を受けた児童らは、約20分間かけて一生懸命お茶の葉を摘み取り、「いっぱい取れた」や「この葉大きいよ」などと笑顔で言い合いました。
その後、児童らは家庭科室に移動し、早速摘みたての葉でお茶作りに取りくみました。大きな鍋でかき混ぜるように煎り始めると、すぐに教室内がお茶の香りでいっぱいに。煎り終わった後のお茶の葉を木綿の袋に入れ、児童らは一人ずつ力いっぱい揉みました。体験を終えた児童は、「お茶づくりの大変さを知ることができた」と話しました。
お茶はこの後さらに2週間乾燥させて、再度煎り、ようやく完成する見込みです。後日、3年生がお茶パーティを開催し、お世話になった地域の人を招いて、自分たちの手で作ったお茶の味を楽しむ予定です。