令和7年2月22日~3月15日 HUB-IBARAKI ART PROJECT 2024 の展覧会を開催

更新日:2025年03月14日

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2月22日から3月15日までの金・土・日曜日に、公益財団法人茨木市文化振興財団が、茨木市市民総合センター(茨木市駅前四丁目6―16)で、「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2024」の展覧会を開催しています。

アーティストが茨木市での滞在期間を経て作品を発表する「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2024」では、滋賀県在住の美術家・井上唯を招聘し、春から冬にかけて茨木市の山間部を中心にリサーチを実施。リサーチを通して浮かび上がった「循環」というテーマを来場者と共に考えるアートプロジェクトとして展覧会と複数の関連プログラムを開催しています。

会場となるクリエイトセンター1階喫茶・食堂スペースでは、水尾地域に伝わる「雨乞いの龍」を再現した作品や地元の酒造りに使用される酒米である三島雄町の稲藁で縄を綯って繋げて制作した「根/ROOTS」のほか、市内各地で撮影し編集した映像作品等が展示されています。

作品に使用されている竹や稲藁などの自然素材は、リサーチ期間に出会った市内のさまざまな地域の方々から譲り受け、制作過程では市民ボランティアが応援にかけつけるなど、アーティストと市民の共創によるアートプロジェクトになっています。

また、展覧会終了翌日の3月16日には、作品が土に還っていく過程を作品と捉え、出展作品の一部と作品制作の過程で生じた素材をすべてに土に還す「とんど焼き」を実施します。訪れた人は「雨乞いの際に巨大な龍を作成していたという伝承が興味深かった。作品が建物の中から外へ飛び出していて迫力があった」と話しました。

【概要】2月22日(土曜日)~3月15日(土曜日)金・土・日のみ開催、12時~18時(最終日は15時まで)、3月16日(日曜日)には作品を土に還す「とんど焼き」を開催、入場無料。