令和7年1月24日 文化財防火デーを前に消防訓練を実施
更新日:2025年02月04日
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1月26日の文化財防火デーを前に、市消防本部が、市指定文化財の西国第二十二番 高野山真言宗 総持寺(総持寺一丁目6-1)で、消防訓練を行いました。
この訓練は、文化財施設における火災対応能力の向上と、防災体制の整備や防災対策強化の再確認に加え、市民の文化財愛護意識を高めるため、市内にある文化財を対象に毎年実施しているものです。
訓練は、総持寺薬師堂内から出火し、西からの強風により本堂への延焼危険があるという想定で行われ、タンク車などの消防車両4台、消防職員22人が出動しました。消防職員指導のもと、同寺職員が水消火器を使用した初期消火訓練や、文化財の搬出訓練を行い、その後、実際の火災さながらの迅速な動きで消防用ホースを延長して放水を行いました。
消防訓練に参加した同寺住職は、「訓練を重ねていくことが予防につながると考えています。今日の勉強を糧に、今後も文化財の維持に努めていきたいです」と話しました。