2月15日 省エネ・省CO2を目指して エコグランプリいばらきを開催
更新日:2021年12月15日
15日、ローズWAMのWAMホールで、エコグランプリいばらきの公開審査と表彰式を行いました。
これは、省エネ・省CO2に取り組んでいる市民・事業者・学校・市民団体などの知恵と工夫を広く紹介することで、これからの低炭素ライフスタイルを推進することを目的とした、初めての取り組みです。
これまでに取り組んできたことを紹介する「チャレンジ部門」と、今後取り組みたいことや広く知ってもらいたいことを提案する「アイディア部門」の二部門合わせて21組の応募があり、その中から「チャレンジ部門」6組、「アイディア部門」5組が公開最終審査で発表を行いました。公開審査では、プロジェクターを使ってプレゼンテーションを行い、3分という短い時間でそれぞれの取り組みや提案を力強く発表していました。
審査員による協議の間には、家庭の省エネエキスパート・宇田吉明さんによる環境市民講座「なっとく!クイズで楽しむ省エネ講座」を開催しました。来場者は、○×クイズに参加しながら楽しく省エネについて学んでいました。
審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、森口智美さんの「ダンボールコンポストで生ごみリサイクル!~楽しくごみ削減~」。市販の生ごみ処理容器を使わず、ダンボールの箱におがくずやもみがら、水を生ごみと一緒に入れ、たい肥にする取り組みです。審査委員からは、身近で環境にやさしく、「やってみたい」と思う取り組みである点で高い評価を受けました。
また、林裕子さんの「我が家のエコライフ」と株式会社創造舎の「エコカフェ~究極のエコ出店を目指して~」が優秀賞に選ばれるなど、各賞の受賞者には会場から大きな拍手が贈られました。
さらに、会場のロビーでは、応募のあった全組の提案内容パネルを見て、来場者がシールを貼って投票するフロアー審査が行われました。一番多くのシールを集めたフロアー賞には、最優秀賞の森口さんが選ばれました。
来場者は、「どの発表者も、環境に対して意識の高い人ばかりで驚きました。環境にやさしいことを知っているだけではなく、発表者の皆さんのように、実行に移すことが大切だと強く感じました。明日から、自分にもできることを実践してみたいです」と話していました。

最優秀賞に選ばれた森口さんの発表

来場者によるフロアー審査の様子