1月26日 重要文化財から出火想定 本番さながらの消防訓練を実施

更新日:2024年02月05日

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文化財防火デー1
文化財防火デ-2
文化財防火デー3

 

26日の文化財防火デーに合わせて、市消防本部が、国指定重要文化財の真言宗御室派大門寺(茨木市大字大門寺97番地)で、消防訓練を行いました。

この訓練は、文化財施設における火災対応能力の向上と、市民の文化財愛護意識を高めるため、市内にある文化財を対象に毎年実施しているものです。

当日の訓練では、1,253年の歴史を誇る大門寺内からの出火を想定して行われ、火災発生の通報を受けた最寄りの山手台分署などから、消防車両4台、消防職員13人が出動し、実際の火災さながらの迅速な動きで消防用ホースを延長して放水を行いました。

その後、消防職員指導のもと、同寺職員が文化財の搬出訓練や、水消火器を使用した初期消火訓練も行いました。

消防訓練に参加した同寺住職の添野大真さんは、「今回の訓練を通して、より一層文化財を守るという気持ちが強くなりました」と訓練の重要性を実感した様子でした。