1月24日 文化財防火デーに先立ち 本番さながらの消防訓練を実施

更新日:2023年01月31日

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文化財防火デー1
文化財防火デー2
文化財防火デー3

 

26日の文化財防火デーに先がけて24日、市消防本部が、真宗大谷派茨木別院(別院町3-31)で、消防訓練を行いました。

この訓練は、文化財施設における火災対応能力の向上と、防災体制の整備や防災対策強化の再確認に加え、市民の文化財愛護意識を高めるため、市内にある文化財を対象に毎年実施しているものです。

当日の訓練では、246年の歴史を誇る国登録有形文化財の真宗大谷派茨木別院内からの出火を想定して行われ、火災発生の通報を受けた最寄りの消防署などから、消防車3台、市消防職員11人が、同寺職員からの情報収集を基に、迅速な動きで消防用ホースを延長して実際に放水を行いました。その後、消防職員指導のもと、同寺職員が宝物(ほうもつ)の搬出訓練や、水消火器を使用した初期消火訓練を実施しました。

消防訓練に参加した同寺職員は、「今回の訓練を通して、防火対策を一層強化していきたいと感じました。歴史ある文化財を皆さんと協力して守っていきたい」と訓練の重要性を実感した様子でした。