6月25日 男女共同参画週間記念講演会を開催

水無田気流さんの講演の様子
講演会の様子

茨木市は、25日(日曜日)、市立男女共生センターローズWAM(茨木市元町4-7)で、詩人・社会学者の()無田(なした)気流(きりう)さんを講師に招き、講演会「「居場所」のない男、「時間」がない女~共に幸せなときを過ごすために~」を開催しました。この講演会は、6月23日~29日の男女共同参画週間を記念して、男女が互いにその人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合える社会を目指すために、毎年実施しているものです。

講演会で、水無田さんは、日本の男性は仕事にまい進する結果、地域や家庭に居場所がなく、社会的孤立に陥りやすいという「関係貧困」を紹介しました。また、女性は婚活、妊活など様々なリミットに追われ続け、社会で活躍するには時間が足りなくなってしまうという「時間貧困」を指摘し、漫画版「逃げるは恥だが役に立つ」においての家事労働のあり方についても考察しながら、今後、男女が共に幸せなときを過ごすためには社会制度の見直しが必要だと語りました。

これらの問題を乗り越えるために、水無田さんは「女性を企業のメンバーにし、男性を家庭・地域社会のメンバーにするなど、これからは働き方の改革、暮らし方の改革が必要になる」と述べて講演を終えました。

参加した男性は、「水無田さんの話を聞いて、早いうちから退職後のことを考えておくことが大事だと感じました。自分もこれから新しいつながりを探していきたいです」と話し、また女性は「男性も積極的に家事に参加することの大切さを改めて感じました。今回のように、男性や女性の現況などを詳しく知ることができる講演をこれからもたくさん開催してほしいです」などと感想を話し、水無田さんの熱い思いが会場に伝わった様子でした。