安全に運動・スポーツをするポイントは?
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するためには、一人一人が不要不急の外出を自粛し、他者との接触を8割程度減らすことが必要とされています。
一方で、身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポーツを行うことが必要です。
屋内で行えるスポーツの紹介や、屋外で安全にスポーツを行うためのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

屋外で安全にスポーツを行うためのポイント
スポーツを始める前に行うこと
- 体温の測定
始める前に体温が平熱であるか確認し、これより高めの場合は屋外での運動は行わないようにしましょう。 - 体調の確認
次のどれか1つでも当てはまる場合は屋外での運動は行わないようにしましょう。
・咳(せき)、のどの痛みなど風邪の症状
・だるさ(けんたい感、息苦しさ)
・においや、味がいつもと違う
・その他(体が重く感じる、疲れやすい等)
感染予防の基本的な対応
- 十分な距離の確保
運動・スポーツの種類に関わらず、運動・スポーツをしていない間も含め、感染予防の観点から、周囲の人となるべく距離を空けてください。
感染予防の観点からは、少なくとも2mの距離を空けることが適当とされています。 - マスクの着用
運動やスポーツを行う上で支障がある場合を除き、できるだけマスクの着用をお願いします。屋外でも人が多いところを避け、三つの密(密閉、密集、密接)のいずれかに該当する場所を極力避けるようにお願いします。
このような場所で運動・スポーツを行う場合、マスクを着用するかどうかは、運動・スポーツを行う方の判断とします。なお、マスクを着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に影響を及ぼす可能性があることや、体温を下げにくくなって熱中症になりやすくなることに注意をお願いします。また、息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休憩を取る等、無理をしないでください。 - 手洗いの実施
スポーツをする際は、汗をかいたりして、タオルで顔を拭くことがありますが、その際に手が顔(口)に触れたりすることも考えられます。ですので、屋外から帰宅した場合だけでなく、出かける前や、途中で一休みする際にも手洗いを行いましょう。 - こまめな水分・塩分の補給
運動・スポーツの実施の際は、熱中症対策の観点からもこまめな水分・塩分の補給をお願いします。また、スポーツドリンクなどを飲む際には、複数の方との飲み回しは控えましょう。
ウォーキング、ジョギングを行う場合の留意点
- 一人または少人数で実施
感染予防の観点から、一人または少人数で行うようにしましょう。 - 人が多い場所を避ける
公園などでウォーキングを行う際には、すいている時間や場所を選んで行いましょう。 - 他の人との距離の確保
屋外であっても、他の人となるべく距離をとってウォーキングやジョギングをしましょう。
感染予防の観点からは、少なくとも2mの距離を空けることが適当とされています。
ジョギングは、ウォーキングに比べて運動の強度が高く、呼気が激しくなりますので、ウォーキング以上に他の人との距離をとるようにしましょう。 - 位置取り等
前の人の呼気の影響を避けるため、可能であれば前後一直線に並ぶのではなく、並走する、あるいは斜め後方に位置取るようにしましょう。すれ違うときも、なるべく互いの距離をとるようにしましょう。
その他の運動・スポーツ(筋トレ・ヨガなど)
筋トレ・ヨガ等は、動画やリーフレット等を活用し、自宅で行いましょう。
また、その場合は、こまめに換気を行いましょう。
記録の保存
外出自粛の中で自身の生活リズムが守られているかをチェックする意味で、日々のウォーキングやジョギングの状況を記録しておきましょう。途中で店舗等に立ち寄った場合は、立ち寄った店舗等も記録しておきましょう。
その他の留意点
- 熱中症の予防
高温、多湿、風がない(弱い)、日射 しが強いといった条件が重なる日は熱中症の発症に注意が必要ですので、このような場合には屋外での運動を見合わせるようにしましょう。熱中症は、屋外だけでなく、屋内でも発症することがあります。こまめな水分・塩分の補給、休憩の確保、風通しの良い服装や着帽、屋内では空調の使用等に気を付けるようお願いします。
マスクを着用して運動やスポーツを行った場合、体温を下げにくくなって熱中症になりやすくなることに注意をお願いします。また、息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休憩を取る等、無理をしないでください。 - 高齢者、基礎疾患のある人等について
重症化リスクの高い高齢者、基礎疾患等のある人については、運動やスポーツを行う前に、かかりつけ医に相談しておくことが適当です。特にマスクを着けて運動やスポーツをする場合には、マスクをしないときに比べて身体への負荷が著しく大きくなる可能性がありますので、かかりつけ医の意見を踏まえ、無理のないよう健康安全を第一にお願いします。 - 周囲の人への思いやり(エチケット)
外出している人の中には、食料品の買い出しや通院等のやむを得ない理由がある人もいます。こうした人たちから見れば、通常と比べて呼気が激しくなりやすい運動やスポーツをしている人が近くを通った場合に、感染しないか不安になる場合もあります。ウォーキングやジョギングで人が集まる場所を通過する際には、マスクを着用いただく、バンダナのような布で口と鼻を覆っていただく、呼気が激しくならないよう運動強度を落としていただく等、やむを得ない理由で外出している人への配慮をお願いします。
屋内(自宅)で行える運動・スポーツの紹介
子ども向け(未就学児、小中高生)
子どもたちの基礎的な体力や動きの発達の向上だけでなく、人間関係やコミュニケーション能力が育まれる運動遊びを紹介しています。家庭でも楽しく行えます!
成人・高齢者向け
ロコモを防ぐ運動「ロコモレ」(公益社団法人日本整形外科学会:ロコモチャレンジ!推進協議会ホームページ)
緊急事態宣言下の運動不足解消法「生活アクティブ体操」(公益財団法人健康・体力づくり事業財団ホームページ)
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 市民文化部 スポーツ推進課
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