ワクチンの効果と副反応

更新日:2022年06月14日

10代・20代の男性と保護者の方へ(新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について)

10月15日に開催された厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、10代・20代の男性については、新型コロナウイルスに感染した場合に合併して発症する心筋炎等の発生頻度よりは低いものの、ファイザー社ワクチンに比べて武田/モデルナ社ワクチンの接種後に生じる心筋炎等の発生頻度が高いことから、ファイザー社のワクチンの接種も選択することができるとの見解が示されました。

10代・20代男性で、1回目未接種の方や 1回目に武田/モデルナ社のワクチンを接種後、2回目の接種についてファイザー社のワクチン接種を希望する方は、市コールセンターへご連絡ください。

【市コールセンター】
電話番号:0120-695-890
受付時間:午前9時~午後5時(12月29日~1月3日除く)

(注意)

  • 武田/モデルナ社ワクチン接種後27日以上経過している必要があります。
  • 1回目にモデルナ社ワクチンを接種し、2回目にファイザー社ワクチンを使用することの可否は、予診する医師の判断によります。
  • 交互接種対象者以外の方は、これまで通り、同一のワクチンを接種することが原則となります。

 

1~3回目接種後の心筋炎及び心膜炎の報告状況については こちら

 

日本では現在、ファイザー社、武田/モデルナ社、アストラゼネカ社及び武田社(ノババックス)のワクチンが薬事承認されており、予防接種法における接種の対象となっています。これらの新型コロナワクチンは、いずれも新型コロナウイルス感染症の発症を予防する効果があり、また、重症化を予防する効果が期待されています。

一方、接種後の主な副反応として、接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛等が報告されています。また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)の発生も報告されています。

新型コロナウイルスワクチン接種は強制ではありません。接種の効果と副反応のリスクについてご理解いただいたうえで、本人の意思に基づいて接種を判断することが重要です。

ワクチンの効果

追加接種(4回目)

感染予防効果は短期間しか持続しなかったという報告がある一方、重症化予防効果は6週間経過しても低下せず維持されていたことや、死亡予防効果を示唆する報告があります。

【厚生労働省】新型コロナワクチンQ&A 追加(4回目)接種には、どのような効果がありますか。

 

追加接種(3回目)

オミクロン株に対する1・2回目接種による発症予防効果は、デルタ株と比較して著しく低下するものの、3回目接種により回復することが示唆されています。入院予防効果も、デルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、発症予防効果よりも保たれており、3回目接種で回復することが報告されています。

【厚生労働省】新型コロナワクチンQ&A オミクロン株にも追加(3回目)接種の効果はありますか。

初回接種

いずれのワクチンも、薬事承認前に、海外で発症予防効果を確認するための臨床試験が実施されており、ファイザー社のワクチンでは約95%、武田/モデルナ社のワクチンでは約94%の発症予防効果が確認されています。

ワクチンの副反応

接種後、接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛等の副反応が現れることがあります。症状は翌日に出ることが多く、大部分は数日以内に回復しています。副反応は1回目に比べて2回目の接種後に、発熱、倦怠感等の全身反応が多く発生しています。追加(3回目)接種の副反応は2回目の接種後と同程度ですが、リンパ節の腫れは3回目の方が多くみられます。また、18歳以上の追加(4回目)接種後21日目までに現れた症状は下表のとおりです。海外の研究結果では、4回目接種後21日目までにおいて、重大な副反応は認めなかったと報告されています。なお、接種回数を問わず、まれにアナフィラキシー(重いアレルギー反応)がみられますが、接種会場や医療機関ではすぐに対応できるよう医薬品等の準備を整えています。

追加(4回目)接種後
21日目までの報告割合
ファイザー社・モデルナ社
50%以上 疼痛(78.8%)
10~50% 倦怠感(33.2%)、筋肉痛(24.5%)、
頭痛(21.5%)、硬結・腫脹(12%)
1~10% 関節痛(8.4%)、37.5℃以上の発熱(6.6%)、
リンパ節腫脹(4.7%)、紅斑・発赤(8%)、知覚障害(1.5%)、
アレルギー反応(1%)

予防接種健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。

各種副反応等報告と専門家による評価について

6月10日時点で、厚生労働省が公表している各種副反応等報告と専門家による評価は下表のとおりです。それぞれの報告に関して、現時点でワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。

各種副反応として
国に報告された
件数

ファイザー社
(12歳以上)

211417294回接種
(注1)

モデルナ社

63223453回接種
(注4)

アストラゼネカ社

117161回接種
(注2)

ファイザー社
(5~11歳用)
2025594回接種
(注5)
「死亡」

1575件(注1)

α0件、β10件、
γ1565件

149件(注4)

α0件、β1件、
γ148件

1件(注2)

α0件、β0件、
γ1件

1件(注5)

α0件、β0件、
γ1件

「アナフィラ
キシー」

3254件(注1)

α610件、β4件、
γ2640件

561件(注4)

α60件、β0件、
γ501件

6件(注2)

α0件、β0件、
γ6件

6件(注5)

α1件、β0件、
γ5件

「血栓症」

54件(注2)

α0件、β0件、
γ54件

11件(注2)

α0件、β0件、
γ11件

2件(注2)

α2件、β0件、
γ0件

0件
「心筋炎」

167件(注3)

α0件、β0件、
γ167件

89件(注3)

α0件、β0件、
γ89件

0件

5件(注5)

α0件、β0件、
γ5件

「心膜炎」

59件(注3)

α0件、β0件、
γ59件

22件(注3)

α0件、β0件、
γ22件

0件

2件(注5)

α0件、β0件、
γ2件

 

評価記号について

α=ワクチンとの因果関係が否定できないもの、β=ワクチンとの因果関係が認められないもの、γ=情報不足等によりワクチンとの因果関係が評価できないもの

集計期間

(注1)令和3年2月17日~令和4年5月15日、(注2)令和3年8月3日~令和4年5月15日、(注3)令和3年12月6日~令和4年5月15日、(注4)令和3年5月22日~令和4年5月15日、(注5)令和3年2月21日~令和4年5月15日

全国で接種後に死亡として報告された事例(コミナティ筋注)

第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策調査会(令和4年6月10日)の資料によりますと、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、令和3年2月17日から令和4年5月15日までに新型コロナワクチン接種後に医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は1575件(うち、3回目接種後の事例は134件)です。

なお、5月15日までに報告された1575件のうち、ワクチン接種が死亡原因と国で認定(評価)された件数は0件です。また、5月16日から5月27日までに医療機関または製造販売業者から死亡として報告された11件(うち、3回目接種後の事例は7件)についても、専門家による評価が行われます。

  男性 女性 不明 割合
10歳代 4人 2人 1人 7人 0.4%
20歳代 16人 6人 1人 23人 1.5%
30歳代 26人 6人 0人 32人 2.0%
40歳代 30人 22人 0人 52人 3.3%
50歳代 56人 31人 1人 88人 5.6%
60歳代 82人 58人 1人 141人 8.9%
70歳代 237人 139人 0人 376人 23.7%
80歳代 274人 263人 3人 540人 34.0%
90歳以上 101人 210人 6人 317人 20.0%
不明 6人 3人 1人 10人 0.6%
832人 740人 14人 1586人 100%
割合 52.5% 46.6% 0.9% 100%
主な死因
  • くも膜下出血
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 心筋炎
  • 急性心筋梗塞
  • 心不全
  • 大動脈解離など

全国で接種後に死亡として報告された事例(スパイクバックス筋注)

第80回科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策調査会(令和4年6月10日)の資料によりますと、スパイクバックス筋注の副反応疑い報告において、令和3年5月22日から令和4年5月15日までに新型コロナワクチン接種後に医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は149件(うち、3回目接種後の事例は78件)です。

なお、5月15日までに報告された149件のうち、ワクチン接種が死亡原因と国で認定(評価)された件数は0件です。また、5月16日から5月27日までに医療機関または製造販売業者から死亡として報告された6件(うち、3回目接種後の事例は6件)についても、専門家による評価が行われます。

  男性 女性 不明 割合
10歳代 1人 0人 0人 1人 0.7%
20歳代 11人 3人 0人 14人 9.0%
30歳代 13人 1人 0人 14人 9.0%
40歳代 15人 2人 0人 17人 11.0%
50歳代 22人 3人 0人 25人 16.1%
60歳代 7人 10人 0人 17人 11.0%
70歳代 15人 9人 0人 24人 15.5%
80歳代 14人 14人 0人 28人 18.0%
90歳以上 4人 9人 0人 13人 8.4%
不明 0人 2人 0人 2人 1.3%
102人 53人 0人 155人 100%
割合 65.8% 34.2% 0% 100%  
主な死因
  • くも膜下出血
  • 心筋炎
  • 大動脈解離
  • 虚血性心疾患
  • 急性循環不全
  • 心不全など

全国で接種後に死亡として報告された事例(バキスゼブリア筋注)

第80回科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策調査会(令和4年6月10日)の資料によりますと、バキスゼブリア筋注の副反応疑い報告において、令和3年8月3日から令和4年5月15日までに新型コロナワクチン接種後に医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は1件(57歳、男性)です。

なお、5月15日までに報告された1件のうち、ワクチン接種が死亡原因と国で認定(評価)された件数は0件です。また、5月16日から5月27日までに医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は、0件でした。

全国で接種後に死亡として報告された事例(コミナティ筋注5~11歳用)

第80回科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策調査会(令和4年6月10日)の資料によりますと、コミナティ筋注(5~11歳用)の副反応疑い報告において、令和4年2月21日から令和4年5月15日までに新型コロナワクチン接種後に医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は1件(11歳、女性)です。

なお、5月15日までに報告された1件のうち、ワクチン接種が死亡原因と国で認定(評価)された件数は0件です。また、5月16日から5月27日までに医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は、0件でした。

副反応についての問合先

副反応等、医療についてのお問い合わせは大阪府の専門相談窓口で対応しています。

電話番号:06-6635-2047
ファックス番号:06-6641-0072
相談受付時間:24時間(土日祝日も対応)

問合せは市コールセンターへ

市新型コロナワクチンコールセンターで、接種に関する問合せに対応しています。

電話番号 0120-695-890
ファックス番号 072-625-1650
受付時間 毎日 午前9時~午後5時(12月29日~1月3日除く)
受付内容 ・予約に関すること
・接種券(クーポン券)に関すること
・接種場所に関すること 等
注意事項 ・午前中、正午から午後1時は電話が込み合うことがあります。つながらない場合は、お手数ですが、時間をあけておかけ直しください。
・電話番号をおかけ間違えのないようお願いします。
・お問合せの内容によっては専門の窓口にご案内する場合があります。
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