生後6か月~4歳(乳幼児)の方のワクチン接種
更新日:2023年03月14日
お知らせ | 接種の概要 |
接種券の発送スケジュール | 接種のメリット・デメリット |
接種の検討にあたって | 予防接種健康被害救済制度 |
他の様接種との接種間隔 | 接種当日の持ち物等 |
厚生労働省からのお知らせ | 感染対策 |
生後6か月~4歳(乳幼児)の方に対する新型コロナワクチン接種が特例臨時接種に位置付けられました。
予防接種法上の「努力義務」の規定が適用されていますが、これはまん延防止の観点から皆さまにも「接種に協力していただきたい」という趣旨であり、義務ではありません。接種は強制ではありませんので、お子様の健康状態をよく把握されているかかりつけ医にご相談のうえ、接種のメリット(発症予防・重症化予防等)とデメリット(副反応等)を、十分ご検討、ご理解のうえ、接種するかどうか決めてください。
また、接種を望まない人に接種を強要することや差別的扱いをすることがないよう、ご理解・ご協力をお願いします。
【日本小児科学会】乳幼児への新型コロナワクチン接種に対する考え方
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)の接種には「努力義務」は適用されているのでしょうか。
【厚生労働省Q&A】今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか。
対象者 |
1回目の接種日時点で6か月~4歳の方 |
接種回数 |
3回 【厚生労働省Q&A】なぜ乳幼児(生後6か月~4歳)用のワクチンは、成人や小児(5~11歳)と違い、3回の接種で1セットになっているのですか。 |
接種間隔 |
1回目接種から3週間後に2回目を接種、2回目接種から8週間後に3回目を接種してください。 インフルエンザワクチンを除く、その他のワクチンとの接種間隔を空ける必要がありますので、かかりつけ医とご相談の上、接種スケジュールをご検討ください。 |
使用ワクチン |
ファイザー社の生後6か月~4歳児用ワクチン(1回あたり0.2ml)
5~11歳用や12歳以上用のファイザー社ワクチンとは別のワクチンです。 3回の接種の途中で5歳になった場合も、3回目まで同じ6か月~4歳児用ワクチンを接種することになります。 |
接種費用 | 全額公費で接種を行うため、自己負担なく接種できます。 |
接種開始時期 | 令和4年10月31日以降、準備が整った医療機関から順次開始予定。 |
接種場所 |
各医療機関 接種協力医療機関一覧(6か月~4歳児)(PDFファイル:104.6KB) 現在のところ、集団接種の実施予定はありません。 |
予約方法 |
接種協力医療機関一覧(6か月~4歳児)(PDFファイル:104.6KB)の「予約方法」をご覧ください。 各医療機関の窓口、電話、ウェブ、 |
その他 |
接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医等と、よく相談してください。 |
生年月日 | 発送予定日 |
~令和4年7月14日 | 令和5年1月5日 |
以降の発送スケジュールは現在調整中です。詳細が決定次第、情報共有させていただきます。
なお、既に発送済みの方で、紛失や他市から転入された方は、再発行の申請が必要です。申請は、市コールセンター(0120-695-890)にお電話いただくか、下記の申請フォームをご利用ください。
【厚生労働省Q&A】なぜ、乳幼児(生後6か月~4歳)の接種が必要なのですか
メリット
3回接種することで、オミクロン株を含む新型コロナウイルスに対する中和抗体価が上昇するとされています。
また、3回目接種後7日以降における発症予防効果は73.2%との報告があります。
中和抗体価とは、ウイルスの感染力や毒素の活性を中和できる抗体の値のことです。
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)の接種では、どのような効果がありますか。
デメリット
接種部位の痛みなどの局所反応、疲労感、頭痛、発熱などの全身反応が生じることが考えられます。
各接種(1~3回)後7日間における副反応の事象と割合は下表のとおりです。
【1回目】
6か月~1歳 | 2~4歳 | |
50%以上 | 易刺激性 51.2% | |
10~50% | 傾眠状態 27.0%、食欲減退 22.2%、 注射部位圧痛 16.6%、発赤10.6% |
接種部位疼痛 30.8%、疲労 29.7% |
1~10% | 発熱 7.2%、腫脹 3.9% | 発赤 8.8%、下痢7.7%、発熱 5.2%、 頭痛 4.5%、腫脹 3.7%、嘔吐 3.0%、 筋肉痛 2.4%、悪寒 2.3%、関節痛 0.8% |
【2回目】
6か月~1歳 | 2~4歳 | |
10%以上 | 易刺激性 47.4%、傾眠状態 23.8%、 食欲減退 22.2%、注射部位圧痛 15.0% |
注射部位疼痛 31.0%、疲労 25.7%、 発赤11.4% |
1~10% | 発赤 9.3%、発熱 7.4%、腫脹 3.9% | 下痢 6.7%、腫脹 5.7%、発熱 4.9%、 頭痛 4.6%、嘔吐 3.4%、悪寒 3.0%、 筋肉痛 2.6%、関節痛 1.4% |
【3回目】
6か月~1歳 | 2~4歳 | |
10%以上 | 易刺激性 43.6%、食欲減退 20.2%、 傾眠状態 19.9%、注射部位圧痛 16.0% |
注射部位疼痛 26.7%、疲労 24.5%、 発赤 10.9% |
1~10% | 発赤 7.1%、発熱 6.8%、腫脹 2.7% | 発熱 5.1%、下痢 5.1%、頭痛 4.9%、 悪寒 3.3%、腫脹 3.1%、筋肉痛 2.0%、 嘔吐1.6%、関節痛 1.3% |
【易刺激性】不機嫌になったり、泣き叫んだりと、いつもよりぐずる状態のこと
【傾眠状態】うとうとと浅く眠っている状態のこと
【圧痛】針を刺した部分を押さえると痛みを感じる状態のこと
【腫脹】炎症などが原因で腫れている状態のこと
【疼痛】針を刺した部分が痛む状態のこと
【発赤】炎症などで、皮膚の一部分が充血して赤くなること
また、ごくまれにアナフィラキシー等の副反応が生じることがあります。
接種後の各種副反応と専門家の評価については、こちらをご覧ください。
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)の接種にはどのような副反応がありますか。
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)がワクチン接種後に発熱しました。対応は小児(5~11歳)や成人の場合と同じでよいのでしょうか。
ワクチン接種は強制ではなく、あくまで本人の意思に基づき接種するものです。接種を望まない人に接種を強要することや差別的扱いをすることがないよう、ご理解・ご協力をお願いします。接種の判断に当たっては、最新の副反応状況などを必ず確認し、接種のメリット・デメリットを十分把握のうえ、接種をするかどうか決めてください。
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか。
【厚生労働省Q&A】海外ではどのくらい乳幼児(生後6か月~4歳)の接種が行われていますか。
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療・障害年金等の給付)が受けられます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、同時に接種可能です。
インフルエンザワクチン以外のワクチンを接種する場合は、新型コロナワクチン接種と前後2週間以上の間隔を空けてください。
【厚生労働省Q&A】乳幼児(生後6か月~4歳)の接種について、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンと同時に打つことはできるのでしょうか。
持ち物
- 接種券などが入った封筒の中身一式
- 本人確認書類(マイナンバーカードや健康保険証など)
- 母子健康手帳
- お薬手帳(お持ちの方)
保護者の同伴
- 接種当日は、 保護者の同伴が必要です。
予診票
- 電話番号は、 必ず保護者の方と連絡のつく電話番号を記載してください
- ワクチン接種に対する同意は、 保護者自らが署名してください
【厚生労働省】生後6か月~4歳の子どもへの接種(乳幼児接種)についてのお知らせ
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市新型コロナワクチンコールセンター
電話:0120-695-890
ファックス:072-625-1650(お間違いのないようにご注意ください)
茨木市新型コロナワクチン専用窓口
〒567-0888 大阪府茨木市駅前四丁目7番55号
福祉文化会館会議室101号室
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
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