広報いばらき

特集 こどもと過ごしてイキイキと
これが私のセカンドライフ

身近な地域のこどもたちと関わる、はつらつとした日々‒‒。
そんな日常を送っている方を訪ね、お話をうかがいました。
あなたのセカンドライフを考えるヒントにしてみてはいかがでしょうか。

日々を充実させたい方にぴったりな場がたくさん

 人生 100 年時代。仕事や子育てが一段落したあとの人生をどう過ごすか、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
 市が昨年度に行った調査では、地域住民の有志が中心となって行う健康づくりの活動や趣味のグループ活動などについて、約 5 割の高齢者が「参加したい」と考えている、と回答しています。また、約 3 割の高齢者は、お世話役など企画や運営をする側として参加したい気持ちがあると回答しました。地域での活躍の場を求めるニーズが高いことがうかがえます。
 そのような方々にぜひご紹介したいのが、地域活動や交流施設です。市内には、幅広い年代の方が活躍できる場が数多くあり、日々さまざまな地域活動や交流が行われています。今回はその中から、特にこどもたちと触れ合える場を訪ね、実際のお声をうかがいました。

こどもと過ごすセカンドライフのヒント 01
活力をもらいながら達成感を感じる
こどもと過ごすセカンドライフのヒント 02
地域の安全に貢献する
こどもと過ごすセカンドライフのヒント 03
自分のペースで地域とつながる

コロナ禍で地域活動への参加を控えていた方々も、だんだんと元通りに活動を始めています。参加を中断されていた方はもちろん、今まで活動されていなかった方も、ご参加お待ちしています!
地域福祉課 平井

活躍の場その 1
放課後子ども教室

こどもたちを見守り、導き、一緒に活動する喜び

 放課後に小学生の安全・安心な居場所を提供する「放課後子ども教室」は、市内 32 小学校区に設置され、地域の方々が運営スタッフの中心となっています。居場所の提供だけでなく、スポーツや文化活動など、それぞれの地域で多様なプログラムが組まれ、こどもたちの体験の場にもなっています。
問合先 社会教育振興課  電話 622-5180

こんな方に

校区内で活動したい
自分のスキルを活かしたい
こどもたちの成長に関わりたい

運営スタッフの役割

運営スタッフの役割は4つ。受付や活動中の安全確保を行う「安全管理員」、児童の見守りなどをする「地域ボランティア」、学習活動でアドバイスする「学習支援アドバイザー」、学校などと連携してプログラムを企画する「コーディネーター」です。

4年生の時から将棋教室に参加しています。この教室でおじいちゃんたちが、わからないことややり方を教えてくれるので嬉しいです!
谷田さん

インタビュー コレが楽しい!

こどもに活力をもらう

 15年前の水尾小学校での「放課後子ども教室」の立ち上げ時から参加し、現在では実行委員会委員長としてコーディネーターや安全管理員の役割を担っています。当然疲れもしますが、それ以上にこどもたちから元気をもらえています。教室以外の場所でこどもたちが「次のプログラム参加するからね」「次は何がある?」と期待の声をかけてくれることにも、喜びを感じます。
西村さん

ボランティアスタッフ募集中!

1日だけの参加でも大丈夫です。少しでも興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。年齢は不問です。お待ちしています!

対象

市内在住のこどもが好きな方

問合先

社会教育振興課  電話 622‒5180

活躍の場その2
子どもの安全見守り隊

日々のふれあいと地域貢献の充実感

 こどもたちが安全・安心に登下校できるよう、通学路などで見守りを行う「子どもの安全見守り隊」。小学校区ごとに組織され、多くのボランティアの方が活動しています。地域のこどもたちの安全に貢献できるうえ、自宅付近で、少しの時間だけでも参加可能な活動です。
問合先 学校教育推進課  電話 620-1683

こんな方に

自宅の近くで活動したい
近所のこどもたちの安全を見守りたい
活動を日課にしたい

ボランティア募集中!

「子どもの安全見守り隊」は通勤や散歩・買い物の途中、家の周りを掃除しながらなど、できる時にできる範囲での「ながら見守り」の参加も可能です。

活動時間

登校(午前7時30分頃~8時30分頃)、下校(午後2時30分頃~4時頃)

対象

どなたでも

問合先

学校教育推進課  電話 620‒1683

保護者が見守りたくてもなかなかできません。見守り隊のみなさまの大人の目があるというのはとても安心できます。
児童の保護者 久保さん

インタビュー コレが楽しい!

メリハリある日課の一つ

 「ながら見守り」でもいいと知り、軽い気持ちで活動を始めました。今では毎週水曜の朝に小学校前で見守りに参加し、こどもたちと接してメリハリのある日々を過ごしています。こどもたちの成長を感じられることも楽しみの一つ。健康にもいいので、身体が元気なうちはずっと続けたいと思います。
吉村さん

ほかにもあります! 活躍の場

こども会サポーター

市内のこども会活動のお手伝いをしていただける方を募集しています。百人一首カルタの練習やお菓子作りのお手伝いなどで活躍いただいています。1日だけの参加でもかまいません。皆さんの経験やスキルを地域のこどもたちに教えてみませんか。

対象

市内在住のこどもが好きな方(18歳からおおむね75歳までの方)

問合先

社会教育振興課  電話 622‒5180

活躍の場その3
多世代交流センター

受講者として、講師として。
こどもとの関わり方も活動も多彩

 趣味の集まりなどを通して仲間づくりができる「多世代交流センター」では、高齢者とこども世代の交流も行われています。こどもも高齢者も一緒に受講できる「世代間交流事業」への参加や、こどもに教える側としての活動など、関わり方も活動内容もさまざま。自分に合った利用方法が選べるので、ぜひ一度、気軽に足を運んでみてください。
問合先 地域福祉課  電話 620-1634

こんな方に

自分のペースで参加したい
いろいろな地域で活動したい
自分の持つスキルを活かしたい

多世代交流センターでできること

※各センターにより異なります。

「世代間交流事業」への参加

こどもと一緒に、フラダンスやけん玉、和太鼓など、さまざまな体験ができます。各センターそれぞれで特色ある講座が実施されています。

「世代間交流事業」の講師

講座の講師として活動することができます。
※「シニアマイスター」登録の方が活躍中。

休館日

月曜日、祝日、年末年始

開館時間

午前9時~午後6時

福井多世代交流センター   電話 643‒1300
西河原多世代交流センター  電話 623‒9343
葦原多世代交流センター   電話 637‒2422
沢池多世代交流センター   電話 624‒1177
南茨木多世代交流センター  電話 632‒0101

子育ての大先輩が対応してくださるので安心感があり、こどもたちも楽しんでいます。ママ友との交流の場にもなっています。
「パパママカフェ」参加者 西島さん親子

インタビュー 利用されているみなさんのお声

シニアマイスターの声
こどもの成長が元気の源になっています

同世代との交流では、体を気遣ったり世間話をすることがどうしても多くなります。その反面、こどもたちに会うと、元気をもらえてワクワクします。乳幼児の成長は早いので、短期間の交流でも大人が驚くような成長を見せてくれますよ。体力がある限りは活動を続けていきたいですね。
シニアマイスター お話グループ「そら」
武本さん

ボランティアスタッフの声
こどもとも仲間とも触れ合えるのが楽しい!

こどもたちはかわいらしく、活動はとても楽しいですね。家にいる時間が長くなりがちなので、出かける用事ができることも幸せです。スタッフ同士のつながりや、新しいコミュニティを築けることもありがたいと感じています。これからも元気に参加したいですね。
西河原多世代交流センターボランティアスタッフ
西田さん

利用者の声
利用者同士のささやかな交流に、嬉しさを感じます

南茨木多世代交流センターで開催されている朝のラジオ体操の会に週3回ほど参加しています。長期休みに参加する小学生と挨拶を交わしたり、いつもの仲間と体操前に脳トレのクイズを解いたりと、センターならではの関わりがあるのが嬉しいです。
栂さん

シニアマイスター募集中!

今までに培ってきた経験や知識、技能を活かして、市内のイベントや講座などで講師として活動しませんか? 個人でもグループでも登録可能です。

問合先

NPO 法人茨木シニアカレッジ いばらきシニアマイスター倶楽部(「シニアプラザいばらき」内)電話 657‒8814

ほかにもあります! 活躍の場
シニアプラザいばらき

趣味などを通して仲間づくりをしたり、やりがいのある活動を見つけたりするための施設です。社会参加へのきっかけづくりや生涯学習、就労などの支援も行っています。

対象

市内在住の 60 歳以上の個人または団体

問合先

電話 632‒7411

「シニアいきいき活動ポイント事業」で活動支援金がもらえます!

シニアの方に地域でのボランティア活動を始めるきっかけとしてもらうための事業です。活動の内容や時間に応じてポイントがもらえ、そのポイントを活動支援金と交換できます。世代間交流事業にボランティアとして参加することでもポイントがもらえます。

活動先

地域子育て支援拠点事業
市内の高齢者・介護保険施設 
街かどデイハウス 
コミュニティデイハウス
いきいき交流広場 など

問合先

シニアいきいき活動ポイント事業事務局(「「シニアプラザいばらき」内) 電話 657‒8819

Enjoy!おにクル
まち全体で子育てを応援
こどもたちの未来が輝く
おにクル子育て

これまで、こども健康センターや子育て支援総合センターに分かれていた機能を、おにクル2階の「こども支援センター」に集約しました。コンセプトは「ネウボラ+(プラス)」。「ネウボラ」は、フィンランド語で「アドバイスを受ける場所」を意味し、妊娠・出産・子育てに関する相談窓口をワンストップで提供するだけでなく、おにクル内のさまざまな機能と連携した子育て支援を実施します。
 遊びに来た「ついで」に相談したり、乳幼児健康診査の「ついで」に遊んだりと、より気軽に立ち寄れるようになりました。

遊びも相談もおにクルで!
ワンストップで支援

01 大人もこどもも楽しめる木育の場
屋内こども広場 まちなかの森もっくる

 茨木市の豊かな自然を再現し、樹木の自然のままの姿を活かした遊具が揃う遊び場です。幼いうちから木と出会い、触れ、感じることで、こどもの豊かな感性を育みます。常駐の育児コンシェルジュ(保育士)が、こどもたちの遊び相手や子育ての相談役になります。

営業時間

午前9時30分~午後5時30分(最終入場午後5時まで)
※当面の間は「まちなかの森もっくる」ホームページから要予約

利用料金

1歳~小学生300円(0歳は無料)、保護者等100円
※団体料金あり

問合先

まちなかの森 もっくる

電話

631‒0275

利用登録

もっくるホームページから

02 妊娠・出産・子育てをワンストップで支援
こども支援センター

 妊娠・出産・子育て支援の拠点として、母子健康手帳の交付や、各種相談窓口などの機能をひとつに集約しました。土曜日・日曜日・祝日も一部の業務を実施しているほか、一時保育室の利用時間・定員の拡充など、利便性も向上しています。

「妊娠・出産・子育て」に関する相談窓口をワンストップで提供します。

お気軽にお立ち寄りください。
子育て支援課 武市

子育て仲間と出会う
子育てフリースペース わっくる

こども支援センターと隣接し、遊びや憩い、交流、活動など、用途に応じてフレキシブルに活用できる空間です。

営業時間

午前8時45分~午後5時15分
※土曜日・日曜日・祝日は、総合相談や、事前予約制による母子健康手帳の交付など、一部の業務を行っています。

問合先

こども支援センター

電話

624‒9301

遊びの様子をinstagramで紹介中!

一時保育室がもっと便利に!

利用時間・定員等の拡充や、事前予約のほかに当日空きがあれば利用できる「当日受付枠」の新設など、一時保育「スマイル」がより使いやすくなりました。

営業時間

午前8時30分~午後6時

利用料金

3歳未満:30分/200円、3歳以上:30分/100円
※1日最大料金の設定はなし

ほかにも楽しい場所がたくさん!

屋外 芝生広場・こどもの丘

自由に走り回れる広場には、たくさんの友だちと一緒に滑れる大きな滑り台も。

1階 カフェ「ティコラッテ Terrace」 

軽食やスイーツのほか、手ぶらでピクニックができるピクニックセットの提供も。

2階えほんひろば・おはなしのいえ

大型絵本や紙芝居が揃う、こどもたちと絵本の出会いの場です。

子育て情報を発信しています

子育て支援課Instagram

子育てに関する各種サービスやイベント情報等をリアルタイムで皆様にお伝えしています。
詳細はインスタグラムから

子育てハンドブック

子育てに関するさまざまな情報を掲載した子育てハンドブックを、こども支援センターや市の公共施設・保育施設・つどいの広場などで配付しています。
電子書籍は市ホームページから

問合先 こども支援センター
電話 624‒9301(午前9時~午後5時)