広報いばらき

特集 もっと「人」が主役のまちへ

さまざまな人が出会い、にぎわいが生まれ、活動が景色になる。
そんな「人」中心のまちづくりを
皆さんと一緒に実践しています。

 本市の中心市街地は、東西に阪急とJRの2つの駅が位置し、その中間には市役所やおにクル、南北へは緑豊かな元茨木川緑地が延びています。自分らしくゆっくり過ごせる「憩い」の場でありながらも、さまざまな人が出会い、交流する「活動」の場でもある。そんな「茨木らしい」幸せや豊かさを感じるまちなかにするため、整備や検討を進めています。
 皆さんと一緒に取り組んでいる、「人」が主役のまちづくりをご紹介します。

市民Voice

「人が中心の歩いて楽しいまちをめざすことについてどう思いますか」という質問に対し、およそ9割の方が「大いに期待する」「期待する」と回答しました。

(※各項目、回答、件数、割合の順で)

大いに期待する
1,014件
54.4%

期待する
665件
35.7%

(令和4年8月実施「阪急茨木市駅西口再整備に向けたアンケート」より)

01 みんなの憩いの空間 元茨木川緑地リ・デザイン

 豊かな緑とサクラ並木の美しい景観で長年親しまれてきた元茨木川緑地。老木や老朽化した施設を更新するだけでなく、滞在できる憩いの場に「リ・デザイン」する取組を進めています。樹高を揃えたり、サクラの更新を進めるほか、中央通りの「高橋」交差点周辺はイベントなどでも活用されます。四季の移ろいを体感したり、交流を楽しんだりと、これからも愛される緑地として進化していきます。
問合先 公園緑地課 電話620-1654

おにクルと一緒にお立ち寄りください

公園緑地課 佐野拓夢

02 みんなで育てる広場 おにクルが完成

 さまざまな機能が集まる複合施設おにクルは、交流や活動を生み出す「共創の中心地」。広場やエントランスなど、オープンスペースでの活動が立ち寄った人の目にとまり、たくさんの来館者をまきこみながら、まち全体ににぎわいを広げていきます。
問合先 共創推進課 電話631-0277

※開館セレモニーなどの様子は「おにクル開館記念イベント「つぎのイロドリ」を開催」ページ・「茨木日記 Ibaraki diary」ページをご覧ください。

まちなかマップ

多くの人が利用する2つの駅前と、それらを結ぶストリート、その中心に位置する公園と緑地を一体的にとらえ、整備を進めています。

03 中央通り・東西通りを人が主役になり、まちの魅力をつなぐメインストリートへ

2040年頃のイメージ

東西通り

豊かな緑に包まれ、落ち着きのあるストリート

中央通り

活動や交流が広がり、にぎわいのあるストリート

 おにクルや駅前などのにぎわいをまちなか全体へと拡げるため、東西に延びる2つのメインストリートを“歩きやすく、歩きたくなる”ようにしていく取組を進めています。みんなで描いた道のデザインは、にぎわいと交流を育む「中央通り」と、良質で落ち着きのある「東西通り」。2つのメインストリートが、人と人、活動と活動をつないでいきます。
問合先 都市政策課 電話620-1660

目的地までの移動も楽しくなるまちをめざします

都市政策課 田中優輝

04 駅前を魅力ある都市空間へ

 駅前は、単なる交通の乗り換え地点としてだけでなく、商業や文化など、市民生活を支える拠点。ワークショップなどでいただいたアイデアを参考に、生活に彩りをもたらす機能を配置し、市の玄関口にふさわしい魅力ある都市空間の創出をめざしています。
問合先 市街地新生課 電話、620-1821

IBARAKI STREET ACTION(社会実験)を実施します

市役所前の道路の一部を通行止めにし、空間のデザインやテーブル・イスなどのファーニチャーを配置して、人々の行動や人流の変化を検証・共有する社会実験を行います。

とき

(1)1月19日(金曜日)午前8時~午後6時
(2)1月20日(土曜日)午前10時~午後4時 ※荒天中止
※通行止は1月19日(金曜日)午前6時~1月20日(土曜日)午後5時
問合先 公園緑地課 電話︎620-1654

中心市街地のまちづくりに関する詳細は市ホームページ