広報いばらき

特集 ハッピーをつなぐ ハンドメイド

茨木のハンドメイド作家は北摂を中心に、京阪神や首都圏のイベントや催事、ハンドメイドサイトなどで活動している

茨木のイベントのうち、人気が高いといわれるもののひとつがハンドメイド関係のマルシェやワークショップ。
心くすぐる作品が集まるとあってかわいいものを探す人たちでにぎわっています。
ハンドメイド作家と直にふれあえるコミュニティの場もスタート。
好みの作品や作家と出会う楽しさを、まちで見つけてみませんか。

問合先 まち魅力発信課 電話620-1602

※店やイベントを訪れる際は新型コロナウイルス感染症対策に留意し、店側等の対策にご協力ください。営業日や時間は状況により変わる場合があります。

まちのあちこちに、手仕事アリ

 お気に入りの雑貨は、毎日の暮らしをちょっぴり楽しくしてくれる大切なパートナー。とくにハンドメイドの作品は一つひとつ作られる一点もので、手仕事ならではのあたたかみがあります。
 自分の手で何かを作り出す喜びもあるハンドメイドは、茨木にも愛好者がたくさん。イベントや雑貨店、カフェなどでは委託販売やワークショップが行われています。ハンドメイドに出合える場所には茨木で活動する作家や愛好家が数多く携わり、つながる場にもなっています。
 自分好みの「かわいい」を探すワクワクも、気になる雑貨作りにトライするドキドキも、どちらもあるのがハンドメイドの魅力。市もハンドメイドがまちに新しい何かを作り出すことに期待。ハンドメイド作家の出店スペースを常設するカフェや、ハンドメイドイベントの場として欠かせない存在になったIBALAB(イバラボ)@広場で、茨木の暮らしをさらに楽しく、心豊かにする時間を広げています。

地元作家が作る「かわいい」ものたち

Children’s Wear
コーディネートしやすく動きやすい子ども服

Tote Bag
長く、カジュアルに使える帆布のトートバッグ

Hair comb
キラキラビーズのヘアコームでまとめ髪をかわいく

Hair clip
布やレジンのヘアクリップ。通称「パッチンピン」

Handmade Soap
食材にもなる素材を使う手作り石けんは作る時から癒される

Washitape art Postcard
マスキングテープのちぎり絵ポストカードはやさしい風合いが魅力

Necklace
場所によって輝きを変える 天然石をネックレスに

Earrings
さりげない華やぎをくれる花のビーズ細工イヤリング

Dried flower
贈り物にもぴったり。ドライフラワーのナチュラルアレンジ

※作品はいずれもomo caffé+cのクリエイタースペースなどで活動している作家のものです。
問合先 電話697-9469(FICベース)
 

MEET A HANDMADE omo café +c

かわいい!がある空間と古民家カフェがひとつに

ハンドメイド作家の作品に出合えたり、ワークショップに参加できたり。
FICベースプロデュースの古民家を改装したカフェとハンドメイドの複合施設は、雑貨好きにとっても作家にとっても、笑顔が広がる場所になっています。

出かけたくなる場づくりでまちをもっと魅力的に

かわいくてオシャレなハンドメイド雑貨はまちに出かけるきっかけになるはずと、5月にomo café +c(オモカフェ プラスシー)をオープンしました。カフェの名前にプラスした「C」は、クリエイター(Creator=ハンドメイド作家)とコミュニティ(Community)の頭文字。カフェに訪れる人とクリエイタースペースに出店する人とが日常的に出会い、つながることができる場を通じてまちを歩く人を増やしたい、そんな思いを込めています。
入れ代わり立ち代わり登場する作品や作家さんとの会話を楽しみに、ぜひ通ってみてください。一歩踏み出したい作家さんも、ぜひご活用を。

出店予定はホームページをチェック

FIC(フィック)ベース株式会社 代表取締役 加藤眞一さん

omo café +c

電話665-7899
本町6-10、午前11時~午後10時(出店は最長午後8時まで、火曜日休)
あんずの間とかりんの間(1階、販売)
すみれの間(2階、ワークショップ)
さくらの間(蔵、販売・展示・ワークショップ)

まちなかでもっと楽しく過ごせる場所を増やしていきます。

市街地新生課
 加藤俊行 吉川(よしかわ)小百合

FICベースは、中心市街地の活性化をめざして産学官で立ち上げたまちづくり会社です。プロデュースするomo café +cは、クリエイターズマーケットや、商店街のにぎわい空間整備事業の第一弾です。今後も作家さんや店を持ちたい人と、まちなかに眠っている場所をつなぎ、出かけたくなる、楽しく過ごせるまちにしたいと思っています。なにか始めたい人はぜひご相談ください。
問合先 電話620-1821(市街地新生課) 電話697-9469(FICベース)

クリエイタースペース出店作家の声

雑貨目当てに訪れるお客さんを増やしたい

chouette(シュエット)さん
作品に込めた思いを伝えられました
お客さんと直接お話できるのが楽しいです。会話のなかから新しい作品のヒントがもらえることもあります。こうしたスペースが常設されているカフェはなかなかない。何度も出店して一緒に盛り上げていきたいです。

作家同士のつながりができる場所

soL.(そる)さん
作家仲間ができる場所が増えてよかった
一階の販売スペースが隣り合っているので作家同士が気軽に話ができ、つながりができやすいと感じています。ハンドメイドを通じてまちを元気にするきっかけになるこの場所に出店できてうれしく思っています。

誰でも気軽にワークショップに参加しやすい

JABON LAB(ハボン ラボ)さん
初心者さんでも楽しめる場なのでぜひ!
カフェに来た人にも告知の貼り紙を見て興味を持ってもらえるので、参加のハードルが低い場所だと思います。石けん作りワークショップで知り合いになって、帰りにカフェでおしゃべりしてもらえるのもいいですね。

茨木蚤(のみ)の市

第2弾が10月8日(土)、9日(日)に開催!
昨年10月に開催して大好評だったFICベース主催のイベントがパワーアップ。 omo café +cのほか、元茨木川緑地やIBALAB@広場(9日のみ)も会場に。まちなかを散歩しながら気になる雑貨を探すことができる。まちの魅力をアップする新たな茨木名物になりそうな予感。

MEET A HANDMADE IBALAB@広場

かわいい!がある場所には、楽しいコトもたくさん

市役所の向かいにある期間限定の広場は、ここちいい空間としてすっかり定着。
ハンドメイドマルシェなどのイベントもたくさん開催されています。
宝探しのようなワクワク感や、好みが合う人との出会いを楽しんで。

私たちのマルシェはこの広場の空気感があってこそ

IBALAB@広場は、利用者である市民自身が市と一緒に使い方やルールを考えるなど、「つかう」「つくる」を繰り返しながら育ててきた

IBALAB@広場で開催してよかったと心から思っています。会場はあえて下エリアにし、お客さんがゆっくり回遊しやすく、疲れたら上の芝生エリアで休憩できるようにしました。まわりからも目に留まりやすいので通りがかりの人も寄りやすい。立体的なつくりやサイズ感と、おおらかで開放的な雰囲気も人と人の距離を縮めるのか、作家さん、お客さん問わず、初めて会った人でもおしゃべりが弾むようです。
市外の作家さんには「茨木が故郷の次に好きになった」と言われたことも。誰にとっても魅力的なこの広場は、茨木の財産だと思います。

No.0726 marche 主催 mimiさん

この広場から新しいコラボも生まれそう

No.0726 marche

市外局番072-6エリアを名前にした地元密着型マルシェ。大人の女性が自分のために買いたくなる作品を揃える。平日開催なのも好評。
次は11月29日開催予定

tukuru

ハンドメイド仲間4人で主催する茨木の定番マルシェのひとつ。18回目をIBALAB@広場で開催。さまざまなジャンルの作家が多数参加。

こどいち

主役は子どもたち。ハンドメイド雑貨などを中心に、子ども店長が自分で作ったものを販売。ものづくりを通じた豊かさが広がる場。
次は10月30日開催予定

いばらきてづくり市

オリジナリティーあふれるハンドメイド作品が集合する。作家ものはもちろん、市内の福祉事業所などで作られたものも人気。
次は9月17日開催予定(「イベント」ページ参照)

ハンドメイドマルシェ参加者の声

広すぎないからアットホームでとても楽しい

〈出店者〉 Bondi(ボンディ)さん
気持ちよく出店でき楽しめました
他のマルシェよりも和やかな雰囲気で、お客さんと会話が弾んで仲良くなれました。作品もしっかり見てもらえた気がします。広場の印象もよかったので、ここで開催されるほかのイベントにも出たくなりました。

雰囲気がとてもよくつながりやすい

〈出店者〉 eME(エメ)さん
屋台ということもあって話しやすく、まわりの作家さんと、お客さんも巻き込みながらわいわいできて楽しかったです。つながりができた方とはなにか新しいことができそう。市外在住ですが、茨木は便利なところにこんな場所があっていいですね。

大好きなマルシェをくつろぎながら楽しめます

〈常連客〉 松本あやこさん
作った人と話して買うと愛着もわきます
自分の時間を楽しみたい人が集まって、たっぷりおしゃべりしながらのびのびと買い物する雰囲気が、肩の力を抜いて過ごせるこの広場らしくていい感じ。マルシェで買ったものの写真を芝生の上で撮るのもおすすめですよ。

まちの真ん中に楽しい場所があってうれしい

〈常連客〉 池田裕子さん
作家さんやお客さんと気軽に話せる雰囲気が好き。偶然おそろいのものを買っている人を見つけたときは、「かわいいですよね」って話しかけて盛り上がりました。好みが似た人とゆるくつながる時間を楽しんでます。

ハンドメイドマルシェは「リノベのいばらき」でも!

茨木阪急本通商店街にあるリノベのいばらきDIY工房では、店頭でのハンドメイド作品の販売や、不定期にマルシェイベントを開催。作家の活動拠点として、ものづくりを通じた出会いやつながりを広げる場となっています。
問合先 電話657-7675(リノベのいばらき)

つながり深める地域の「文化展」

毎年1回、地域で開催される文化展。各公民館での活動成果となるハンドメイド作品などを展示する場で、長年、親しまれています。

ぜひご利用ください
いろいろできます
IBALAB@広場

IBALAB@広場はハンドメイドだけでなく、フードマルシェや音楽イベントから、リトミック、ヨガ、夜市や焚火イベントまで多彩。小さな活動からでもチャレンジを受け付けているので、ぜひ活用を。

市民の皆さんがここちよく過ごせる場を充実させていきます

市民会館跡地活用推進課 的場 理

IBALAB@広場は、「育てる広場」というコンセプトのもと、市民の皆さんと一緒に考えながら整備しました。オープンから約2年、順調に大小さまざまなイベントもひんぱんに開催されており、誰もが楽しめ、ここちよく過ごせる空間に育ってきたのではと思います。来年には新施設と広場からなる「おにクル」も完成。特設ページもできましたので、ぜひ市ホームページをご覧ください。
問合先 電話655-2757(市民会館跡地活用推進課)