広報いばらき

なつかし、はじめて
キャンプですごす、家族じかん@Zenihara

心地よい風や音、ご飯の時間。五感が刺激されるキャンプは、その魅力を味わうと何度でも行きたくなるもの。
青少年野外活動センターでは、子どもだけでなく、家族みんなで楽しい学びの時間が過ごせる場所。
問合先、社会教育振興課電話622-5180

キャンプ場に行く際は、マスクを忘れずに、人との間隔を取るなど感染拡大防止に十分ご留意ください。

のびのび遊んで、家族の絆が深まる

 市内中心部から車で約40分、「銭原キャンプ場」の愛称で親しまれる青少年野外活動センター。教育キャンプ場として多くの青少年に利用されてきたことから、小学校・中学校やこども会の行事で行ったことがある人も多いのでは。
 意外と知られていないのが、実は家族での利用もできること。ありのままの自然を満喫できるのが特徴で、森の中で過ごす少しの不便さは、みんなで協力して、家族の絆をぐっと深めるきっかけに。また、キャンプ中は子どもたちの、普段とはちがう一面を見ることができる機会にもなります。分からないことは、大学生のキャンプカウンセラーがやさしくアドバイスしてくれるのも、青少年野外活動センターの魅力です。
 空気がおいしい自然の中でのびのびと過ごしながら、キャンプ料理や星空観察などにチャレンジしてみては。

緑豊かなキャンプ場で自然に身を任せてみよう

キャンプ場に到着!心地よい空気に癒される

 青少年野外活動センターの敷地は、ドーム型球場約10個分。約7割が木でおおわれていて、到着してすぐにフレッシュな空気に包まれます。予約不要のピクニックエリアに加え、事前予約制の日帰りでも宿泊でも楽しめる4つのキャンプエリアがあり、さまざまな過ごし方ができます。

思いっきり遊べて小鳥や虫の観察も

 広大な敷地内では、小鳥のさえずりが聞こえたり、市街地では出会えない昆虫を見つけたり、子どもの好奇心をくすぐることがたくさん。ピクニックエリアでは、レジャーシートを敷いて軽食を食べることも、ボール遊びやバトミントンなどでおもいっきり汗をかいて遊ぶことも。何もないからこそ自由な時間が過ごせます。

ピクニックエリアに不定期で散歩にくる「ホースパークひだまり」のお馬さんたち。タイミングが合えば乗馬体験や触れ合うことも。興味があれば電話090-7101-6880までご連絡を

服装は長袖・長ズボンが安心!

キャンプカウンセラー 大学2回生 吉名 利顕さん

みんなで楽しい思い出づくり。
ワクワク、家族でチャレンジ!

家族そろってドキドキの飯ごう炊さん!

 自然の中でいっぱい身体を動かした後は、飯ごう炊さんにチャレンジ。
 各キャンプエリアの利用者は屋根付きの炊飯場やテーブルなどの利用が可能です。火加減の調整がむずかしいかまどを使った調理は、普段のキッチンでは得られない経験ができます。また、家族で協力してご飯作りを進めるため、子どもたちの協調性の向上にも繋がります。
 好きな食材を持参して、家族みんなで挑戦してみましょう。

まな板や包丁など、貸し出し可能な無料の調理グッズも!

キャンプカウンセラー 大学4回生 永井 晴大さん

自分たちで建てたテントでゆっくりひと休み

 夕食を終え、周囲が暗くなったら、灯りを消して星空観察タイム。暗さに目が慣れてくると、だんだん見える星の数が増えてくるのが不思議です。たくさん遊んで疲れた後は、ぐっすり眠れるはず。目覚めに朝日を体いっぱいに浴びれば、家族の楽しい思い出の完成です。

夏の大三角形を探してみよう!

キャンプカウンセラー 大学4回生 藤林 かのんさん

青少年野外活動センターのキャンプエリアの利用について

キャンプエリアは事前申込制。申込方法などの詳細は市ホームページで

宿泊利用

利用期間 5月1日~9月30日
利用時間 通常:午後3時~翌午後2時
     夏期:午後2時~翌正午
使用料  市民:無料
     市外在住者:600円/1人

日帰り利用

利用期間 3月20日~11月30日
利用時間 午前9時30分~午後5時
使用料  市民:無料 
     市外在住者:300円/1人

里山ふれあいオートキャンプ場

里山センターにあるキャンプ場でも、バーベキュー等をしながら、家族で楽しむことができます。詳細は里山センターホームページで

茨木の北部「いばきた」の遊びスポットなど、さまざまな情報を市のホームページで紹介中!

and MORE!
青少年野外活動センターは教育キャンプに力を入れています。

家族の絆を深める時間を過ごせる青少年野外活動センターは、市の「青少年教育施設」。昭和50年の開設から40年以上にわたり、目的や年齢層に応じたキャンプを実施し、茨木の青少年の「生きる力」と「社会を生き抜く力」を育んできました。

学びや成長につながる豊かな体験活動を提供

 青少年が自分自身と向き合い、コミュニケーションを通じて、自主性や協調性、最後までやり抜く力などを育てる場所。それが青少年野外活動センターです。
 慣れない環境で仲間と一緒に成功や失敗体験を積むことで「生きる力」が身につきます。また、キャンプカウンセラーの指導のもと実施する体験活動で、行動力や忍耐力など、「社会を生き抜く力」を育みます。
 これから夏のシーズンに向け、小学生、中学生、高校生、親子を対象としたいくつもの教育キャンプを予定しています。
 はじめての体験を通じて、子どもたちの学びや成長につながる豊かな体験活動を提供する青少年野外活動センターの教育キャンプ。ここでしかできない経験をしに、ぜひご参加ください。

7月のおもなキャンプ

※8月に開催するキャンプは広報いばらき7月号をご確認ください

親子体験ワクワクキャンプ

日時:7月2日(土曜日)~3日(日曜日)(1泊2日)
対象:市内在住の小学1年~3年生と保護者
定員:40人
内容:親子で一緒に宿泊して自然の中で探検・工作等を体験

ホップステップキャンプ(5年生コース)

日時:7月9日(土曜日)~10日(日曜日)(1泊2日)
対象:市内在住の小学5年生
定員:40人
内容:キャンプ場で仲間づくりやご飯づくりなど野外生活を体験

トムソーヤキャンプ

日時:7月16日(土曜日)~17日(日曜日)(1泊2日)
対象:市内在住の小学4年生
定員:40人
内容:小グループでキャンプ生活を行い、友だちづくりや自然とのふれあいを体験

ホップステップキャンプ(6年生コース)

日時:7月17日(日曜日)~ 18日(祝日)(1泊2日)
対象:市内在住の小学6年生
定員:40人
内容:キャンプ場でできた仲間とキャンプアクティビティなどに挑戦

共通事項

場所:青少年野外活動センター
費用:1,500円
備考:多数の場合抽選、抽選結果は6月10日、午後1時に市ホームページで公開
申込:6月6日~8日に、市ホームページから申込または、電話で社会教育振興課 電話622-5180
その他キャンプの詳細とキャンプカウンセラーの詳細は市ホームページで

INTERVIEW

青少年野外活動センターで非認知能力の育成を

青少年野外活動センター 所長 寺田周平

 青少年野外活動センターは、誰でも参加できる体験活動の充実を図っています。
 便利な環境とは言えない中だからこそ、参加した子ども達同士で協力して飯ごう炊さんに挑戦したり、自分達で遊びを考えたりして、学校のテストでは測れない豊かな人間関係を築く力や環境に柔軟に対応する力などの非認知能力が育まれます。
 銭原キャンプ場ならではの、多くの学びがある教育キャンプにぜひご参加ください。皆さんのお越しをお待ちしています。

キャンプカウンセラーの声!

森遊びを楽しもう

 みんなで薪を集めたり、キャンプファイヤーで歌を歌ったり、気持ちいい環境の中でめいっぱい一緒に遊びましょう。

大学2回生 中林七菜さん

頑張る君を応援

 キャンプ場では、失敗を恐れずたくさん挑戦してほしいと思っています。僕たちがサポートするので、安心してください。

大学3回生 上野隼人さん

仲が深まる共同生活

 親元を離れて参加する子ども達は、初めはドキドキしていますが、共同生活を通してすぐに打ち解け、楽しい時間を過ごせます。

大学3回生 所 歩香さん