特集
密をさけて 癒やしの山カフェへ
自然がごちそうゆるり楽しむいばきた時間
田んぼや畑、山々の景色が広がって、聞こえてくるのは鳥のさえずり。まちの中心部から30分〜40分、茨木の北部、通称「いばきた」には、あわただしい日常を忘れさせてくれるゆったりした時間が流れています。
この地域の魅力をさらに高めてくれるのが、個性豊かなカフェやスポット。人混みから離れてバスでのんびり訪れるのがおすすめ。こんなときだからこそ、密を避けられる「いばきた」の、どこか懐かしいのどかな景色と、おいしくて楽しい時間が、こころもからだも穏やかにほぐしてくれるはずです。
北部整備推進課 電話 620‒1609
新型コロナウイルスの感染状況等に留意し、国や府の要請に従って感染拡大防止に十分ご配慮ください。また、紹介した店やスポットは新型コロナウイルス感染症対策に配慮した営業を行っています。状況により休業する場合もあるため、事前の営業確認や予約などをおすすめします。
#エール茨木（https://www.city.ibaraki.osaka.jp/
ibarakizanmai/yellibaraki/index.html）
密を避けて遊べるスポットや、おうち時間の楽しみ方などを市ホームページで紹介中。「いばきた」の遊びスポットも紹介しているので要チェック！
バス停 銭原クラブ前(ぜにはらくらぶまえ)
夢咲茶屋(ゆめさきちゃや)
自宅のようにくつろげる棚田の中の“おばあちゃん家”
どこか懐かしい、ゆっくりとした時間が流れる空間。自家製素材たっぷりのランチやスイーツで、ほっこり。
家庭的で飾らない雰囲気が魅力の土日限定カフェ。空間も料理も、どんな人でもホッとひと息つけるような、暮らしの豊かさとぬくもりに満ちている
銭原916
072‒649‒3087
午前10時〜午後4時（平日休、不定休）
阪急バス81系統「銭原クラブ前」下車南へ250メートル
駐車場あり（約3台）
ご近所さんも集う空間で銭原の自然とおいしいものを楽しんでいただければ
大学時代、祖父母との同居をきっかけに銭原の住人となった店主の浅井さん。「近所の方がかわいがってくれて、あっという間にこの地になじめました」。
古民家を改装したカフェに味わいを生み出しているレトロなラジオや電話などは、コレクターの常連さんが持ってきてくれたもの。広めの土間は、ご近所さんが農作業の合間の休憩に立ち寄りやすいようにとの配慮です。「父が作った大きなテーブルでは、相席になった近所の常連さんと、はじめての方が打ち解け、仲良くなることも多いですよ」。
料理には、浅井さんが家族と育てた米や野菜、味噌などがふんだんに使われています。田畑に囲まれておいしいものを食べれば、心やすらぐひとときが過ごせそうです。
近くのおすすめ
ホースパーク ひだまり
自然豊かな景色の中でホースセラピー
北摂地域を中心に活動するホースセラピーのボランティア団体。ここで活躍するミニポニーの飼育施設が銭原にある。予約をすれば乗馬やふれあい、お世話体験も可能。タイミングが良ければ、散歩するミニポニーに遭遇できるかも！？
銭原966
090‒7101‒6880
午前8時〜日没まで 要予約
（月曜、火曜、木曜、金曜休/土曜午前10時〜午後3時）
阪急バス81系統「銭原クラブ前」下車西へ220メートル
駐車場あり（約7台）
バス停 上音羽(かみおとわ)
Fourmi(ふーみ)
母娘の夢がギュッと詰まった山間の隠れ家カフェ
おすすめはナッツをぜいたくにのせた「ナッツタルト」。
棚田のビューポイントで店主もお気に入りというテラス席で、ぜひ。
山奥にたたずむ一軒家カフェ。ランチは品数も多くボリュームたっぷり。ケーキのおいしさにも定評が。クッキーなどの持ち帰りスイーツも販売。
上音羽201
072‒665‒6947
午前10時〜午後4時（不定休）
阪急バス23、24、25、181系統
「上音羽」下車北へ200メートル
駐車場あり（約2台）
まちなかにはない景色のなかカフェを通じていろいろな人とふれあいたい
「定年後、景色の良いところでのんびり暮らしたかった」という店主の草刈さんが言うとおり、オープンテラスの先には青々とした美しい棚田が。自然に囲まれた一軒家のカフェは、「田舎でのんびりと、人とふれあえる店ができれば」という思いで開いたそうです。「元々料理が好きだったのと、パティシエ関連の資格を持つ娘のスイーツを販売できるいい機会だと思いました」。
草刈さんが担当するランチは、手間ひまかけてつくる家庭料理。「たまに近くの方が野菜を持ってきてくれます」。味噌は自家製、見山の赤紫蘇を使った手作りジュースは夏の一番のおすすめです。ケーキには店の周りで採れる季節のフルーツを使うことも。
店主・草刈さん
四季の変化を感じられるのが、この場所の魅力です
近くのおすすめ
ぱかぽこひろば
馬とのふれあいに楽しく癒される
馬に人参をあげたり、一緒に散歩したり、コミュニケーションを取ることができる。のんびり楽しめる乗馬レッスンもあるので、小さい子どもから大人まで人気。また、馬の生態を理解し馬の活躍の場を広げる人材育成も意欲的に行っている。
上音羽178
080‒5850‒8872
午前10時〜午後5時（火曜休） 要予約
阪急バス23、24、25、181系統
「上音羽口」下車西へ600メートル
駐車場あり（約4台）
バス停 上音羽口(かみおとわぐち)
一夢想(いちむそう)
おもてなしの心に満ちたひとときを歴史が刻まれた古民家で味わう
“立派なお屋敷”といった風情の広々とした店内。看板メニューの手作り豆腐のほか、日々変わる季節のお膳の豪華さに目を見張る。
お客を心待ちに早朝から料理を仕込む完全予約制。来るたびに変わる滋味豊かな料理とともに細やかな気遣いが感じられる接客も魅力
上音羽478
072‒649‒3025
午前11時30分〜午後3時 要予約
（火曜休/月初め、お盆、年末年始休）
阪急バス23、24、25、181系統
「上音羽口」下車北へ500メートル
駐車場あり（約3台）
ステキな料亭も！
“その日の旬”を盛り込んでいくうち今の品数になりました
築200年という古民家は、先祖伝来の家をリフォームした自宅なのだとか。店主の塩田さんは、見山の郷の料理部時代に茶店の立ちあげに携わりました。やりたかった店を始め、遠方から通ってくれる人にも満足してもらいたいと工夫するうち今の料亭風の料理が完成。自分で作った旬の野菜を使い、季節感を大切にていねいに作っています。「喜んで食べてくださるお顔を見ると励みになります」。
蓮やダリアなど、季節の花が順に咲く花園のような庭は「食事を待つ時間も楽しんでいただきたい」と手入れしたもの。この地は四季折々の風景が楽しめるのが何よりの魅力という塩田さん。「春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と山の上はより季節を感じられますよ」。
庭に咲く季節の花を摘んで、店に活けています
バス停 長谷口(ながたにぐち)
de 愛・ほっこり 見山の郷(であい・ほっこり みやまのさと)
大字長谷1131
072‒649‒3328
午前9時〜午後4時（火曜休）
阪急バス81系統
「長谷口」下車南へ230メートル
駐車場あり（約45台）
見山の郷でほっとひと息
地元の安全安心な農産物を販売しています。今年誕生した龍王味噌を練り込んだケーキは、食育活動をしている団体「ゆめつぼ」とコラボしてレシピを開発。もちもちとした米粉の生地に味噌の風味と甘さが広がります。暑い時期は赤紫蘇サイダーが爽やかでおすすめ。
and MORE!
ほかにもぜひ訪ねてみたい！ いばきたのおいしいスポット
いばきたには、まだまだおいしくてステキな場所がいっぱい！
まちなかと違った季節の移ろいや田畑の変化を眺めながら、気ままにめぐるのもアリ。
でも、いちばんの楽しみは、この地を愛する人との出会いかもしれません。
ここで紹介できるのはごく一部ですが、「あなた好み」の場所が見つかるはずです。
千提寺口(せんだいじぐち)
THE FOREST OF ARTS M's Cafe(ざ ふぉれすと おぶ あーつ えむずかふぇ)
建築家のオーナーが古民家を自ら改装した、おしゃれなカフェ。オープンテラスでゆったり食事できるだけでなく、アート展示を行っていたり、屋外でジャズライブを開催したりと、訪問するたびにさまざまな企画が楽しめるのも魅力のひとつ。
千提寺249
072‒649‒4308
月曜・火曜・金曜午後4時〜午後8時
※ランチは電話予約すれば可
土曜・日曜・祝日午前11時～午後8時
阪急バス23、24、81、181系統
「千提寺口」下車東へ1.2キロメートル
駐車場あり（約5台）
泉原(いずはら) 泉原西(いずはらにし)
十八庵(とはちあん)
店主が手打ちする二八そばは、香り豊かで歯ごたえも十分。アレンジそばもバリエーション豊富で、なんと常時15種類以上。毎月具材が変わる「変わりそば」も人気。
泉原910
090‒5650‒1695
午前11時〜午後6時
（水曜休、臨時休業あり）
阪急バス23、24、81、181系統「泉原」下車西へ800メートル、または25系統「泉原西」下車すぐ
駐車場あり（約2台）
銭原（ぜにはら）
雨蛙菜園カフェ（あまがえるさいえんかふぇ）
大空の下、平飼いの鶏たちを眺めながらゆったりとすごせる。元気な鶏が産んだ新鮮な自然卵や自然栽培の作物を使ったスイーツ、ジュースがおすすめで、本場中国の薬膳茶も。
銭原440
090‒2048‒4333
日曜のみ 午前8時30分〜午後3時
阪急バス81系統
「銭原」下車すぐ
近くのおすすめ
忍頂寺（にんちょうじ）
竜王山荘（りゅうおうさんそう）
少人数から大人数まで対応可能な宿泊室、会議やセミナーが行える多目的室を備える。今年4月にレストランが「カジュアル割烹 燈々庵」としてリニューアルし、新たに「トレーニングルーム」も誕生。敷地内には無料のドッグランもあり、とても便利な施設となっている。
忍頂寺スポーツ公園内
072‒649‒4402
フロント受付 午前9時〜午後9時
（年末年始休）
※宿泊、施設利用に関しては 要予約（午前9時〜午後5時）
忍頂寺スポーツ公園からサイクリングでめぐるのもアリ
クロスバイクの貸出サービスを行っているココを起点にするのもおすすめ。自然を全身で感じながら時間を気にせずにめぐれるのが自転車の魅力。
忍頂寺スポーツ公園
忍頂寺1049
072‒649‒4402
阪急バス81、181系統「忍頂寺」下車すぐ
駐車場あり（約120台）
ドライブ派もますます便利！
山麓線の福井地区から安威地区が昨年3月に開通。さらに彩都を通る茨木箕面丘陵線等の道路も順次整備されるなど、いばきたへのアクセスがどんどんスムーズに。より気楽にドライブを楽しめる。
茨木市北部エリアガイドBOOK
いばきたのお店や市役所で無料配布されている。これがあれば「いばきためぐり」が充実することまちがいなし！？
お得に使おう！
バス旅掲示板
阪急茨木市駅、JR茨木駅からいばきたを結んでいる「阪急バス」のお得で便利な情報をご紹介。
阪急バスの通勤定期券があれば、土曜日・日曜日・祝日も家族そろってお得に♪
通勤定期券を利用している場合、同伴する家族も割引が適用され土曜日・日曜日・祝日の乗車料金が大人100円、小人50円に！しかも、定期券に表示の区間外であっても割引に。環境に優しい移動手段としてもお得なツールとしても見逃せない。
便利で確認しやすい「バス接近情報」
いばきたエリアのバスは、本数が少なく注意が必要。バスが時刻表通りに来るか分からない……そんな時は接近情報をチェック。ギリギリまで近くのカフェでまったりしながら待つこともできる。
※運行の見合わせ等、ダイヤに大きな乱れがある場合は正常に反映されない場合があります。
※運行にあたっては、車内の換気、運転手のマスク着用、定期的な清掃・消毒等の感染防止対策を行っています。