特集2 令和3年度 当初予算
市の財政情報発信キャラクター「いばら騎士」と一緒に予算の詳細を見ていきましょう。
問合先、財政課 電話620-1612
基本方針
新型コロナウイルスワクチン接種に係る対応をはじめとした感染拡大防止策や日常生活支援等を継続的に実施することに加え、アフターコロナを見据えた新しい生活様式への対応に係る施策に取り組むなど、切れ目のないコロナ対策と「今」と「将来」に的確に対応した「豊かさ・幸せ」が実感できる“次なる茨木”の実現に向けた予算を編成しました。
豊かさ・幸せ
次なる茨木の実現に向けた取組み
- 市民会館跡地エリア整備
- 安威川ダム周辺整備事業
- 小学校・中学校における1人1台タブレット活用等
安全・安心・健やか
- 通学路等見守り用カメラの拡充
- 病院誘致に向けた基本構想の策定等
- こども医療費助成の拡充
コロナ対策
感染拡大防止対策
日常生活・事業者への支援
新しい生活様式への対応
- 福祉施設従業員等へのPCR検査等の費用助成
- キャッシュレス決済の推進
- 自宅療養者への食料品等の配達支援等
一般会計の歳入
- 市税
- 463億4千万円（45.8%）
- 国庫・府支出金
- 302億4,099万4千円（29.9%）
- 譲与税・交付金
- 76億3,600万円（7.5%）
- 市債（借金）
- 70億3,610万円（7.0%）
- 分担金・使用料
- 19億2,804万1千円（1.9%）
- 地方交付税
- 10億3千万円（1.0%）
- その他
- 69億9,886万5千円（6.9%）
基金の残高
（※各項目、年度、特定目的基金、財政調整基金、合計の順で）
平成29年度
133億円
81億円
214億円
平成30年度
143億円
74億円
217億円
平成31年度
152億円
77億円
229億円
令和2年度（見込）
161億円
61億円
222億円
令和3年度（予算）
142億円
65億円
207億円
オレンジ 昨年度は、不測の事態に備えて貯めてきた財政調整基金を活用して、しっかりと新型コロナに対応しているのだ
市民1人当たりの予算額 約36万円
人口283,172人（1月末時点)で計算
1位 福祉・子育て支援等の充実 173,600円
2位 環境・保健衛生の向上 42,300円
3位 教育の推進・文化の振興 39,100円
4位 庁舎管理や住民票の発行等 36,400円
5位 道路・公園等の整備 23,200円
6位 市債（借金）の返済 18,700円
7位 消防・救急業務 9,700円
8位 農林・商工業の振興 6,300円
その他（防災・防犯対策等） 8,200円
令和3年度当初予算額
（※各項目、区分、令和3年度予算額、昨年度との比較 増減額、昨年度との比較 増減率の順で）
一般会計
1,012億1千万円
70億8,005万円
7.5%
特別会計
577億1,189万円
18億2,541万円
3.3%
特別会計 財産区会計
50億7,395万円
4,252万円
0.8%
特別会計 国民健康保険事業会計
271億
231万円
1億9,459万円
0.7%
特別会計 後期高齢者医療事業会計
44億1,035万円
6,867万円
1.6%
特別会計 介護保険事業会計
211億2,528万円
15億1,963万円
7.8%
下水道等事業会計
106億9,179万円
△5億4,928万円
△4.9%
水道事業会計
80億3,921万円
2億7,666万円
3.6%
総計
1,776億5,289万円
86億3,284万円
5.1%
※昨年度の当初予算は市長選を控えた骨格予算であるため、肉付け予算となる6月（第3号）補正後予算（新型コロナウイルス感染症対応に係る1・2号補正予算除く）と比較しています。
レッド 今年の一般会計当初予算額は昨年度より約70億円増えて、過去最大の金額となっているね。主な要因は下記の3つだよ
- 新型コロナウイルス感染症への対応
- 市民会館跡地エリアにおける新施設・広場の整備や環境衛生センターごみ処理施設の長寿命化の推進
- 福祉や保育、医療等の社会福祉経費が増加
一般会計の歳出
- 福祉・子育て支援等の充実
- 491億6,367万6千円（48.6%）
- 環境・保健衛生の向上
- 119億8,901万7千円（11.9%）
- 教育の推進・文化の振興
- 110億6,077万5千円（10.9%）
- 庁舎管理や住民票発行等
- 103億1,075万4千円（10.2%）
- 道路・公園等の整備
- 65億7,096万円（6.5%）
- 市債（借金）の返済
- 52億9,694万3千円（5.2%）
- 消防・救急業務
- 27億3,377万8千円（2.7%）
- 農林・商工業の振興
- 17億7,654万3千円（1.8%）
- その他
- 23億755万4千円（2.2%）
市債（借金）の残高
（※各項目、年度、建設債、赤字補てん債（臨時財政対策債等）、合計の順で）
平成29年度
251億円
286億円
537億円
平成30年度
244億円
264億円
508億円
平成31年度
245億円
255億円
500億円
令和2年度（見込）
267億円
249億円
516億円
令和3年度（予算）
292億円
245億円
537億円
ブルー ごみ処理施設の長寿命化等の事業を進めているから、建設債はその事業費に対応した額になっているんやな
ビルド＆スクラップ
スクラップ＆ビルドではなく？
「ビルド＝新たな事業を実施」するために、「スクラップ＝既存事業の見直し」しながら進めるというポジティブなスローガン。このスローガンのもと予算編成に取り組んでいます。
グリーン ビルドだけだと支出が増えて財源不足になるけど、スクラップをあわせて行うことで収入と支出を均衡させながら、ビルドを進められるんだね