特集4 まちの真ん中。市民会館が生まれ変わる。
2023-2024 RENEWAL
令和5年度の竣工をめざしている広場と新施設。このエリアは、みんなが考え、使い、つくりあげていく「育てる広場」がキーコンセプト。一人ひとりの想いや活動が新しい跡地エリアを創造します。問合先 市民会館跡地活用推進課 電話655-2757
新施設のこれから
アンケートやワークショップ、広場の社会実験など、市民の皆さんとの対話を重ね、みんなで市民会館跡地エリアの在り方の検討を進めてきました。そこから導きだされた「育てる広場」をキーコンセプトに、市民会館跡地エリアの設計・工事の事業者を募集。その結果、開放的なテラスや緑を配置し、ランドスケープと建築が相互に浸透しあう「立体的な公園のような公共空間」を提案した「竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所共同企業体」が整備事業者に決定しました。
提案をもとに、中心市街地の活性化につながる、茨木のランドマークとなる新施設を、市民の皆さんと一緒につくっていきます。
まちの中心地としての機能
元茨木川緑地や川端康成文学館など、自然と文化的な要素を備えた「南北軸」と、JR・阪急の両駅や市役所、商店街などをつなぐ、都市的な要素を備えた「東西軸」。この2つの軸が交わる場所で、それぞれの要素を融合し、用事がなくてもちょっと行ってみたくなる、人々が集い、楽しく過ごせるまちの中心地をめざします。ここで生まれる賑わいや人の流れがさらなる価値をつくり、次なる茨木のまちづくりへと続いていきます。
みんなで育てる茨木のシンボル
日々何かが起こり、誰かと出会う
だれもが訪れたくなる立体的な緑の公園
市民とともに成長しつづける公共空間
集い、交流、賑わいがあるまちのシンボル
“縦の道”によるさまざまな機能の融合
多様な機能が融合
個々の機能が相互に溶け合う仕組みをつくり、だれもが楽しく交流できる場に。
「縦の道」で、各階がつながる
7層の床を貫く吹き抜け空間とそこを登っていく「縦の道」が、それぞれの目的で訪れた人たちをつなぐ。各フロアには自由に滞在できるオープンスペースや読書スポットが。
内と外、各フロアが立体的につながる心地よい空間
開放的な屋上広場
風景と施設の一体感
内外をつなぐ大屋根
- 1階 あそび場
- こどもたちが屋内外で、自然とふれあいながら遊べる
- 3階 多目的室
- 世代やジャンルを超えて交流し、音楽やダンスが楽しめる
- 4階5階 大ホール
- 多彩な演出に応える可変舞台。市民の発表の場に
- 5階6階 図書館
- 開放的なテラスや多くの読書・学習スペースを備える
気になること担当者に聞きました!
市民会館跡地活用推進課長 向田明弘
市民会館跡地活用推進課 的場 理
Q 新施設はいつから使えますか?
A(的場) 令和5年(2023年)秋に、大ホールを除いて開館する予定です。全館が使用できるのは令和6年(2024年)4月の予定です。
Q 誰もが使いやすくなっていますか?
A(向田) 建物全体できめ細やかな配慮を徹底し、誰もが目的にあわせて楽しく使いやすい施設づくりを行います。
Q 中央公園南グラウンドはどうなるの?
A(向田) 南グラウンドだった所は芝生広場になります。グラウンド南側緑地にあった樹木の一部も移植する予定です。
Q 私も新施設づくりに参加してみたい!
A(的場) 「育てる広場」のコンセプトをもとに、今後も市民の皆さんとワークショップなどで、跡地エリアの使い方や新施設を一緒になってつくるための企画を予定しています。ぜひ参加して、一緒につくっていきましょう!
市民会館跡地エリアは市民の皆さんと一緒に
「みんなで育てる」ためのプロジェクトが続々
申込・問合先 市民会館跡地活用推進課 電話655-2757、メールアドレスatochi@city.ibaraki.lg.jp
市民会館跡地エリアの未来を想像してみよう!!
とき 4月19日(日曜日)、午後2時〜4時、ところクリエイトセンターセンターホール、定員先着350人(当日空きがあれば参加可)、内容 市民会館跡地エリア整備の設計コンセプトと今後の展開に関するシンポジウム(伊東豊雄建築設計事務所 伊東豊雄さんほか)、備考 新型コロナウイルス感染症対策等の影響により、中止・延期となる可能性があります。申込 4月15日までに、市ホームページから電子申込または電話、メール(氏名・電話番号を記入)で、同課
その他にも
市民会館跡地エリア整備事業者による設計ワークショップ
IBALAB@暫定広場〜暫定広場の使い方を
みんなで考えるワークショップ〜 ……など
まだまだ続くプロジェクト、ホームぺージでも要CHECK!