広報いばらき

市民活動の絆

費用の記載がない場合は参加無料。定員・申込などの記載がない場合は事前申込不要または当日直接会場へ。

市民活動団体紹介コーナー

Vol.55 茨木子ども将棋クラブ

将棋を通じて礼儀作法を伝える

 同団体は、日本の伝統文化である将棋を通じて礼儀作法を伝え、子どもたちを健全に育成することと、高齢者の活躍の場を作ることを目的に、昨年7月に発足しました。有段者の指導の下、第2土曜日と第4日曜日に、市民活動センターで対局を中心に楽しく子どもに将棋を教えています。

 将棋は、審判がいないからこそ、礼儀やマナーを最も重んじます。同団体では、対局前後のあいさつや対局中は私語をしないよう気を付けるなど、礼儀作法の面を徹底し、相手を敬い思いやる気持ちを大切にしています。また、大きな盤を使った指し手指導や戦法の解説、詰め将棋などを行い、「相手の出方を考えながら、3手先まで読む」ことを常に意識する先読みの力を養うなど、上達のための指導も積極的に行っています。

 代表の大山さんは「将棋は常に頭を使う競技なので、記憶力や集中力が鍛えられるなど、さまざまな良い効果があります。子どもたちには、勝つ嬉しさや負ける悔しさを感じてもらいつつ、思いやりのある大人になってもらえるよう、これからも活動を続けていきます」と話しました。

問合先 茨木子ども将棋クラブ 大山 電話080-5347-0372

問合先、市民活動センター 電話623-8820