特集1 地震対策〜家具の転倒対策〜
市内に多くの被害をもたらした大阪北部地震。このような地震は、またいつ起こってもおかしくありません。被害を減らすには事前の対策が大切です。まずはすぐにできる家具の転倒防止対策をしましょう。問合先 危機管理課 電話620-1617
近年発生した大きな地震による負傷者の30%〜50%は家具等の転倒・落下・移動によるものだよ。倒れないように、僕と一緒に家具の転倒対策を確認していこう!
家具の配置チェック
背の高い家具をベッドから遠ざけたり、出入り口を塞がないように設置したり、家具の配置を見直すことで、けがを防ぐことができるよ。
- 出入り口の近くに家具を置かない
- 寝る場所の近くに倒れそうな家具を置かない
- 窓ガラスの近くに家具を配置しない
- 不安定なものは壁面に配置
避難経路を確保することや、火災などの二次災害を防ぐことも考えて家具を配置しよう!
家具の安全対策
地震の際は、食器が飛び出したり、ガラスが散乱したりして危険だよ。家具を金具で固定する、危険物を家具の上に置かない等の対策を行おうね。
1 タンスは上下の固定と連結を!
ポール式器具
ポール式器具は、タンスの奥の方(壁側)で、天井や家具の硬いところに取り付ける。ダンボール箱で代用可。
ストッパー
床側をストッパー等で固定。
連結金具
タンスが上下に分かれている場合は連結しておく。
ONE POINT! テレビも忘れずに!
粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーやストラップ等で壁やテレビボードに固定しましょう。
2 食器の飛び出しを防ごう!
L字型金具
L字型金具やワイヤーなどで壁に固定する。
留め具
開き戸には留め金を付ける。
ONE POINT! 飛散防止フィルムを貼ろう!
窓や食器棚のガラスが割れると破片が飛散し、避難するときなどに危険です。飛散防止フィルムで二次被害を防ぎましょう。
3 本棚は固定、重い本は下に!
粘着ベルト
粘着ベルトやワイヤーなどで壁に固定し、重い本は下の段に置く。
ひもやベルト
本棚の両端にひもやベルトなどを取り付けて、本が飛び出さないようにしておく。
家庭用の固定器具等はホームセンターや量販店で買うことができるよ!早めに準備しておこうね!