広報いばらき

特集2 財政クイズ王決定戦~平成30年度当初予算編~

問合先 財政課 電話620-1612

以下キャラクターいばら騎士(レッド、オレンジ、グリーン、ブルー)の会話

レッド
さぁ、始まりました「財政クイズ王決定戦」。財政に関する問題(全3問)に挑戦するのは、本市の財政情報発信キャラクター「いばら騎士」です。司会は私、レッドが務めます

第1問
 「予算」とは何でしょう?

グリーン
ピポーン!みんなが納める税金などの収入と、市民サービスの充実に必要となる政策的な経費等を表したもの!
レッド
ピンポン!!正解!平成30年度当初予算も“次なる茨木”の実現に向けた取組みを推進するため、「今」必要なサービスの充実と「将来」を見据えた、住みたいと思ってもらえる魅力あるまちづくりのための予算を組んでいます(予算額は下記参照)。
グリーン
一般会計では、JR総持寺駅の開業等に伴って工事の経費が減ったから、昨年度よりも少なくなっているね
平成30年度当初予算額

※各項目、区分、平成30年度予算額、昨年度との比較 増減額、昨年度との比較 増減率の順で

一般会計
868億5,000万円
△20億3,000万円
△2.3%

特別会計
543億6,448万円
△73億5,920万円
△11.9%

特別会計 財産区会計
50億7,727万円
△7,786万円
△1.5%

特別会計 国民健康保険事業会計
274億9,664万円
△71億6,270万円
△20.7%

特別会計 後期高齢者医療事業会計
38億996万円
1億4,374万円
3.9%

特別会計 介護保険事業会計
179億8,061万円
△2億6,238万円
△1.4%

下水道等事業会計
117億6,222万円
△1億1,357万円
△1.0%

水道事業会計
86億3,632万円
△5億4,176万円
△5.9%

総計
1,616億1,302万円
△100億4,453万円
△5.9%

第2問
予算の使い道(市民サービス)の中で最も金額が高い分野は?

ブルー
ピポーン!一番は「福祉・子育て支援等の充実」や!
レッド
ピンポン!!さすがブルー!正解!下記を見てください。高齢者や障害者の支援のほかにも保育・学童等の充実など、福祉・子育て支援の分野に幅広く使われています。
ブルー
待機児童対策やこども医療費助成の対象年齢拡大など、子育て支援策を充実させてるねんな!
予算の使い道

一般会計予算を市民1人あたりに換算(約31万円)した場合の内訳

1位
福祉・子育て支援等の充実156,900円

2位
福祉・子育て支援等の充実156,900円

3位
環境・保健衛生の向上25,500円

4位
道路・公園等の整備21,500円

5位
市債(借金)の返済18,000円

6位
消防・救急業務11,000円

7位
農林・商工業の振興5,300円

番外
その他(防災・防犯対策等)34,400円

※人口281,810人(1月末時点) で計算

レッド
次が最終問題!でも、その前に一般会計予算をもう少し見てみましょう。下記を見てください。「福祉・子育て支援等の充実」以外にもさまざまな分野に予算が配分されています。
グリーン
ほんとだ。学力向上策等の「教育の推進・文化の振興」や医療・検診の充実等の「環境・保健衛生の向上」の割合も大きいんだね。
イエロー
「教育のまち茨木」を掲げ、市が教育に力を入れているのが分かるのだ
一般会計当初予算の内訳

総額868億5,000万円

歳入

市税 53.1%

国庫・府支出金 27.7%

譲与税・交付金 7.5%

市債(借金) 4.5%

地方交付税 0.9%

その他 6.3%

歳出

福祉・子育て支援等の充実 50.9%

教育の推進・文化の振興 11.5%

環境・保健衛生の向上 8.3%

道路・公園等の整備 7.0%

市債(借金) の返済 5.9%

消防・救急業務 3.6%

農林・商工業の振興 1.7%

その他 11.1%

最終問題
厳しい財政状況ですが、“次なる茨木”の実現のためにすべきことは?

イエロー
ピポーン!予算を増やしてお金をどんどん使うのだ!
レッド
ブブー!!市民サービスの充実に向けたさまざまな事業の実施は重要ですが、将来を見通して計画的に進めなければいけません
ブルー
ピポーン!とにかく支出を減らすために、事業を見直すんや!
レッド
ブブー!!それだけだと市民サービスの充実が図れない…あと一歩です!
グリーン
ピポーン!分かった!二人の答えを合わせた「ビルド&スクラップ」だ!
レッド
ピンポン!!正解!! ビルド&スクラップとは、さらなる市民サービスの充実を図るために、既存の事業や制度を見直すことです。下記を見てください。税等一般財源(1参照)の伸び以上に、社会福祉経費が増加傾向(2参照)にあります。
限りある財源の中で、教育・福祉等の充実を図るためには、ビルド&スクラップに努めることが大切です。
グリーン
そうなんだね。将来にわたって市民の皆さんの暮らしを支えていくためには、市ではビルド&スクラップという「やりくり」に努めているんだね。
レッド
さぁ、全ての問題が終了したので、結果発表~~~~~~~~~っ!!財政クイズ王は………………グリーン!
グリーン
やったー!徹夜で勉強したかいがあったよ。
全員
厳しい状況は続くけど、これからもビルド&スクラップの実践により“次なる茨木”の実現に向けて進んでいこう!
決算額の推移

(1)税等一般財源(市税、普通交付税、譲与税・交付金)

平成19年度
511億円

平成27年度
536億円

平成28年度
531億円

平成29年度
538億円(見込)

平成30年度
534億円(予算)

(2)社会福祉経費(扶助費(障害者や高齢者等に係る福祉経費)、特別会計(国保・後期高齢者医療・介護保険)への繰出金等)

平成19年度
187億円

平成27年度
324億円

平成28年度
322億円

平成29年度
349億円(見込)

平成30年度
352億円(予算)

(3)市債(借金)残高

平成19年度
建設債279億円
赤字補てん債254億円
合計533億円

平成27年度
建設債267億円
赤字補てん債321億円
合計588億円

平成28年度
建設債260億円
赤字補てん債304億円
合計564億円

平成29年度
建設債264億円
赤字補てん債298億円
合計562億円(見込)

平成30年度
建設債264億円
赤字補てん債291億円
合計555億円(予算)

※赤字補てん債は臨時財政対策債等

レッド
家計での給料にあたる税等一般財源がほぼ横ばいの状況の中で、支出にあたる社会福祉経費などは毎年増加傾向にあります
グリーン
市債(借金)の残高は健全化の取組みにより、減ってきているね


レッド
財政クイズ王のグリーンには、市ブランドロゴをデザインしたトロフィーを贈呈します
グリーン
このトロフィー欲しかったんだ

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