広報いばらき

トピックス 大切なお知らせ

定員・申込などの記載がない場合は事前申込不要または当日直接会場へ。費用の記載がない場合は参加無料。

トピックス1
市財政情報発信キャラクター「いばら騎士」と平成28年度決算の概要を見よう

問合先、財政課 電話620-1612

※下記「いばら騎士」キャラクター(オレンジ、グリーン、レッド、ブルー)会話

レッド

平成28年度決算が9月市議会で認定されたね。昨年度も厳しい財政状況の中、「財政の健全性の確保」に努めるとともに、「市民サービスの充実」を図ったんだ。

グリーン

決算って、1会計年度(4月~翌3月)の税金などをどう使ったかをまとめたものだよね!

ブルー

主に税金で福祉、教育などの市民サービスを行うメインのお財布の「一般会計(歳出に係る市民一人当たりの金額の内訳は下記参照)」と、保険料などの特定の収入で、特定の事業を行うお財布の「特別会計」に分類されるねんな。

<平成28 年度歳出決算額>
市民一人当たりの金額
(1)福祉の充実
139,900円
(2)教育の推進
36,100円
(3)道路・公園等の整備
35,800円
(4)ごみの処理や医療の充実など
24,200円
(5)庁舎管理、戸籍・住民票の管理など
21,000円
(6)借金の返済(借換債を除く)
17,200円
(7)その他
24,100円

※歳出決算総額を市の人口で割った金額の内訳

レッド

そのとおり。昨年度も全会計で黒字になったよ(下記参照)。一方で、収支が黒字というだけでは財政状況が良いか判断できないから、「財政健全化判断比率」という指標があるんだ(下記参照)。信号に例えると、「早期健全化基準」を超えると黄信号、「財政再生基準」を超えると赤信号、つまり財政は危険っていうことなんだよ。

一般・特別会計別決算

※各項目、会計、一般会計、特別会計 財産区、特別会計 国民健康保険事業、特別会計 後期高齢者医療事業、特別会計 介護保険事業の順で

歳入
865.4億円
53億円
328.7億円
35.9億円
165.3億円

歳出
842億円
1.5億円
326.4億円
34.6億円
160.9億円

繰越
14.3億円

差引
9.1億円
51.5億円
2.3億円
1.3億円
4.4億円

※差引=歳入-歳出-繰越(繰越=翌年度に繰り越す財源)

昨年度決算に基づく財政健全化判断比率

※各項目、比率の説明、茨木市、早期健全化基準、財政再生基準の順で

実質赤字比率
一般会計の赤字の割合
赤字なし
11.25%
20.0%

連結実質赤字比率
一般会計、特別会計等の全ての会計の赤字の割合
赤字なし
16.25%
30.0%

実質公債費比率
年間の借金返済額の割合(比率は3か年の平均)
-3.4%
25.0%
35.0%

将来負担比率
将来負担が見込まれる債務の割合
-43.5%
350.0%

資金不足比率
公営企業ごとの資金不足額が事業規模(料金収入規模)に占める割合
不足なし
20.0%

グリーン

茨木市は全項目で青信号かぁ。健全なのね!

レッド

そうだね。それにグラフ1 のとおり、近年増加傾向だった市債(借金)の残高を減らすこともできたんだ。次にグラフ2 を見て。これは「経常収支比率」を示したグラフだよ。財政の余裕度を表す数値で、低いほうが財政に余裕があるんだ。

グラフ1 市債(借金)残高の推移

平成24年度
建設債 249億円
赤字補てん債(臨時財政対策債等) 315億円
合計 564億円

平成25年度
建設債 252億円
赤字補てん債(臨時財政対策債等) 313億円
合計 565億円

平成26年度
建設債 270億円
赤字補てん債(臨時財政対策債等) 318億円
合計 588億円

平成27年度
建設債 267億円
赤字補てん債(臨時財政対策債等) 321億円
合計 588億円

平成28年度
建設債 260億円
赤字補てん債(臨時財政対策債等) 304億円
合計 564億円

グラフ2 経常収支比率の推移

府内都市平均(政令市除く、平成28年度の値は茨木市試算による暫定値)

平成24年度 94.9%
平成25年度 94.5%
平成26年度 96.0%
平成27年度 94.4%
平成28年度 97.9%

茨木市

平成24年度 85.4%
平成25年度 87.7%
平成26年度 89.7%
平成27年度 88.8%
平成28年度 92.0%

グリーン

茨木市って、府内平均よりも低い状態を保っているんだね。それじゃあ、この先もこのままで安心だね。

レッド

そうじゃないよ。健全な状態を保てているのは、これまで市民サービスを充実(ビルド)するために、既存サービスを見直す(スクラップ)「ビルド&スクラップ」に積極的に取り組むことで「やりくり」してきたからなんだよ。だからこの健全化の取組みは継続していかなきゃね。

グリーン

なるほど。立ち止まってはいられないってことね!

レッド

そのとおり!これからも「次なる茨木」に向けて、健全財政を基本に「今」と「将来」に対応する施策を進めて、より良いまちづくりに取り組もう!!

トピックス2
平成28年度下水道等事業・水道事業会計決算の概要

下水道等事業会計決算

収益的収支
(使用後の水を適切に処理するための財源と経費)

 収入額70億6,476万円に対し、支出額60億8,964万円となり、9億7,512万円の黒字決算になりました。なお、純利益のうち9億2,766万円を利益処分し、資本的収支の補てん財源して使用しました。

資本的収支
(下水道施設の建設や更新等のための財源と支出)

 収入額23億1,400万円に対し、支出額46億2,680万円となり、収支不足額23億1,280万円を内部留保資金で補てんしました。

 今後も一般会計からの補助が必要となる状況が続くため、経営戦略の策定などで、経営安定化を図ることにより、施設の老朽化・耐震対策・浸水被害軽減に向けた総合的な雨水対策などの事業を推進していきます。問合先、下水道総務課 電話620-1665

【収益的収支】

収入計 7,065,000,000円

下水道等使用料 3,430,000,000円
長期前受金戻入 1,703,000,000円
他会計負担金 1,509,000,000円
他会計補助金 295,000,000円
その他 128,000,000円

支出計 6,090,000,000円

減価償却費 3,048,000,000円
流域下水道管理費 1,377,000,000円
企業債等利息 965,000,000円
人件費 138,000,000円
その他 562,000,000円
純利益 975,000,000円

【資本的収支】

収入計 2,314,000,000円

補てん財源 2,313,000,000円
企業債 1,048,000,000円
国庫補助金 547,000,000円
他会計補助金 359,000,000円
他会計負担金 344,000,000円
その他 16,000,000円

支出計 4,627,000,000円

建設改良費 1,505,000,000円
企業債償還金 3,122,000,000円

水道事業会計決算

収益的収支
(水をつくり、家庭に水を届けるための財源と経費)

 収入額53億2,321万円に対し、支出額46億7,872万円となり、6億4,449万円の黒字決算(長期前受金戻入を含む)になりました。なお、長期前受金戻入相当額6億3,835万円を利益処分し、資本金に組み入れました。

資本的収支
(水道施設の建設や更新等のための財源と支出)

 収入額11億9,246万円(今年度へ繰り越す支出の財源に充当する額2億1,941万円(※)を含む)に対し、支出額24億5,912万円となり、収支不足額14億8,607万円を内部留保資金で補てんしました。

 節水意識の向上や節水機器の普及等による水需要の減少により、今後事業収益の大幅な増加が見込めない中、将来的な水の安定供給を確保するために、市水道事業ビジョンの改定や経営戦略の策定し、より一層効率的な水道事業運営に努めていきます。問合先、水道部総務課 電話620-1690

【収益的収支】

収入計 5,323,000,000円

給水収益 4,264,000,000円
長期前受金戻入 638,000,000円
分担金 239,000,000円
その他 182,000,000円

支出計 4,679,000,000円

受水費 1,952,000,000円
減価償却費 1,500,000,000円
人件費 440,000,000円
その他 787,000,000円
純利益 644,000,000円

【資本的収支】

収入計 1,192,000,000円

補てん財源 1,486,000,000円
工事負担金(※を含む) 880,000,000円
固定資産償還金 300,000,000円
その他 12,000,000円

支出計 2,459,000,000円

建設改良費 1,933,000,000円
企業債償還金 526,000,000円

トピックス3
来年4月から福祉医療費助成制度が変わります

 府福祉医療費助成制度の再構築に伴い、各医療証の取扱いを以下のとおり変更します。なお、こども医療費助成制度の拡充については、広報いばらき12月号に掲載予定です。問合先、障害者医療・重度障害者医療=障害福祉課 電話620-1636、老人医療=保険年金課 電話620-1630、こども医療・ひとり親家庭医療=こども政策課 電話620-1625

変更内容

【対象】

精神障害者保健福祉手帳1級、難病(重度)(※)は重度障害者医療の新規対象。老人医療は廃止。老人医療の身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、療育手帳B1かつ身体障害者手帳、難病(重度)、精神障害者保健福祉手帳1級は、重度障害者医療(現障害者医療)へ移行。老人医療の(1)難病(重度以外)、結核、精神通院医療、(2)精神障害者保健福祉手帳2級、身体障害者手帳3・4級(一部)、障害年金1・2級は、2021年3月31日までは制度対象((2) 2021年3月31日時点で65歳に達していない人は、65歳に達する日の前日までは制度対象)。老人医療のひとり親家庭はひとり親家庭医療へ移行。裁判所からDV保護命令が出された人もひとり親家庭医療の対象に。

※指定難病(特定疾患)受給者証所持者で障害年金(または特別児童扶養手当)1級該当者

【自己負担額(医療機関窓口等で支払う金額)】

下記参照。なお、重度障害者医療・老人医療の1日あたりの負担上限額(1医療機関あたり500円)、こども医療・ひとり親家庭医療は変更なし。

重度障害者医療・老人医療の自己負担額

※各項目、項目、現行、変更後の順で

月額上限額
月2,500円
月3,000円

回数制限
月2日
制限なし

調剤薬局での負担上限額
負担なし
日500円

【助成範囲】

訪問看護ステーションによる訪問看護療養費等(健康保険給付分)を追加。精神病床への入院は助成対象外(現在対象者は2021年3月31日までは助成)。

【手続きについて】

来年3月31日まで有効の医療証を持っている人で、来年4月1日以降、引き続き受給資格のある人に、3月中に新しい医療証を郵送予定(手続き不要)。新たに受給資格を有する人は、別途窓口での申請要(申請時期・方法は、別途広報誌や市ホームページ等でお知らせ)。障害者医療証を持ち、こども医療やひとり親家庭医療の対象となりうる人は、申請により、こども医療やひとり親家庭医療に変更可(対象者には別途手続きを案内)。その他、申請手続きが必要となる人に、別途手続きを案内。

トピックス4
来年度小・中学校・高等学校入学前に準備金を支給

 来年度小・中学校就学予定者、高等学校等入学予定者から、これまで7月に支給していた就学援助制度の新入学学用品費、市奨学金制度の奨学金を入学準備(支度)金として3月支給に変更します。問合先、学務課 電話620-1684

入学準備金

対象、次の両方を満たす人、(1)来年2月1日時点で、市立小学校就学予定者(以下新小1)、または市立小学校6年生(以下新中1)の保護者、(2)昨年の世帯あたりの所得が所得基準額(下記参照)以下の人、または家計の急変など特別な事情があり、市教育委員会が認めた人、費用・報酬など、新小1=1人につき40,600円、新中1=1人につき47,400円、備考、来年3月下旬ごろ支給、現在就学援助支給決定者(新中1)は再度申請不要、申込、11月1日~来年1月31日(申込は2月末まで、ただし支給は4月以降)、新小1=申請書(就学時健康診断の案内に同封、市ホームページからダウンロード可)を郵送または直接、〒567-8505同課窓口、または兄姉が通学中の市立小学校、新中1=申請書(通学中の市立小学校で配付)を、通学中の市立小学校

就学援助費の所得基準額

※各項目、世帯の人数、借家世帯、持家世帯の順で

2人
2,130,400円
1,951,000円

3人
2,597,200円
2,417,800円

4人
3,227,500円
3,048,100円

5人
3,549,700円
3,370,300円

6人以上
1人増すごとに5人世帯の金額に455,400円を加算

入学支度金

対象、次の全てを満たす人、(1)来年2月1日時点で本人と保護者が本市に居住し住民基本台帳に記載している、(2)高等学校等に入学予定、(3)市民税非課税世帯(生活保護世帯除く)、または家計の急変など特別な事情があり市教育委員会が認めた人、費用・報酬など、第1子=130,000円、第2子以降=140,000円(平成7年4月2日~平成15年4月1日生まれの兄弟姉妹が同一世帯にいる場合、第2子として支給。該当者が2人以上の場合、1人は第1子として支給)、備考、来年3月下旬ごろ支給(受付または合格発表が3月以降の場合は4月下旬)、今年度以前に入学した人は以前の奨学金制度を引き継ぐ、申込、来年1月4日~3月31日に、申請書(同課で配付、市ホームページからダウンロード可)、合格通知書の写し(合格発表が3月以降の場合は入学後に在学証明書等を提出する場合あり)を同課

トピックス5
虐待・暴力のない社会を!

11月は児童虐待防止推進月間

 虐待かな…?と思ったら、ためらわず連絡してください。間違っていても大丈夫です。連絡した人の秘密は守られます。あなたが連絡することで子どもの命も保護者も救われます。問合先、子育て支援総合センター 電話624-9301

※各項目、相談・通告先、ときの順で

児童相談所全国共通ダイヤル 電話189(一部IP電話不可)
終日

子育て支援総合センター(こども相談室) 電話624-8951
平日(祝日、年末年始を除く)午前9時~午後5時

児童虐待110番(府吹田子ども家庭センター) 電話06-6389-2099
平日(祝日、年末年始を除く)午前9時~午後5時45分

府夜間休日虐待通告専用電話 電話295-8737
月~金曜日、午後5時45分~翌日午前9時 土曜日・日曜日、祝日、年末年始=終日

子どもの虐待ホットライン 電話06-6762-0088
平日、午前11時~午後5時(祝日、年末年始を除く)

11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」

 暴力は、その対象の性別や加害者・被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。特に配偶者等からの暴力、性犯罪等、女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害し、大きな社会問題となっています。女性に対する暴力をなくすため、皆さんのご理解とご協力をお願いします。問合先、人権・男女共生課 電話620-1640

女性の人権ホットライン強化週間

 全国一斉相談日を設置し、専門の相談員(法務局職員、人権擁護委員)が相談を受け付けます。相談は無料で、秘密は厳守します。1人で悩まずに気軽にお電話ください。

とき、11月13日(月曜日)~17日(金曜日)、午前8時30分~午後7時、18日(土曜日)・19日(日曜日)、午前10時~午後5時、内容、夫・パートナーからの暴力、職場等におけるセクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など女性をめぐるさまざまな人権問題、ホットライン 電話0570-070-810、問合先、大阪法務局人権擁護部 電話06-6942-9496

 市では、虐待とその通告に対する理解を深め、虐待の早期発見・早期対応を図り、深刻化を防ぐため各種キャンペーン等を実施します。問合先、(1)(3)子育て支援総合センター 電話624-9301、(2)(4)人権・男女共生課 電話620-1640

【(1)オレンジリボンキャンペーン】

とき、11月30日(木曜日)まで、ところ、市役所本館・南館、合同庁舎、中央図書館、ローズWAM、内容、児童虐待の根絶を願い、各施設のツリーをオレンジリボン(児童虐待防止のシンボル)で飾る

【(2)児童・女性・障害者・高齢者虐待防止街頭啓発キャンペーン】

とき、11月7日(火曜日)、午後5時45分から、ところ、阪急茨木市駅前・JR茨木駅前

【(3)児童虐待防止街頭啓発キャンペーン】

とき・ところ、茨木阪急本通商店街=11月10日(金曜日)、イオンモール茨木ジョイプラザ=11月15日(水曜日)、午前11時~正午

【(4)「ウィズユー・クローバー」ピンバッジを販売】

DV防止のシンボルであるパープルリボンと児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンを組み合わせ、市オリジナルのDV・児童虐待防止シンボルデザイン「ウィズユー・クローバー」ピンバッジを1個300円で、同課とローズWAMで販売しています。ぜひ、啓発にご活用ください。なお、収益金は、市のDV・児童虐待防止のための取組みに活用されます。

トピックス6
茨木松ヶ本線南側歩道の一部を供用開始

 茨木松ヶ本線の東階段室(立命館大学側)から西階段室(イオンモール茨木側)までの区間が、11月15日、午前10時から通行可能になります。自転車は、必ず降りて通行してください。車道も含めたその他の区間については、来年3月末に供用開始予定です。問合先、道路交通課 電話620-1651

トピックス7
市制施行70周年記念オリジナル年賀ハガキを販売

とき、11月8日(水曜日)から、午前10時~午後4時、ところ、市役所本館1階東玄関受付前、定員、50,000枚、内容、日本人初のノーベル文学賞受賞作家で本市名誉市民の川端康成とブランドメッセージ・ロゴをあしらったお年玉付き年賀ハガキ(インクジェット紙)、費用・報酬など、1枚52円、問合先、まち魅力発信課 電話620-1602