広報いばらき

特集2 当初予算発表記者会見

問合先 財政課 電話620-1612

 ただいまから、茨木市の平成29年度予算について、記者会見を行います。私たち、市の財政情報発信キャラクター「いばら騎士」が説明いたします。

パネル1 平成29年度予算額

(※各項目、区分、平成29年度予算額、昨年度との比較 増減額、増減率の順で)

一般会計(昨年6月補正後予算額との比較)
888億8,000万円
11億5,682万円
1.3%

特別会計
617億2,368万円
16億6,592万円
2.8%

特別会計 財産区会計
51億5,513万円
マイナス9,500万円
マイナス1.8%

特別会計 国民健康保険事業会計(昨年6月補正後予算額との比較)
346億5,933万円
2億904万円
0.6%

特別会計 後期高齢者医療事業会計(昨年6月補正後予算額との比較)
36億6,623万円
2億7,238万円
8.0%

特別会計 介護保険事業会計(昨年6月補正後予算額との比較)
182億4,299万円
12億7,950万円
7.5%

下水道等事業会計
118億7,578万円
2億3,882万円
2.1%

水道事業会計
91億7,808万円
5億9,663万円
7.0%

総計
1,716億5,754万円
36億5,819万円
2.2%

レッド みんなが「住んでよかった」と思えるようなまちづくりを進めるために充実した予算になっています。

新聞記者 なるほど!

グリーン 予算は、みんなが納める税金などの収入と、福祉や教育など市民サービスに必要な経費の使い道(支出)について見積もったものだよ。詳細はレッドから説明するね。

レッド 茨木の確かな未来がイメージできるよう、財政の健全性を確保しながら、「今」必要なサービスの充実と「将来」の魅力ある快適なまちづくりをめざして予算を組んでいます。予算額は上記パネル1のとおりです。

新聞記者 今年度の一般会計予算の主な使い道はどうなっているんですか。

ブルー それはうちが説明するで。下記パネル2の市民1人あたりの使い道を見て。福祉・子育て支援等の充実の予算が多くなってるんやで。

レッド 中でも、待機児童対策などの予算が多くなっていて、他にも高齢者福祉や障害者支援など幅広く福祉の分野に使われています。

パネル2 予算の使い道

一般会計予算を市民1人あたりに換算(約31万円)した場合の内訳

1位 福祉・子育て支援等の充実 158,200円
2位 教育の推進文化の振興 35,600円
3位 道路・公園等の整備 30,400円
4位 環境・保健衛生の向上 25,100円
5位 市債(借金)の返済 17,400円(借換債除く)
6位 消防・救急業務 9,000円
7位 農林・商工業の振興 5,600円
番外 その他(防災・防犯対策等) 32,700円
人口280,488人(1月末時点)で計算

ブルー 教育の推進にもたくさんお金が使われてるねん。小学生・中学生の学習をサポートする人を配置するなど子どもの学力向上のために力を入れてるんやで。

パネル3 一般会計予算の内訳

総額888億8,000万円

歳入

(1)市税 51.6%
(2)国庫・府支出金 27.0%
(3)譲与税・交付金 7.0% 
(4)市債(借金) 6.3%
(5)地方交付税 1.5%
(6)その他 6.6%

歳出

(1)福祉・子育て支援等の充実 49.9%
(2)教育の推進・文化の振興 11.2%
(3)道路・公園等の整備 9.6%
(4)環境・保健衛生の向上 7.9%
(5)市債(借金)の返済 6.4%
(6)消防・救急業務 2.9%
(7)農林・商工業の振興 1.8%
(8)その他 10.3%

オレンジ 市の収入(歳入)と市の支出(歳出)についての内訳が書いてあるぞ!

スクリーン 決算額の推移

税等一般財源

平成25年度 512億円
平成26年度 516億円
平成27年度 537億円
平成28年度(見込) 530億円
平成29年度(予算) 535億円

社会福祉経費

平成25年度 292億円
平成26年度 309億円
平成27年度 324億円
平成28年度(見込) 337億円
平成29年度(予算) 354億円

市債(借金)残高 赤字補てん債(臨時財政対策債等)

(※各項目、年度、建設債、赤字補てん債(臨時財政対策債等)、合計の順で)

平成25年度
252億円
313億円
565億円

平成26年度
270億円
318億円
588億円

平成27年度
267億円
321億円
588億円

平成28年度(見込)
274億円
320億円
594億円

平成29年度(予算)
286億円
313億円
599億円

レッド 一般家庭で給料にあたる一般財源の伸び以上に、社会福祉経費などの出費は毎年増加しています。市債(借金)の残高も増える見込みになっています。

新聞記者 一般会計予算の内訳について教えてください。

レッド 上記パネル3を見てください。福祉・子育て支援等の充実以外の事業にも幅広く予算が配分されています。

オレンジ どんどん予算を増やして市民のためにサービスを充実させるのだ!

新聞記者 しかし、財政状況は厳しいのではないですか。

ブルー そうやねん。「決算額の推移」を見て。社会福祉経費も市債(借金)も増えてんねん。

レッド 一般財源(収入)の伸び以上に、高齢化の進展などによって社会福祉経費も増えています。でも、市民の皆さんの暮らしを支えるため、市では「やりくり」に努めているんです。

グリーン ビルド&スクラップのことね!

レッド そのとおり。限りある財源の中で新しい事業を進めるには、一方で何かを見直さないといけない。例えば、既存制度のあり方を検討したり、広告事業の推進など新たな財源の確保に努めたりするんです。

レッド、グリーン、オレンジ、ブルー 厳しい状況は続くけど、確かな未来の実現のため、ビルド&スクラップを実践して、「次なる茨木へ。」向かっていきます!

レッド 身近な暮らしで何が変わるのかは、「施政方針」をご覧ください。それでは記者会見を終わります。ありがとうございました。

新聞記者 急いで記事にするぞ!