平成28年度施政方針説明
6月市議会で福岡市長が、市政運営に対する基本姿勢や今年度の重要施策、予算編成の基本方針を説明しました。その一部を紹介します。問合先、政策企画課 電話620-1605
茨木市長 福岡 洋一
日本は、経済成長が成熟する一方で、世界に例がないほど、急速な人口減少社会に突入しています。対策として、日本全体の活力を上げるべく、全国各地で地方創生の取組みが進められており、各自治体が日夜知恵を絞った競争を繰り広げております。
地方創生を戦略的に進めるためには、今、日本や本市が置かれている現実や予測を、直視しなければなりません。
特に、情報化社会の進展に従い、多様化する市民の皆様一人ひとりの生活スタイルに目を向け、それぞれの幸せのあり方を想像しながら、多様な人的ネットワークを介して、新たな価値の発見・創造を通じた「まちづくり」が求められていると考えています。
さまざまな価値観を持つ人々が暮らす社会において、全ての市民の皆様を対象とした、施策や事業を展開するということは、非常に困難なことであります。だからこそ、できる限り多くの方と対話・議論することで、一人ひとりの価値観に寄り添った、多様なサービスの提供に努め、信頼関係を構築するとともに、市民の皆様が真に幸せを感じられる政策の推進に挑戦してまいります。
また、人がそうであるように、人々が暮らす「まち」も、そのあり方が問われており、本市が実践する「まちづくり」についても、本市の将来をしっかりと見据えながら、新たなサービスを実施するためには、既存のサービスを見直すことも必要です。持続可能で確かな未来の実現のための厳しい取組みについても、対話と議論を重視した、公平・公正な市政運営を基本に実践してまいります。
その実践として、6本柱の政策に沿って、このまちに確かな未来を築くべく、全力で市政運営に取り組んでまいります。
市長が示す6本柱の政策の主な事業は、広報いばらき8月号で紹介します。