広報いばらき

消費生活だより

費用の記載がない場合は参加無料。定員・申込などの記載がない場合は事前申込不要または当日直接会場へ。

問合先、消費生活センター 電話624-1999、午前9時〜午後4時30分

インターネットに関わるトラブル増加!

 昨年度、消費生活センターに寄せられた相談件数は2,414件で前年度とほぼ同件数でした。そんな中、不当・架空請求は138件増加し、488件(全件数の20%)になっています。不当・架空請求の多くはインターネットサイトの利用に関するものです。身に覚えのない請求は無視してください。また注文した商品が届かないなど、ネット通販の被害も増加しています。申し込む前には業者情報(住所、責任者、電話番号等の連絡先)や返品特約をしっかり確認しましょう。

複雑なインターネットの契約に注意

こんな相談が寄せられています

(1)無料の商品だと思ったら…

 スマートフォンの機種変更のとき、無線LANのルーターとタブレットをプレゼントすると言われ契約した。後日、本体は無料だが通信料が有料の契約だったと分かった。

(2)安い商品を購入したつもりが…

 広告にタブレットが安く出ていた。契約内容の説明を受け、よく分からなかったがそのまま申し込んだ。実は高額な通信料がかかる契約だった。

(3)プロバイダー料が安くなるはずが…

 料金が安くなるのでプロバイダーを変えないかと電話で勧誘された。業者の指示に従い変更作業をしたが、明細を見ると以前より高額で、解約には解約料がかかると言われた。

 インターネットの契約は複雑です。パソコンやスマートフォンの購入とは別にプロバイダー契約や通信契約が必要で、「安い」と言われ安易に契約すると高額な通信料や解約料を支払わなければならないことがあります。内容が分かる書面を要求し、検討を重ねて慎重に契約しましょう。