広報いばらき

消費生活だより

費用の記載がない場合は参加無料。定員・申込などの記載がない場合は事前申込不要または当日直接会場へ。

消費生活だより

問合先、消費生活センター 電話624-1999、午前9時〜午後4時30分

相談は増加傾向!!

特に高齢者は注意が必要です

 昨年度に消費生活センターに寄せられた相談は2,440件で、平成24年度に比べると約350件増加しています。中でも、高齢者の被害が特に増えています。

 相談を内容別にみると、件数が多かったのは今年も不当・架空請求でした。パソコンや携帯電話に送り付けられる「コンテンツ料金が未納になっている。連絡なき場合は身辺調査をして法的手続きをとる」といったメールなどによる被害です。メールに心当たりが無ければ無視してください。

高齢者の被害対策

 自宅にいる時間が長い高齢者を狙った勧誘は電話勧誘と自宅への訪問です。

(1)勧誘電話を絶つ〜通話録音装置〜

「通話を録音します」と発信者に音声で事前警告する装置を固定電話に付けることで、悪質な電話勧誘を大幅に減少させられたことが消費者庁の調査で分かりました。悪質業者は録音されることを嫌います。

 また、電話会社でも迷惑電話お断りサービスを行っています。検討してみてください。

(2)訪問販売対策〜訪問販売お断りシール〜

 市では、訪問販売お断りシールを作っています。シールを貼っていると、訪問販売を断りやすくなったという声も寄せられています。地域でまとまって貼るとより効果的です。

(3)見守りのために〜出前講座〜

 高齢者トラブルの場合、周囲の身近な人からの相談で発覚することが多くなっています。被害対策は、最新の手口を知る事から始まります。消費生活センターでは、相談員が地域に出向いて最新事例と対処方法を紹介します。見守りの人たちにも役に立つ出前講座をご利用ください。