消費生活だより
費用の記載がない場合は参加無料。定員・申込などの記載がない場合は事前申込不要または当日直接会場へ。
消費生活だより
問合先、消費生活センター 電話624-1999、午前9時〜午後4時30分
親の無関心が子どもの被害を増大させる!
子どもをネットの危険から守るために子どもと話し合いながら
「ルール」を決めて、使い方を見守りましょう
インターネットの普及にともない、あらゆる場面でネットを利用する子どもたちが増えています。子どもたちが遊ぶ携帯用ゲーム機の多くがWi-Fi対応で、それらやケータイなどを利用して子どもたちはネットに接続しています。危険性を意識しないまま、それらを利用しているのです。
子どものネット利用によるさまざまなトラブル
ケース(1)
子どもが食事中でもケータイを放さなかったり、隠れて使うようになった。ネットいじめにあっているのでは?と不安。
学校に相談
ケース(2)
子どもが、親の知らない間に、ネットで知り合った人に会いに行き、ホテルに連れ込まれ性犯罪のターゲットになった。
警察に相談
ケース(3)
小学生の息子が、オンラインゲームで親に黙ってクレジットカードを使用し、クレジット会社から高額な請求があった。
消費生活センターに相談
知っておいてほしい!!大人とは違う子どもとネットの関係
子どもは直接意見をぶつけ合うことをせず、ネットを介してデリケートな友人関係をつないでいます。身近にいる親や兄弟などが自分の話に無関心な場合、家族よりもネットで優しい言葉をかけてくれる人に特別な親近感を持つ傾向があります。
子どもがトラブルにあわないために
子どもがトラブルにあわないよう、正しいネットの利用方法を身につけさせるための「ルール」を決めて守らせましょう。その際、親が一方的に決めたルールでは効果が期待できません。親子で納得いくまで話し合って、子どもが同意したうえでルールを決めることが大切です。また、ルールが守られなかった時のことも決めておきましょう。
さらに、24時間見守りをサポートしてくれるフィルタリングなどの親が設定できる制限機能を活用するのも効果的です。子どもとコミュニケーションしながら、ネットの使い方を見守りましょう。
押さえておきたい基本的なルール(例)
- ネット
- 1日△時間以上は使わない。
- 夜10時以降は使わない。
- 学校にはケータイを持っていかない。
- フィルタリング機能は解除しない。
- メール
- 迷惑メールやチェーンメールは無視する。
- 身に覚えのない請求があれば、親に相談する。
もし、トラブルにあってしまったら…
(1)子どもの話を冷静に聞く、(2)トラブルの証拠を保存する(メールはそのまま保存。サイトのホームページは画面をコピーしておく)、(3)警察や消費生活センターに相談する