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全国中学校水泳競技大会 200メートル個人メドレー7位

上田吏騎さん(14)(奈良町)

 今回紹介するのは上田吏騎さん。得意な種目はバタフライ。見る者を圧倒するダイナミックな泳ぎを武器に、世界の舞台で活躍することを夢見る14歳のスイマーです。

世界で活躍できる選手になりたい

 「世界で活躍できる選手になりたい!」力強く目標を語る少年は養精中学校3年生の上田吏騎さん。8月に行われた全国中学校水泳競技大会200メートル個人メドレーで見事7位入賞、ジュニアオリンピックでは同競技で6位入賞を果たしました。

 3歳で水泳を始めた上田さん。最初は遊び程度に泳いでいましたが、小学生になり真剣に練習を始めると、めきめきと頭角を現し、全国大会へ出場するほどの選手に成長しました。

 しかし、そんな上田さんにもスランプに苦しんだ時期がありました。中学生になった頃からタイムが伸びず苦しみ、水泳をやめようと思ったこともあったそうです。そんな時、泳ぎ方だけではなく、考え方や生活態度など日常的な面を色々と見直したところ、スランプを脱し、タイムが伸びるようになったそうです。「全国大会に出場して速い選手と泳ぐことも勉強になるけど、誰でも出場できる市民大会でお年寄りの人たちが自分のペースで頑張っている姿を見るのも勉強になる。自分が成長するきっかけは色々なところにあります」と語る上田さん。プールから、泳ぎ以外にもさまざまなことを吸収しながら、目標に向かってさらなる成長を続けます。