いばらき市議会だより

各会派新年の抱負

大阪維新の会

大野 幾子、塚 理、長谷川 浩、萩原 佳、岩本 守

 新年あけましておめでとうございます。新しき年、皆様のご要望に、より一層お応えできるようさらに精励してまいります。本年もご厚誼のほどお願い申し上げます。

 昨年4月の統一地方選挙では、大阪府知事選挙、大阪市長選挙、大阪府議会議員選挙におきまして、私たち大阪維新の会公認の候補者が圧倒的なご支持をいただき、当選を果たしました。本市におきましても、市民の皆さまの期待に応えるべく、市政の発展に取り組んでまいります。

 さて、一昨年、震災や台風等の自然災害が本市を襲いました。そして昨年は関東を中心に自然災害による甚大な被害が発生しました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 このように、豪雨や地震などの自然災害が多発する「災害大国日本」という現実に対して、自治体としての危機管理の重要性が浮き彫りになっています。本市としても、安心・安全な暮らしを守るうえで、積極的にさまざまな施策に取り組まなければなりません。

 また、まちづくりにおいては、JR茨木駅、阪急茨木市駅の周辺整備、中心市街地における交通渋滞、新しい芸術文化施設の建設など、スピード感を持って取り組まなければなりません。他にも、追手門学院総持寺キャンパス開学によって環境が一変したJR総持寺駅周辺のまちづくり、安威川ダム周辺地域の整備、彩都東部地域のまちづくりなど、さまざまな課題に対して、多くの具体的な提案をしてまいりました。

 少子高齢化が進む現実のもと、茨木市の財政も歳出の約半分を占める民生費(子ども、高齢者、障がい者に対する福祉サービス経費など)が年々増加しています。生活に密着する民生費や次代を担う子どもたちの教育費などは減らすことはできません。教育という観点から私たちが推進してきました全員喫食の中学校給食も今年は具体的な施策が進められます。新しい施策を実行するには、費用がかかるのは当然ですが、限られた財源の中で、税金の無駄遣いを見逃すことなく、本市にとって本当に必要なことは何なのかをしっかり見極め、チェックしてまいります。

 これからも、住んでよかった、住み続けたいまち、茨木市をめざして、精力的に活動してまいります。皆様のより一層のご指導とご鞭撻をお願い申し上げますとともに、今年一年が皆様にとって、素晴らしい年となりますことをご祈念申し上げます。

自由民主党・絆

福丸 孝之、下野 巖、上田 光夫、上田 嘉夫

 新年あけましておめでとうございます。昨年10月22日には天皇陛下の御即位を広く披露するための「即位の礼」が行われ、本年、令和になって最初の新年を迎えました。文字通り新しい時代の幕開けです。令和の御代がスタートしたことを寿ぎながらも、茨木市から地域の繁栄と平和の実現に貢献していく所存でございます。

 さて、我が会派は本年4月に予定されている茨木市長選挙とあわせて、令和3年1月に予定されている市議会議員選挙を同時に行うダブル選挙を実現すべく取り組んでまいりました。平成24年の市長選挙実施の際、そして前回の平成28年の市長選挙の際も、議論を進めるべく投げかけてきたところです。また、具体的には、議会改革の検討項目として、議会に提案してきたところです。

 このように、我が会派が8年越しでダブル選挙実現を目指す理由は、大きく二つあります。一つは、経費の削減です。二つの選挙を一つにまとめることで、事務経費が約4500万円削減されると言われています。もう一つは、投票率の向上です。過去3回の茨木市長選挙の投票率は、無投票(平成20年)、36.45%(24年)、34.12%(28年)であり、また過去3回の市議会議員選挙の投票率は、45.23%(平成21年)、41.79%(25年)、39.98%(29年)となっています。この結果を見ると、市長選挙の投票率が市議選より約5ポイント低いことが分かります。同日選挙を実施することで、市長選挙の投票率向上が期待されるのです。

 また、全国においても市長選と市議選を同日にする取り組みが実施されていると聞いています。茨木市でも本格的に検討を始める必要があると考えます。

 その他、中心市街地の活性化、医療、福祉、介護の効果的な取り組み、中学校給食の実現等、10年後、20年後を視野に入れた持続可能な「次なる茨木」を実現すべく活動してまいります。

 今年一年が皆様にとって健やかな一年となりますことをご祈念申し上げます。

日本共産党

朝田 充、大嶺 さやか、畑中 剛

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年の統一地方選挙と参議院選挙では日本共産党の議席の前進はかないませんでしたが、市民と野党の共闘が大きく前進しました。日本共産党は、引き続き国政でも地方政治でも住民の声を無視した暴走政治とは正面から対決し、具体的対案を示し、共闘・共同をつくりあげていくと同時に、選挙での共闘・共同勢力と日本共産党が共に前進をかち取る知恵と力をつけていく決意です。

 また昨年は、東日本を中心に広域的な豪雨災害が発生しました。特に台風19号では、71河川で140か所の堤防が決壊し、これまでの「ダム優先」の治水対策を「耐越水堤防」の採用など「堤防の強化優先」に転換させる必要があることが明らかになったのではないでしょうか。日本共産党は国・府・市において河川改修予算を増額して、こうした河川流域全体の総合的な治水対策を主張するとともに、被災者支援としても重要な「消費税の5%への減税」、「国保料・介護保険料など社会保障負担の軽減」、「一部損壊住宅復旧支援施策の拡充」などの実現をと訴えています。「次なる茨木」は大型プロジェクト偏重より「安心・安全」のまちづくり優先で活気のある茨木へ。今年も全力を挙げて頑張ります。どうかよろしくお願い申し上げます。

いばらき未来の会

安孫子浩子、稲葉 通宣、友次 通憲

 皆様が2020年を新しいお気持ちで迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。

 昨年はラグビーW杯でベスト8、野球のプレミア12での優勝、ボクシングのWBSSでは井上尚弥選手が日本人として初めて制するなど日本勢の躍進が続き、東京オリンピックを迎えるにあたり大いに勇気をいただきました。

 また、茨木市では懸案であった旧市民会館の解体工事が行われ、跡地利用計画や新たな市民会館のコンセプトが決定するなど、「次なる茨木」に向かって大きく前進しています。

 その一方で、大阪北部地震や台風の教訓を忘れることなく、被災者の支援や減災・防災への取り組み、災害に強いまちづくりをさらに推進してまいります。

 私たち「いばらき未来の会」は、待機児童解消に向けて「駅前送迎保育ステーションの創設」、「まちづくり会社との連携による両駅前整備の早期推進」、「新たな地域内交通(コミュニティバス等)の実現」、「政務活動費の改革(実費支給等)の実施」に力を入れて活動していく所存です。また、茨木市が進める「次なる茨木」の各施策をしっかりチェックし、市民の皆様が安心して住み続けたいと思える茨木のまちづくりに、引き続き取り組んでまいりますので、より一層のご指導を賜りますようお願いいたします。

 結びになりますが、本年が皆様にとって素晴らしい1年になりますように、心より祈念いたしております。

公明党

大村 卓司、青木 順子、松本 泰典、河本 光宏、篠原 一代
坂口 康博

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は公明党議員団に対し、温かいご支援を賜り誠に有り難うございました。

 昨年は新天皇の即位による令和の年が幕開けし、ラグビー日本代表を初めとする各界の皆様の大活躍等に日本中が歓喜した年でありました。しかし、一方で、超大型台風等による大きな風水害が相次ぎ、全国各地に深い爪痕を残しました。本市においても、一昨年の大阪府北部地震と台風21号による被害から、今なお、元の生活に戻れていない方々がおられます。改めまして、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 近年、頻発する豪雨災害など、あらゆる災害リスクを想定して防災・減災対策を講じていく必要があります。公明党議員団はこれまで災害に強いまちづくりをめざし、避難所となる学校施設等の耐震化、避難設備や備蓄品の充実等、推進を図ってまいりましたが、避難所となる体育館の暑さ対策も喫緊の課題と捉え、エアコン設置を推進してまいります。また、治水対策としては早期の安威川ダム完成を目指すとともに、堤防の強化や河川の浚渫などの河川整備や管理等、府と連携しながら強化を図ってまいります。

 さて、北部においては、民間活力を生かした安威川ダムの周辺整備が本格的に動いてまいりますが、北部全体の魅力発信基地として推進していくとともに、山と市街地を繋ぐ緑の形成にも取り組んでまいります。

 さらに、市民の皆様から待望久しい市民会館跡地エリアの整備についても、本年1月に受託候補者が選定され、いよいよ施設整備が始動します。市民会館跡地エリアを中心として、JRと阪急の両駅にまたがる人の回遊や交流、活動が生まれるようなまちづくりを推進してまいります。

 また、昨年10月から公明党が長年推進してきた幼児教育の無償化(特に3歳から5歳の全児童が対象)が始まりました。子どもの貧困や児童虐待問題等が浮き彫りになる中、未来を担う子どもたちへの質の高い幼児教育の提供や、社会全体で子どもを育てていく仕組みづくりに今後も全力で取り組んでまいります。

 さて、茨木市議会においては、現在、平成25年施行の「茨木市議会基本条例」の検証が行われています。また、昨年9月議会において、市民の皆様に信頼される議員のあり方を明確にするため、議員発の「茨木市議会議員政治倫理条例」を制定いたしました。公明党は更なる議会改革をめざし、政策立案など議会の機能強化を図るとともに、これまで以上に市民の皆様の代表としての責務を果たしてまいる所存です。

 今夏には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、「オリンピック聖火リレー」が本市にもやってまいります。平和や希望の象徴とされる聖火の炎にワクワクする気持ちのように、市民の皆様と共に本市のポテンシャルを掘り起こし、ワクワクできる魅力ある茨木のまちづくりに全力を尽くしてまいります。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

会派に所属しない議員

桂 睦子

 あけましておめでとうございます。

 本年は、早々に市民会館跡地エリアのプレゼンテーションが行われ、未来へ続く茨木の姿が見えてきます。

 「次なる茨木」は、一人ひとりの声と行動から始まります。すべての市民が、年齢や性別、人種に関わらず、尊厳を持ち、安心して暮らせるために、地域を歩き、議会のみんなと議論を重ね、今年も行政のチェックと議会改革、政策提案を進めてまいります。

小林 美智子

 新春のお慶びを申し上げます。

 「一人ひとりの声から課題を考え、議論を尽くし、多様な意見から最善の政策選択をすること」が28人の議員で構成する茨木市議会の役割です。市民会館跡地エリア整備の事業者選定や、防災関連計画見直しなど、「次なる茨木」を作るための一歩を踏み出す重要な年だからこそ、議会の役割を改めて胸に刻み、安心して充実した暮らしが営める茨木となるために努力を続けます。

米川 勝利

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は中心市街地活性化、駅前の公園と噴水のリノベーション、公共空間活用、公(官)民連携の事業推進に重点を置いて調査や議会質問をしました。茨木を変化と期待感のあるまちにすべく、本年も政策提案してまいります。

 また、引き続き地震・風水害対策にも取り組み、災害時の民間企業・団体との連携体制を深めるなど、災害に強いまちをめざします。

辰見 登

 新しい年を迎えました。本市には政策課題が山積です。市民病院、大学病院がないため24時間対応の総合病院が必要と長年取り組み、現在、委員会で医師会と多岐にわたる意見交換をし、推し進めております。また、JR茨木駅から阪急茨木市駅間のまちの活性化には、建築制限を見直すことが洗練されたまちづくりの第一歩であると考え、日々取り組んでいるところです。

 本年も皆様のご多幸をお祈りいたします。