いばらき女子防災部からの発信

更新日:2022年04月20日

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  東日本大震災以降、防災・復興の取り組みを進めるにあたっては、男女のニーズの違いに配慮が必要といわれており、平成28年4月に発生しました熊本地震においても避難所での女性に関するさまざまな問題が報道されています。

  本市では「男女共同参画計画」に基づき、防災分野における女性の参画拡大、とりわけ自主防災会への方針決定の場への女性の参加・参画促進を図るため、平成25年度から人権・男女共生課と連携し、女性防災リーダー育成事業を進めているところです。

  そこで、平成28年度から茨木市自主防災組織連絡会に、女性部会としていばらき女子防災部を設置し、女性の視点に配慮した避難所運営や防災対策を検討し、地域防災力の向上が図れるよう体制づくりを進めております。

茨木市の女性防災リーダーの育成に関する取り組みは、下記の資料をご覧ください。

また、平成29年3月6日(月曜日)にNHKおはよう関西で「避難所に必要な女性リーダーの育成を」というタイトルで、特集が放送されました。

災害時のトイレ対策を考える

大規模災害時に断水してトイレが使えなくなった場合、衛生環境の悪化や深刻な健康被害につながるおそれもあることから、いばらき女子防災部の平成29年度の活動では、災害時のトイレ対策について考えることを主題に研修を重ね、災害時に使いやすいトイレのレイアウトを考える、「みんなにやさしいトイレづくり体験」と、クイズ形式でトイレ対策を学ぶ、「防災トイレクイズ」を実施しました。


日時 平成29年11月12日(日曜日) 9時30~11時30分

場所 茨木市立養精中学校
 

  当日は、いばらき女子防災部員が紙芝居などを使って、参加者と一緒に簡易トイレを組み立てたり、クイズを使って楽しく災害用トイレなどを学びました。

みんなにやさしいトイレづくり体験と防災トイレクイズ写真資料


 

みんなにやさしい避難所づくり体験

  いばらき女子防災部の平成28年度の活動では、障害者や高齢者、妊産婦などの災害時に特別な配慮が必要な方々を含むすべての人が過ごしやすい避難所づくりを、女性の視点から考えることを目的に、「みんなにやさしい避難所づくり体験」を実施しました。


日時 平成29年2月23日(木曜日) 10時~15時30分

場所 茨木市立男女共生センターローズWAM
 

  みんなにやさしい避難所づくり体験では、男女共生センターローズWAMのホールや会議室を用いて、妊産婦など女性に配慮したスペースを設けた避難所の設営体験を行うとともに、災害時のトイレ問題に対処するため、小学校の図面を使い、仮設トイレの設置場所を考えるとともに、トイレの使用ルールを参加者で考えるワークショップなどを行いました。

  また、高齢者や子どもがいる家庭向けの防災グッズ等の展示や、長期保存食等の防災食の試食会を行いました。

  詳細な訓練当日の様子は、映像資料をご覧ください。

みんなにやさしい避難所づくり体験の写真資料
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